小火器と重火器

 いったいどこまでが小火器で、どこからが重火器なんでしょうか。今回はそれについての解説です。


 小火器とは、一般的には地上で活動する歩兵一人でも使用できるものを言います。

 皆さんが想像するのは、大体拳銃やライフル、マシンガンや手榴弾などでしょうか。これらもすべて小火器で当たってます。

 でも、それだけでなく、少々ややこしいのですが、一人でも操作可能なもの、なので、実はRPG-7やFIM-92スティンガーなども小火器に分類されるんです。

 大きな火器なので重火器と思ってしまう人も多いようですが、これでも一応小火器扱いです。


 では重火器とはどんなものなのか、まあ小火器の分類の仕方を考えれば予想はつくかもしれませんが、ようは一人で運用できないレベルの火器の事です。

 砲兵が使う大型の榴弾砲や車両に搭載するようなミサイルとかですね。あくまで小火器と重火器は地上部隊が運用するレベルでの区分けなので、弾道ミサイルとかそういった極端なものはまた別に分類されています。

 迫撃砲なんかも、一応運用にそんなに数いらないので小火器に分類されます。

 

 ただ、威力が大きいもの、それこそRPG-7のようなものも重火器と表現されることもありますし、そもそも現代の兵器がいろいろ進化しすぎて小火器と重火器の線引きも曖昧になってきてますから、そこまで細かく気にする必要もないのかもしれませんね。

 

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