「あそこが痛い、ここが調子が悪い」という事ばかり言う人の話は、話半分に聞いておく

 会うたびに「胃が調子悪い」「頭が痛い」といったことばかり言う人がいます。

 真面目に「病院に行きましたか」なんて言っても、「行っても原因不明ということで心因性ですまされちゃうと思いますよ」とか「そのうち行くであろう」などと言いながら全然病院なんか行かず、調子の悪いところが変わっていくだけです。本人は、「毎日体調が悪いのに頑張っている」ということをアピールしたいのでしょう。

 そういう人は、体調が悪いことを言うのが趣味みたいなものなので。真面目に心配したりすると損した気分になります。「いつも調子が悪そうなことを言っているけど、なんで全然病院に行かないんだろう」なんて考えるとイライラしてきます。 

 なので、話半分で適当に聞いておくのが正解です。

 露骨に嫌な顔をしたりすると角が立つので、ある程度はちゃんと聞いているような態度をとった方がいいのですが、100パーセント本気で心配する必要はまったくありません。

 「まあ、あの人はいつも体調が悪いという話をするけど、それを聞くことによって自分が不利益をこうむるわけでもない。それ以外の部分では悪い人ではないのだから、特に『そんなことばかり言うのは止めてください』なんて言うほどのことでもないなあ」と考えておくのが正解です。 

 「いつもお金がないという話をする人」「いつも睡眠時間が少ない話ばかりする人」「いつも子どもがかぜをひいた話ばかり言う人」などにも同じような対応が使えます。  

 「あまり真面目に心配しすぎない」「ある程度は聞き流す」ことがこういった人たちとつき合うコツです。いつも真面目一方がいいわけではありません。

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