言葉による対応
キレそうになった時やイライラしている時にはこんな言葉を心の中で思い浮かべる。ということをあらかじめ決めておくのもいい方法です。
「とっさの言葉」「魔法の言葉」等言い方はいろいろありますが、とにかく、怒ってしまいそうな緊急事態の時にパッと思いつく言葉を決めて、普段から時々確認しておくと、キレるのを防ぐのに役に立ちます。
言葉の例をあげます。
たいしたことじゃない。
今は怒っていられない。
怒っている場合じゃない。
お怒り様の出番じゃない。
後で考えれば、なんでもない。
まあ、後にしよう。
ちょっとだけ困ったの巻。
しょせんすべては小さなこと。
私の心は超合金。
私は大人物。
大丈夫。
まあ、いっか。
等々。
どこかで聞いたことがある言葉が多いかもしれません。「しょせんすべては小さなこと」というのは、一昔前のベストセラー『小さなことにくよくよするな』の副題です。
こうした言葉を自分に対して心の中でつぶやくことで、怒りの勢いを弱め、冷静な時の自分に近づけます。
私は、個人的には、「まあ、いっか」というのが定番で愛用しています。「私は大人物」というのも少しとぼけていていい感じだと思います。それから、「まあ、後にしよう」というのもなかなか実用的でいいと思います。
どの言葉がいいかは、それぞれの好みで、自分の感性にあった、自分に合った覚えやすい言葉を準備しておくことが大切。できれば、なるべく短い言葉がいいと思います。
こういう言葉を選ぶ作業も、自分の感性やものの考え方が確認できていい機会です。
友達と一緒に考えてみるのも面白いかもしれません。
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