8.運命を拓く誓約-2

『俺の人生は、これからさ』

 獄中で仮初めの『死』を迎え、文字通り生まれ変わったシュアンが、穏やかに笑う。

 看守の殴打で片目の腫れ上がった三白眼に、ぼさぼさ頭。約一週間の投獄によって、立派な無精髭まで蓄えた彼は、とても『良い顔』をしていた。

「シュアン……」

 声を詰まらせたような呼びかけが、ハオリュウの口から漏れた。

 思わず揺らいだ語尾に、彼は焦り、横隔膜に力を入れる。そして、ひと呼吸ののちに、柔らかに破顔した。

「僕のほうから、『あなたの手が欲しい』と、お願いしようと思っていたのに、先を越されてしまいました」

 面目なさそうに肩をすくめ、わざとらしい溜め息をつく。それから、ルイフォンに――感極まって涙ぐむメイシアの華奢な肩を、しっかりと包み込んでいた彼に、目線を移した。

「ルイフォン、本当にありがとうございました。あなたのお陰で、こうして無事にシュアンを取り戻すことができました」

「ああ、いや……」

 共に救出作戦を実行した側であるはずのハオリュウに頭を下げられ、ルイフォンは困惑する。加えて、大切な異母姉あねを抱き寄せる手に対し、何も言わなくなった寛容さに狼狽した。

 けれど、それで終わりではなかった。かしこまった調子のまま、ハオリュウは更に言葉を重ねた。

「――皆。聞いてほしい」

 その瞬間、ハオリュウの声色が変わった。

 ただならぬ雰囲気に、誰もが息を呑む。

 目の前にいる彼は、先ほどから変わらぬ十二歳の少年であるはずなのに、不可侵の威厳をまとう帝王だった。

「僕は、ここに誓約する」

 ハオリュウは、ゆっくりと視線を巡らせる。

 まるで、その場の皆に、証人になってほしいと求めるかのように。

「僕は、この国から身分というものをなくす。――僕の生涯をかけて」

 異母姉メイシアと同じ黒絹の髪が揺れ、しなやかな風を巻き起こす。

 優しげな面差しが闇をはらみ、静かな声が響く。

「そのために、シュアンの手を貰う。僕には、彼が必要だ。――彼の運命は、僕が預かる。……その代わりに、僕は、彼に幸せを贈ることを誓う」

 彼は、誓約を織り紡ぐ。

 滑らかな絹布のように、どこか冷たい輝きを放ちながら、凛然と。

「ハオリュウ!?」

 大真面目に宣誓したハオリュウに対し、シュアンが素っ頓狂な声を上げた。

「そ、そういう台詞は、クーティエに向かって言え!」

「あなたこそ、『きちんと』、ミンウェイさんに告げたのですか?」

 ハオリュウの問いかけは、声色の上では、あくまでも無邪気な質問のていを取っていた。しかし、すっと口角を上げ、冷ややかな眼差しを落とす顔貌は、純真な少年という枠組みからは、どう考えてもはみ出ている。

 シュアンは三白眼を明後日の方角へと向けた。その横顔を、心なしか目を輝かせたミンウェイが見つめ、シュアンの眼球は、更に挙動不審となる。

 ハオリュウは、勝ち誇ったように口元をほころばせた。……けれど、泥沼にしかならない話題は、そのくらいで打ち切る。彼にとって重要なのは、未来これからのことなのだから。

「皆に、僕の考えている、今後の方針ことを聞いてほしい。――まずは、シュアンとミンウェイさんについてです」

 具体的に切り出された話に、場の空気が改まる。とりわけ、名指しされたシュアンとミンウェイは、先ほどのやり取りから一転して表情を引き締め、身を乗り出した。

「現在のおふたりには、生活の糧がありません。なので、僕が『雇う』という形をとって構わないでしょうか? その場合、おふたりが僕の大切な友人であることに変わりはありませんが、どうしても表向きは『使用人』の扱いとなります」

「勿論、構わねぇぜ。むしろ願ったり叶ったりだ。何しろ、食い扶持がなきゃ生きていけねぇからよ」

 シュアンの即答にミンウェイも「お願いします」と続く。

「では、シュアンには僕の秘書に、ミンウェイさんには僕の侍医になってもらいます。――ああ、鷹刀一族で総帥イーレオさんの補佐をしていたミンウェイさんなら、秘書シュアンの補佐もお願いできますね」

「おい、ハオリュウ。その話は、ミンウェイから、ちらっと聞いていたけどよ。俺が貴族シャトーアの秘書ってのは無理がねぇか? そういうのは、もっと家柄やら外見見てくれやらがいい奴がやるもんだ。だいたい、今の秘書は解雇クビにするのかよ?」

