極上のワインに捧ぐワルツ 1

 有るところには何でもあって、無いところには何もない。それなら話は簡単でしょう、有るところまで行って欲しいものを手に入れればいい。どれだけ誠実に生きても、膝をついて祈っても、すべての人に幸福が行き渡る世界ではないのだから。




 先の大戦、そして“テーブルクロス引き”と喩えられる自然災害の余波を受け、いまだ世の中は混乱の最中……らしい。

 私はクロス引き後まもなく、医師の家系を継ぐ両親の第二子として生まれた。両親は、私の出生前に起きたふたつの動乱で傷ついた人々――戦闘の末に大怪我をし後遺症を負った退役軍人や、巻き込まれて身体の一部を失った市民など――を主に診察している。生真面目で丁寧な両親の仕事ぶりは評判を呼び、名医と称えられ、夫婦そろって国から勲章を授けられた。


 八つ上の姉はクロス引きまでの動乱の最中で幼少期を過ごし、両親の教育に微塵の反発もせず、立派な女医になった。助けを求める人のためなら時間を惜しまず、最善を尽くす。自分のことは二の次。家族はみんなそういう人だった。もちろん誇らしいし、尊敬はしているけれど……倣おうとは思えないのだ。


 今や父は街いちばんの病院の院長、母と姉もそこで立派すぎるぐらいにつとめを果たしている。私は医療事務とでも言えばいいのだろうか、いや……事務方の中でも下っ端も下っ端、ほぼ雑用係のような仕事をしている。カルテに指一本でも触れたら、お局様に手をはたかれるのだ。はっきり言って仕事はかなりできない。


 私は優秀な姉とくらべものにならず、いつもぼんやりしていた。姉には「私と違って甘やかされて育ったんだわ」と嫌味を言われるし、両親には「お前の好きなように生きればいいけど、もう少ししゃんとしなさい」などと小突かれる。そして、私のこのぼんやりの原因としてあげつらわれるのは、いつだって父方の叔母様だった。


 亡き祖父は従軍医師だったそうだ。彼もまた心身に傷を負った軍人たちを診ており、爵位持ちの高官の診療を受け持った際、当時まだ若く美しい娘だった叔母が彼に見初められたのだ。


 叔母様がお住まいの本邸は、旦那様の領地である郊外の静かな町にあった。けれど社交シーズンのたびに街に出てきて、ついでと言わんばかりにふらっと私の家へ訪れる。私達はいわば中流階級、そこそこのお屋敷で暮していると思うのだけれど、叔母様には敵いっこない。医療にしか興味が無い私の家族は、叔母様が現れる度に「伯爵夫人様が手狭な小屋を見物にいらした」などと嫌味を言うのだ。叔母様はちっとも見下した態度なんか取らないのに。


 それでも冷たい兄夫婦の家に叔母様が遊びにきてくれるのは、私が彼女を大好きだからだ。両親からの贈り物といえば、頭の痛くなる参考書や飾り気のない勉強道具ばかりだけれど、叔母様は帽子やドレスや靴や首飾り……上流階級で流行りのファッションアイテムをお土産にくれた。姉はそういうものにめっぽう興味がなく、結果として私がかわいがられた。


 叔母様を好きになったのは、素敵なものをくれるからという理由だけではない。毎日消毒液のにおいを服や髪に纏わせて生きてる家族の中で、いまいち浮いている私に「別の生き方だってあるのよ」と言ってくれるのは彼女だけだった。そして何より、彼女が聞かせてくれる、伯爵夫人としての暮らしに、猛烈に憧れてしまったのだ。


 叔母様が言ってくれた「別の生き方もある」は必ずしも「私のようになりなさい」という意味ではなかったと思う。彼女は「夫のような人たちは、蓄えた過去の栄光を切り崩して生きてるの。いまだに魔女がどうとかって大戦時のことを引きずって……政治家ごっこを続けているわ。将来のことなんて見据えてないのよ」とも言った。


 それでも、私は叔母様が暮す華やかな世界を夢見ずにはいられなかった。とにかくときめいたのは……舞踏会のエピソードの数々! 叔母様の声で語られるそれは、おとぎ話よりもずっとロマンチックで、絵本よりも華やかで、嘘みたいに生々しかった。登場人物はみんな実在の人物で、恋模様も薄暗い策略も、叔母様がよく持ってきてくれるチョコレートの詰め合わせみたいだった。


 物心ついた時から彼女のお話を聞いて育ってきた私も齢十八、いつまで上流階級を夢見てるんだろう……と自分でも将来を危惧しはじめたけれど、叔母様のお話に登場するある人物に、これまでにないほどの興味を惹かれていた。


