90年代後半から根強いファンのいる、対戦型のロボットアクションゲームがモチーフのSF。バーチャロンやボーダーブレイクといった既存コンテンツの旨味がよく出てるのは、作者さん自身がこのタイプのゲームに造詣が深いからでしょうね。わかってる人が書いてる故か、やや演出や描写が「わかるでしょ?」という感じにも取れますが、書いて読まれてで上達するので心配ないかと。それより、地元ゲーセンに有名ゲーマーな先輩がいて、ゲーム仲間がいて…若い頃を思い出しました。ゲーマー特有のあるある、ロボゲーのあるあるを活かして頑張って欲しい力作です!