 シュアンの発言は、もっともだった。

 確かに、ハオリュウが求めているシュアンの役回りは『秘書片腕』なのだろう。だが、秘書の肩書きをシュアンが背負うというのは、また別の問題だ。

 しかし――。

「あなたは、僕の誓約の何を聞いていたんですか?」

 ぞくり、と。侮蔑すら含んだ、背筋の凍る声が響いた。

「これから僕が進んでいく道を考えたとき、あなた以外のいったい誰に、僕の秘書が務まるというのですか?」

「ハオリュウ……」

「あなたの外見なら、必要に応じて、ユイランさんに整えてもらいます。それに、現在、僕に秘書はおりません。その分の至らないところは、他ならぬあなたが、今まで僕を助けてくれていたではありませんか。友人とはいえ、対価として賃金を支払うべきだと、ずっと考えていたところですよ」

「えぇっ!?」

 誰よりも早く、高い声で動揺を示したのは、直接、やり取りをしていたシュアンではなく、異母姉メイシアだった。彼女は黒曜石の瞳を見開き、藤咲家実家のすべてを押し付けてしまった異母弟おとうとに詰め寄る。

「『秘書がいない』って……。テンカオ伯父様は、どうされたの!? 前当主お父様から引き続き、あなたの秘書を務めてくださっているはずじゃ……」

 藤咲家の秘書については、ルイフォンも、うろ覚えながら記憶していた。

 確か、メイシアの継母の兄で、ハオリュウの実の伯父だ。前妻の娘であるメイシアを疎ましく思っており、だから、貴族シャトーアの彼女を凶賊鷹刀の屋敷に向かわせるという、『デヴァイン・シンフォニア計画プログラム』の最初の一手に協力した人物だ。

 驚愕に染まるメイシアに対し、ハオリュウは平然と答える。

「確かに姉様の言う通り、一応は、前当主父様の秘書だった彼が、今も秘書の任にあるよ。けど、彼は父様の死に責任を感じて精神的に参っている上に、僕の怒りを買い、信用を失ったことも充分に理解しているからね、いとまが欲しいと引き籠もったままだ。後任が決まったと言えば、喜んで引き継ぎをするだろう」

「え……」

 メイシアが絶句した。しかし、ハオリュウは淡々とした調子で続ける。

「彼は、僕の母方の伯父だ。すなわち、僕の後ろ盾となるべき立場なわけだけど、平民バイスアではそうもいかない。だから、せめて自分にできることを――と、僕が幼いころから、領地を治めるための英才教育を施してくれたんだ。能力があれば、親族を黙らせることができるだろう、とね」

「……」

「お陰で、僕は、彼の持つ知識も技能も、既にすべて受け継いでいる。だから、別に彼がいなくても、大丈夫だと思っていたんだ。……だけど、なんでも自分でこなすのは、さすがに面倒臭くてね。いい加減、秘書が欲しくなってきたところなんだ」

「緋扇さん!」

 悲鳴のようなメイシアの声が、シュアンへと向かった。

「緋扇さん、お願いします。どうか、異母弟おとうとの力になってやってください」

「メイシア嬢……」

 床に手を付きかねない勢いのメイシアに、シュアンは、しばし声を失う。しかし、次第に凶相が歪んでいき、彼なりの最高の笑顔を浮かべた。

「分かった。ありがたく引き受ける。……こちらこそ、誠心誠意、お仕えさせていただきます。我が主人の覇道、姉君様も、温かく見守っていてくださいませ」

 おどけたふうでありながらも、立て板に水を流すような口上は意外にもさまになっていて、そういえば、シュアンの経歴が実は華々しいものであったことをルイフォンは思い出す。

 現在の彼からは、にわかには信じられないが、警察隊学校の首席であり、近衛隊への入隊を嘱望されていたらしいのだ。そのため、在学中に王族フェイラ付きにふさわしい礼儀作法を叩き込まれていたのだろう。

 ともあれ、シュアンとミンウェイの前途洋々な待遇未来が決まり、一同は沸き立った。

 これでひと安心だとルイフォンは胸を撫で下ろし、そろそろ退室しようかと隣のメイシアに目配せをする。仮死の薬からは無事に目覚めたとはいえ、シュアンはまだ、全治数ヶ月の怪我人のままだ。しばらくは安静が必要だろう。

 そのときだった。

 辞去を切り出そうとしたルイフォンを遮るように、「それでは――」と、音吐朗々おんとろうろうとしたハオリュウの声が響き渡った。

「ここからは、ご相談と申しますか……、僕の考えている策に、ご賛同願いたいのです」  

 闇色の瞳を煌めかせ、ハオリュウが一礼する。

 生まれついての善人面が、薄皮一枚のものにすぎないことを示すかのように、見る間に邪気を帯びた。……なのに、わずかながら、皆の様子を窺うような緊張の色が混じっている。

「ハオリュウ?」

 ルイフォンは、不審げ眉をひそめた。

「『策』って、なんだよ?」

 シュアンは無事に救出したのだ。これ以上、なんの計略が必要だというのだろうか?