 ――社交界の淑女たちの憧れの的だという、チェーザレ・ド・ダッチェス様。


 ダッチェス家はいわゆる宮廷貴族で、その名が表わす通り、女性が代々の当主をつとめる一族だ。現当主は、チェーザレ様の母親であるアレクサンドラ・ド・ダッチェス様。かねてより政治家として辣腕を振るっていた彼女は、終戦およびクロス引き後も外交団の長として各国を飛び回り、世界の綻びを縫い合わせていった。


 名門貴族といえば男子が望まれる傾向にあるけれど、女系であるダッチェス家においては女子が望まれる。アレクサンドラ様はなかなか身籠ることができず、不妊の病ではないかと噂されることもしばしばだった。治療の末に成した子は男だったが、気高く聡明な夫妻の寵愛を受けて育った。


 そのチェーザレ様、それはそれは美男子なのだそう。上流階級の中でもかなり上のグループに属するダッチェス家のご令息が社交界デビューするや否や、その圧倒的なまでの美貌はたちまち評判になり、今日まで彼の右に出る者はない、と叔母様は語る。


「『サー・チェーザレを前にしては、すべての大輪の花々が咲いたことを後悔し、ミケランジェロの大理石像も砕け散り、男は地面に額を擦り付けて泣き叫び、女は胸の高まりのあまり昏倒し崩れ落ちる』とゴシップ新聞の記者に語った者もいるわ」


 叔母様が大真面目な顔をして言うものだから、私は紅茶を噴き出しそうになった。

「いくらなんでもロマンチックがすぎるわ。滑稽よ」

「そうね、あんまりにも大仰だわ……でもね、それぐらいの言葉を尽くさないと、いや……言葉を尽くせば尽くすほど、あのお方をどう表現すればいいのか分からなくなるわ」

 彼女はさらに神妙な面持ちになったかと思うと目を閉じ、はあ、とちいさく息を吐いた。


「立ち居振る舞いのひとつひとつ、お話になられるお言葉もお声も何もかも、あの女公爵様に仕込まれた超一級品。飴細工のように輝く御髪にお父様譲りの柳眉、そして何よりダッチェス家の血統を表す、水色の瞳といちどでも目を合わせたら、どんな宝石もつまらなく思えてしまうわ。見目麗しいだけではなくて、なんと言えばいいのかしら、本当に……身分の上下ではない、生まれ持った魂の硬質さとでも言えばいいのかしら。強かな美しさをお持ちなのよ」


 けっこう現実的なところもある叔母様だからこそ、彼女の語る社交界の素敵なことは全部きらきらしていた。どんなに貴族の男性を褒めようと「まあ、夫が一番だけれど」という決まり文句で締めくくるのに、チェーザレ様の時だけは冗談めかした惚気も聞けなかった。


 叔母様がチェーザレ様に何か特別な感情を抱いている、というわけでは無さそうだった。そんなのより、チェーザレ・ド・ダッチェスという男が抱える深淵を、畏怖しているかのような……なんていうのは思い違いだろうか。とにもかくにも、私の幻想上のチェーザレ様の姿が脳に焼き付いて離れなくなったのである。


 そんな社交界の話を耳にできても、相変わらず「こんな子が院長先生一家の子供だなんて信じられない」などと嫌味を言われながら働いていた。毎日まいにち休みなく患者に尽くす家族を眺めて、この人たちは、そして私は、というかこの世界はこの先どうなってしまうんだろう、なんて途方もないことを考えたりする。


 病院は、街でいちばん立派な建物だった。汚れた白い壁に正方形の窓が等間隔についた、うちの家族みたいに飾り気のないビルだ。日勤を終え、屋上に出ると、地平線に太陽の色が蕩けているのが見える。このあたりは運よく戦火もクロス引きの被害も少なかった土地で、町並みは無愛想だけれど人々の営みがある。その一方、少し遠くに視線を投げれば、吹き曝しの廃屋や瓦礫がくずおれる区域もある。きっともう永遠に、誰の手にも触れられない。


 ……有るところには何でもあって、無いところには何もない。私はどこにいて、何が欲しいのだろう。わからないけど、少なくとも今のままは嫌だった。




 そんなうだつの上がらない日々にとびきりのスパイスを与えてくれたのは、やはり叔母様だった。ある社交シーズン、いつものように客間のソファに腰をおろし、ポットの紅茶がまだ飲み頃にならないうちに、彼女が切り出した。


「実はね、こんどウチが主宰のパーティーを開くことになったの。チャリティー舞踏会だから招待制より敷居は低いけれど、ご寄付をされるのは、やはりそれなりのご立派な方々ね。あなたのお父さんからも頂戴したわ」

