第5話 苦手な

今回はちょっとアプローチを変えて数ある苦手な「アレ」について思う事を書いてみよう。


螺旋階段


もともと階段は苦手である。

特に降りるのはトラウマがある。

幼稚園児の時。近くの団地に住んでいるお友達の家に遊びに行くのだが、帰るためにその家の扉を開けてすぐにある階段を転げ落ちた。

螺旋階段が苦手なのはやはり降りる時だ。

普通の階段より連続性があるので調子良く駆け降りて何度も目的の階を通り過ぎてしまった事がある。

結局は鈍臭いのだ、私は。




果物の柿が苦手だ。

只々甘いだけにしか思えないのだ。

柔らかい柿は特に許せないし、硬い柿には疑問を感じる。

なんで四角いのだろう?果物は丸っこくあるべきだと思う。

そしてなんで皮も中身も同じ色なんだろう?

バナナもリンゴもパイナップルも皮と中身の色は違うし、柑橘類にだって白い部分がある。

杏みたいに皮と中身の色が一緒なのもあるけど甘酸っぱい。


柿は色々サボってるような気がする。



牡蠣


果物の事もあり「かき」と言う読みには悪いが

こっちも苦手。

見た目はどうって事ないけど匂いが。

子供の時、夕食で鉄板焼きをすると必ず牡蠣が出たのだが、親からは「一個は食べないとテーブルから離れちゃダメ」と言われていたので

いつもいちばん小さいのをフライ返しでペッタンコで真っ黒になるまで焼いて涙目になりながら飲み込んでいた。

仲良くさせて頂いていたご飯屋さんでサービスに殻付きの生牡蠣を頂いた時も、丸呑みしていた。


海のミルクと言われているけれど、見た目から全くミルクは想像できないし。



パクチー


フォーは大好きなのに付き物のパクチーは苦手。とにかく匂いが苦手。

フォーを頂く時はまず最初に頑張ってパクチーだけ素早く食べる。

じゃないとスープに匂いがのり移っちゃう。

でも、パクチーの種であるコリアンダーは好き。カレーを作る時の必需品。



小型犬


ポメラニアン、トイプードル、シーズー、ヨークシャーテリアの類いは苦手。歩いている時にまとわりつかれると何かの拍子に蹴ってしまい、「キャイン!」って悲鳴を上げて飛んで行ってしまいそうで怖い。

やっぱり犬は短毛で胸がガッシリして、ウエストがキュッと締まっていて、寝転がっている時にもたれても大丈夫な感じが良い。

ドーベルマン、グレートデーン、ワイマラナー、

ローデシアン リッジバック、グレイハウンド

これらが理想的。


炭酸飲料


ビール、コーラ、サイダーみたいな炭酸は苦手

泡が口の中で暴れる感じでこっちが慌ただしくなってしまう。

幼稚園児の時に母は「コーラみたいに炭酸のを飲むとアホになるよ」と私に良く言って飲ませてくれなかった。素直に私は「そうか!炭酸のむとアホになるのか!それは困る!」と思って決して飲まなかった。

小学校高学年の時、冷蔵庫にスプライトを発見した時は「⁈」と思ったが、もう炭酸飲料を口に入れるとくすぐったくて我慢できない身体に仕上がっていた。

でも、シャンパンは泡が細やかだから喜んで頂く。

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