 すっと細まった猫の目が、ハオリュウに説明を促す。

「ルイフォン。あなたは、お忘れかもしれませんが、僕は現在、カイウォル摂政殿下に『鷹刀一族あなたから『ライシェン』の居場所を聞き出すように』と命じられている状態です。その件について、どのように殿下にご報告をするか、考える必要があるんですよ」

「あぁ……」

 ルイフォンは気まずげな声を漏らした。

 忘れていたわけではない。ただ、シュアンさえ救出すれば、どうとでもなると考えていたために、問題視していなかっただけだ。

「単に『知らないと言われた』と答えればいいんじゃねぇか? 摂政の機嫌は損ねるかもしれねぇけど、人質シュアンは取り戻しているわけだし……。どのみち、シラを切るしかないだろ?」

「ええ。大筋おおすじでは、そのようにご報告するつもりです。加えて言うのならば、『ライシェン』の居場所を突き止めることができなかったことを理由に、女王陛下の婚約者の件をきっぱりとお断り申し上げてきますよ」

 上品な物言いでありながら、言葉の端に冷ややかな嗤笑が垣間見えた。温厚そうな見た目とは裏腹に、気性の荒い絹の貴公子は、攻勢に出るつもりなのだ。

 ハオリュウは、ほんの一瞬、クーティエへと視線を送る。

 彼女は鋭く息を呑み、徐々に緩み始めた口元を慌てて押さえた。真面目な話の途中なのだからと、ほころぶ頬を神妙な形に整えようと、懸命に努力する。……やはり、『女王の婚約者』の話は、乙女心にとって負担であったらしい。

「ハオリュウ、何をするつもりだ?」

 ルイフォンは単刀直入に尋ねた。

 わざわざ『皆の賛同を得たい』と持ちかけたからには、ハオリュウは一計を案じているのだ。それも、『〈天使〉になる』と言い出したときのように、反対される可能性のある、暴走めいた策を。

 ルイフォンの警戒を察したのか、ハオリュウの表情がわずかに変わった。ひるむわけではなく、それどころか、受けて立つとばかりに強い視線を返してくる。

 そして、告げた。

「〈ムスカ〉の――〈七つの大罪〉の技術で、ミンウェイさんに、シュアンの怪我を治してほしいのです」

「……はぁっ?」

 あまりの脈絡のなさに、ルイフォンは思わず、間抜けに叫んだ。とはいえ、彼以外の者の口からも、同様の声が漏れている。

「おい、ハオリュウ! 今、問題になっているのは、『摂政と、どう決着ケリをつけるか』だろ? それが、どうして、シュアンの怪我を治すことに繋がるんだよ!?」

 皆を代表するように、ルイフォンが唾を飛ばす。

 その反応は、当然、予期していたものなのだろう。ハオリュウは落ち着いた様子で、明瞭な声を響かせた。

「目的は、ふたつあります。――ひとつは純粋に、一刻も早くシュアンの体をもとに戻し、彼から苦痛と不便を取り除いて差し上げたいためです」

「あぁ……」

 ルイフォンは思い出す。

 ハオリュウは、シュアン救出作戦の会議中にも、『シュアンに〈ムスカ〉の医術を施したい』と言っていたのだ。〈七つの大罪〉の技術は『禁忌』だと言うルイフォンに対し、ただの『手段』だと。使う人間によって、良いものとも悪いものとも呼ばれるだけだ、と主張したときに。

 そして、ルイフォンたちが、シュアン救出のために使った最終的な手段は、〈ムスカ〉の発明した『仮死の薬』を利用したものであった。


『苦しんでいる人がいるから、助けたい。そのために技術を求める』

『僕の気持ちは、間違っていないと思います』


 ハオリュウの言葉がなければ、ルイフォンは『仮死の薬』を使おうなどとは思わなかっただろう。

 押し黙ったルイフォンの耳に、力強いハオリュウの声が届く。

「それから、もうひとつ。これを言えば、僕の策に納得いただけると思います。――大怪我を負って死んだはずのシュアンを伴い、カイウォル摂政殿下に、今回のご報告に伺いたいのです」

「なっ!?」

 ルイフォンは、反射的に眉を吊り上げた。

「どうせ、シュアンが生きていることなんて、殿下はすぐにお気づきになるでしょう。そして、そのとき、今度は何を仕掛けてくるか……それは分かりませんが、何もないということはないでしょう」

