ちょっと斜に構えたかんじで、皮肉っぽい雰囲気を作っていたシュアン。
だけど内面はこまやかな気遣いのできる、かっこいい人である、とは思っていました。
ハオリュウに対する思いも、わかっていると思っていましたし、いざとなれば自分を盾にするだろうなあ、とも思っていました。
でも、こんなにも、とは……。
このような状況になってなお、ここまで考え、こういう選択をした彼に、胸が詰まります……。
(あと、痛い描写がリアル!
個人的には、鎖短くして磔、が怖かったです。鞭とかだって勿論怖いですが、自由のきかない状態って、殴る蹴るの痛みよりくっきりと想像できるので)
作者からの返信
李奈さん
コメントありがとうございます。
シュアンのことをこんなにも理解してくださり、どうもありがとうございます。
癖の強い言動で(ちょっと厨二病っぽいかもしれない)、自分はこうあるべきだ、と思ったら、迷いのないシュアンです。
正義漢だったはずが、心が折れて、やさぐれて、腐っていたシュアンが見つけた希望が、ハオリュウ。
もともと、ろくな死に方をしないと思っていたシュアンなので、今が「そのとき」だと……。
(牢の描写は、必死に調べました! ネットって、すごい!
……でも、痛くて、怖いのを読ませてしまって、すみません。
このシーンは、どうしても「酷い目」に遭っている感が重要だったので……。
リアルと言ってくださり、ありがとうございます!)
シュアン……っ!。゚(゚´Д`゚)゚。
確かに、シュアンならこう考えてしまいそうですよね……っ(><)
シュアンが痛めつけられているのに心を痛めつつ、同時にしっかりシュアンをいじめている月ノ瀬様にさすが……っ! となってます……っ!
作者からの返信
綾束さん
コメントありがとうございます。
「確かに」と言ってくださいますか!?
どう考えても、「なんでそうする!?」な奇行なのでは、と思いながら書いていましたので、ほっとしました。ありがとうございます!
あああああ……、私も書いていて、痛かったんですよぅ……。(さすが、と言われてしまいましたぁ!)
「殴る蹴るの暴行」で、致命傷に至るのはどんな場合か――と、必死に調べました。
その結果。
シュアンは肋骨を折られています。
肋骨のガードがなくなった肺や心臓に損傷を受ける、折れた肋骨が肺や心臓に刺さる……となると危険だそうです……。
また、近況ノートへのコメントもありがとうございました。
お暇なときにお越しください。
https://kakuyomu.jp/users/NaN/news/16817330664070435978
編集済
『罪は、シュアンがひとりで背負って逝く。』
胸にきました。シュアンの覚悟。やっぱりシュアン好きだなあとあらためて思う回でした……!
作者からの返信
星太さん
コメントありがとうございます。
シュアンの覚悟を受け止めてくださり、ありがとうございます。
なんで、そういう選択? と言われそうな選択なのですが、ハオリュウに「つく」と決めたときから、何かあったときには、自分ひとりで背負うつもりでした。
シュアンを好きと言ってくださり、ありがとうございます。
外見がアレな上に、初登場時の印象が最悪だったシュアンが、好かれるキャラになるとは……! 嬉しいです。
まさか。
何か打開策があると、そう信じて読み進み……、これが緋扇シュアンの選択なんですね。
常に一発の弾丸でありつづけるシュアンらしい。
胸が鷲掴みにされながらも、彼の選択にぐっとこぶしを固く握った回でした。
作者からの返信
すなさとさん
コメントありがとうございます。
辛い展開で、すみません。
もう少し、何か他の選択もありそうなのに、シュアンは迷わず、「ハオリュウを守るために、自分ができること」を選びました。
常に一発の弾丸であり続けるシュアンらしい、とのお言葉、ありがとうございます。
傍目には、奇行にしか見えないのではないか、と思っていたため、彼の気持ちを分かってくださり嬉しいです。
いつか、こうなるような予感と覚悟があったシュアンでした。
コメント失礼します!
痛々しい描写に心が痛みます。
この前のお返事にしばらくしんどい状態が続くとありましたので覚悟を決めて読んでおりますが、想像を越えていきましたね。とても痛そうです。
そして死を望むシュアンさんの何と強いことか。自分が弱点にならないようにそれを望むなんてそう簡単に出来ることではないと思います。それほどハオリュウさんが大切で強い絆で繋がっているのですね。どうか死なないでほしい所ですが、それはそれでハオリュウさんが苦しいことになってしまうのですよね。いやでもシュアンさんの死で手に入れる平和をハオリュウさんは心穏やかに過ごせるのかも疑問ですが……
あー、もう!全て摂政さんが悪いんですよぉ!!!
作者からの返信
花音さん
コメントありがとうございます。
そして、すみません……。
思わず予告してしまったほどの、しんどいエピソードです……。
シュアンとしては「いつかは、こうなる」みたいな予感があったので、迷いがありません。
(第二部のラストあたり。〈蝿《ムスカ》〉への復讐を終えても、ハオリュウと一緒にいると宣言をしたときに、穏やかな日常は要らない、と言っているので)
ハオリュウとしたら、「シュアンの死で手に入る平和なんて、要らない!」ですよね。
シュアンも、ハオリュウの言いそうなことくらい分かっていると思うのですが、それでも、自分の死でハオリュウが自由になるなら、そのほうが良いと……。
(こんなエピソードで、本当に申し訳ないのですが)シュアンとハオリュウを思っての、お言葉、ありがとうございます!