 予想だにしなかった言葉に、思わず「えっ」と声をあげてしまう。そんな私を悪戯っぽい笑顔で見やり、ふふ、と叔母様が笑みをこぼした。


「何しろチャリティーの目的が『大衆のための医療環境の充実と拡充』だもの。けれどね、あの人と奥様はこういうのにご興味をお持ちでないから、パーティーは欠席するそうよ。お姉様も踊るぐらいなら患者を診るって……けれど、あなたはどうする? ドレスなら最高のを誂えてあげるわよ、デビューの記念にね」

 私はもう、嬉しくて仕方が無くなって、叔母様に抱き着いて、彼女の頬に口づけをして叫んだ。

「叔母様、大好きよ」

「ふふ、ありがとう。いつかはあなたをパーティーに連れ出したいと思っていたから、私も嬉しいわ。お父様に感謝なさいね。それに」

 あかい紅をさした彼女の唇が、私の耳元でささやいた。

「チェーザレ様にも御目文字できるわ」


 


 というわけで、叔母様の別邸――つまり、社交シーズンの時だけお戻りになる、街中のお屋敷――のパーティーに出席したのはいいものの、状況は最悪だった。後悔の念すら湧きはじめている。


 ドレスコードは叔母様好みの19世紀ふう、中世と比べればまだ機能的であるものの、コルセットの呪縛から逃れられないスタイルだった。「20世紀初頭あたりのオリエンタルでゆったりしたのもステキよ、楽だし」とも提案してくれたのに「コルセットの苦しさなんてデビューの洗礼よ!」だなんて言ってしまったばっかりに、洗礼というか拷問にかけられている。


 叔母様の家のハウスメイドの手を借り、着飾った自分を姿見でひと目見た時、コルセットが苦しくて呼吸もやっとなのに、もう一生脱ぎたくないと思った。淡い桃色の、シフォン生地とレースをふんだんに用いながらも華美すぎず奥ゆかしいドレスや、髪飾りやイヤリング、ネックレス、レースの手袋に至るまで統一されたデザインに見惚れてしまう。


 叔母様の身内や使用人の方々にも「まあ、なんてお美しいレディなのかしら」「殿方の視線を独り占めですわ」「上流への門扉は開かれましたぞ」などとちやほやされ、すっかりその気になっていた。家族にも職場にも邪魔者扱いをされてきた私が、こんなに歓迎される場所があるなんて思いもしなかったから。


 しかし、いざパーティーがはじまると緊張でおかしくなりそうだった。主宰である叔母様は、訪れるお客様すべてと挨拶をするべく、しばらくはホールの所定の位置にいなければならない。叔母様のお嬢様――もうとっくにうまいこと嫁がれている――のデビューの時に倣い、私は彼女の隣につき、お客様方に紹介して頂くことになった。


 エチケット・ブックをぼろぼろになるまで読みこんだものの、結論としてはとにかく、デビューしたばかりの小娘は微笑みを浮かべてお上品にしているほかない。

鏡のように磨き上げられた床に映り込む、照明の輝きや室内の複雑で精巧な装飾にすでに目が回りはじめ、いざお客様と相対すると心臓がばくばくし、軽い挨拶の一言を述べるにも声が震えた。


 そんなものだから、誰がなんという名前でどんな地位で叔母様とはどういう関係で、などということは全く頭に入ってこない。時々叔母様が耳元に扇子をやり「長男だからねらい目よ」とか「農園を五つお持ちだわ」とか教えてくれるのに、次の人と挨拶を交わすともう顔を忘れてしまう。人が増えてくるに従い、空気に漂ういろんなものの密度が上がり、コルセットがさらに窮屈になっていくような気がした。


 本来、舞踏会でダンスがはじまるのは、その日の招待客の中でいちばん位の高い方がお見えになってからなのだそうだ。しかし今回はチャリティーであるし、慈善活動に上も下もないだろうということで――この日、いちばん位が高いお客様からの事前の言付により――喫茶室からお客様が溢れ出した頃を見計らい、演奏がはじまっていた。その日の曲目が書かれたカードを見ると、すべて知らない曲だった。


「叔母様、ごめんなさい。少し休んでもいいかしら」

 来客のペースが落ち着いた頃、叔母様に申し出た。くらくらして、立っているのがやっとだった。呼吸がでたらめになり、暑いのか寒いのか分からない。

「あらあら、コルセットがきつすぎたかしら? それでも緩めなのだけれど」

 そう言いながらもメイドを呼び止め、私を喫茶室に連れて行くように言いつけてくれる。

「私はしばらくここにいるから、落ち着いたら戻ってきなさい」


 ワルツを楽しむ人々を横目に、喫茶室へ向かう。ここにいるご婦人方がみんな私と同じか、それ以上に締め上げたコルセットをし、涼しい顔でステップを踏んでいるのが信じられない。なんとなく不安になって叔母様を振り返ると、そこに彼女の姿はなかった。慌ててホールを見回すも、見つかりっこない。もう叔母様と落ち合えないのではないかという予感に駆られながらも、とにかく体調が芳しくないので一刻も早く休みたかった。