「まぁ、そうかもしれない……」

 歯切れ悪く答えたルイフォンに、ハオリュウは畳み掛ける。

「ですが、全治数ヶ月だったシュアンが、不可思議な技術によって完治しているのを目の当たりにすれば、〈七つの大罪〉の技術を恐れる殿下は、おいそれと、僕やシュアンにちょっかいを出せなくなります」

 絹の貴公子の顔で、ハオリュウは高らかに告げる。

「殿下は、僕の逆鱗に触れました。このまま、許すつもりなどありません。――とはいえ、現在の僕は非力で、できることは限られている。その中で、最大限に殿下を牽制できる方法が、今、述べた方法なのです。勿論――」

 ハオリュウは、視線をベッドのシュアンと、その隣のミンウェイへと移す。

「僕の独断では実行できません。まず、シュアン本人の承諾が必要です。それから、技術を扱うミンウェイさんに。そして――」

 静かな瞳が、ルイフォンへと向けられた。

「〈ムスカ〉の記憶媒体の所有者であるルイフォンの許可がなければ、この方法を採れません。――どうか、ご賛同願いたい」

「ハオリュウ……」

 複数の音色で、彼の名が呟かれた。しかし、その先は絶句となり、深々と下げられた黒絹の髪に、沈黙が落ちる。

 その策は、悪くはない。

 けれど、諸手もろでを上げて賛成するには、ためらいがある。

 ルイフォンの迷いは、誰もがいだいたに違いない。だから、凪いだ湖面のように室内が静まり返ったのだ。

 やがて――。

「俺は構わねぇぜ。――ただし、今回限り、という条件でな」

 静謐な空間は、妙に甲高い濁声だみごえによって破られた。

「『どんな大怪我も、またたく間に治しちまう医術』なんていう、便利なものに慣れちまったら、俺はたぶん、本当に鉄砲玉になっちまって二度と帰ってこなくなる。――俺は、あんたの手だ。なくなったら困るだろう? だから、今回だけだ」

「シュアン!?」

 ハオリュウの声が跳ねた。

「あのスカした摂政野郎に一泡吹かせるってのは、なかなか愉快じゃねぇか。『だから』、俺は、あんたの牽制悪巧みの片棒を担いでやる」

「あ……、ありがとうございます!」

 皮肉げな三白眼をにたりと歪めたシュアンに、ハオリュウは叫ぶように感謝を述べた。

 ……シュアンは、〈七つの大罪〉の技術に対し、綺麗な線を引いた。

 無条件に受け入れるのではなく、是非を論じるのでもなく、ハオリュウのためと思うことを、ハオリュウの負担にならない言葉で答えた。

 ――シュアンの奴……!

 ふと隣を見れば、胸元で両手を組んだメイシアが、シュアンに感謝を捧げるように腰を折っていた。その姿を目に留め、ルイフォンの口も自然に動く。

「シュアンがそう言うのなら、俺は〈ムスカ〉の記憶媒体の所有権をミンウェイに譲る」

 ルイフォンのテノールに、ミンウェイが鋭く「えっ!?」と、切れ長の目を見開いた。

「そもそも〈ムスカ〉は、あの記憶媒体の中の研究論文は、本当はミンウェイに渡したかったんだ。そうでなきゃ、俺には理解不能と分かっている情報なんか、寄越す理由がないだろ」

「そんな……」

 戸惑いの声を上げるミンウェイに、ルイフォンは、すっと口角を上げた。

「〈ムスカ〉は、『娘のミンウェイ』に、自分の生きざまを見せたかったんだと――俺は思う」

 情報は、正しく使ってこそ意味があるのだ。勿論、摂政に関する記述など、ルイフォンにとって有益な情報は既にコピーを取ってあるので問題ない。

「ルイフォン……」

 ミンウェイはわずかに息を乱し、けれど、きゅっと口元を引き締めた。それから、大輪の華が咲き誇るように微笑む。

「ハオリュウ。あなたの作戦、やりましょう」

「皆……。ありがとうございます」

 泰然と構えているようでありながらも、どこか緊張を含んでいたハオリュウの顔が、緩やかにほころんだ。

 安堵を示すかのように胸に手を当て、彼はぐっと掌を握りしめる。すっかり手に馴染んだ当主の指輪が、拳の中から清冽せいれつに煌めいた。

「では……、『カイウォル摂政殿下へのご報告に、僕がシュアンを伴う、正当な理由を作るため』に――」

 ハオリュウが切り出した瞬間、ルイフォンの背に、ぞくりと悪寒が走った。また、とんでもないことを言い出すに違いないと身構える。

 それは、勘から湧き出た予感ではなく、経験に基づく確率論が導いた予測だ。

 故に、その予測が外れることはなかった。


「僕は、これから、レイウェンさんに決闘を申し込みにいきます」


 絹の貴公子は、清々しく腹黒い笑顔を浮かべた。

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