 冷たいお茶に口をつけ、ソファに深く腰をおろすと徐々に落ち着いてきた。しかしこのままでは何もできまい、と隠し持っていた気付け薬に手を伸ばそうとしたけれど、あるはずの小瓶が無いのだ。人目を気にしつつ、身体じゅうを触っても足元に目をやっても見当たらない。諦め、苦しくない体勢を探りつつひじ掛けにもたれかかると、無意識にため息が出た。


 独りになってしまった。こういう場で、私のような身分の低い婦人は誰かの紹介なしに知らぬ人に声をかけるのは気が引ける。叔母様は未婚男性と挨拶をするたび「どうぞこの子と一曲」とそれとなく薦めてくれたのだけれど、誰にも彼にも「また後程お目にかかりましょう」と躱されてしまった。


 この舞踏会が、社交界デビューする私のお披露目会であれば殿方の対応も違ったのかもしれないが、あくまで医療関係のチャリティー舞踏会である。両親の名を口にすると関心を示した人もいたが、私は医学的な知見に乏しいと見ると鼻白んだ。


 それに加え、お客様同士の内輪的な結束が強いようで、あちこちに顔なじみのグループができているのがわかる。気軽な交流ができる空気ではない。主宰者の肉親と言えど貴族ではなく、学もなく、はじめてのコルセットに目眩を起こすような私が、ひとりで立ち回れる場ではない。


 手慰みにカードを開いて曲目をもう一度確認し、さらに溜め息が出る。貴族が嗜む音楽なんて、中流以下の人間にはほとんど馴染みがない。聴いたことも無ければ踊ったこともないわけで、このパーティーまでの間にダンスの家庭教師を雇ったけれど、私のお給金から捻出した額では満足な稽古をつけてくれなかった。


 どうにか基本の姿勢とステップは覚えたのはいいものの、ひとくちに三拍子と言ってもいろいろある。「殿方のリードに委ねればいいのよ」とは言われても、プロの教師ともろくに息が合わなかったのに、初対面の男性と華麗に踊れるはずがない。


 うちには奇跡的に、父の所有するレコードと蓄音機があった。かなりの貴重品で、そのほとんどが戦時中やクロス引きで失われてしまったらしい。そんなレコードの中に、大衆向けの三拍子のダンスミュージックである、ミュゼットのアルバムがあった。教師がカウントを取る三拍子と比べるとかなり早い曲調ではあったものの、ないよりはマシなはずだ。


 我が家でいちばん広いスペースを有するエントランスホールに蓄音機とそのレコードを持ち出し、点滴パックの固定スタンドに括りつけた骨格標本をパートナーに自主練習を重ねた。かなり間抜けだったと思う。イメージトレーニングにはなったけれど、スタンドに足がぶつからないように踊るくせがついてしまったし、私にとってプラスになったのかはイマイチわからない。


 片手で標本の脊椎とスタンドを握り、片手で標本の手を取り、標本の眼窩だけを見つめて円を描くように踊った。スタンドの車輪がきゃりきゃりと鳴り、空いている標本の片腕はぶらんぶらん揺れた。息を切らしてそんなことをしている私を見て、父は呆れていた。


「どうしてワルツのレコードはないの」

 八つ当たりするにしてももっと他に言うことがあった気がするのだけれど、イライラして出てきた言葉はこれだった。

「有るところには有る、無いところには無い。この世のルールだ」

「私に医療の志が無いみたいに?」

「……音楽というものは、あるだけで貴重なんだぞ。お前は知らないだろうが、戦時中なんて悲惨そのものだった。かの高名なピアニスト、ジェラルド・キーンなんて……」

「撃たれて死んだ人でしょ? 過去も今もどうでもいいの、私はこの先にあるかもしれない、私のための未来が欲しいの。手を伸ばしたらダメなの? いつもいつもいつも、落ちこぼれを見る目で見ないでよ!」


 ……と、いきがってはみたものの、パーティーでこのざまだ。談笑する声やホールの音楽が遠巻きに聴こえ、とてつもなく場違いな気がしてくる。やっぱり私って、頭が悪くて、浅薄で、夢見がちなだけの小娘なのかな。とたんに情けなくなり、目に涙が滲む。


 ぼやける視界の中、殿方の脚が私の目の前で立ち止まった。黒のタキシード、革の舞踏用シューズ。


「こんばんは、レディ。失礼を承知でお伺いしますが、今晩がはじめてのパーティーでは?」



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