ムスカさんの結末が彼らの中に落ちたようで安心しました。
死は不可逆だから、全て終わってしまった今、ああすればよかったとか納得出来ないままだと、ずっと引きずることになりますからね。全てを納得できた訳ではないのかもしれませんし、複雑な感情も見え隠れしてましたが、まあいいでしょう、くらいに落ち着いて良かったのかなと思います。
そして変化した二人の関係性。ここで途切れるのではないかとヒヤヒヤしながら読んでましたが、より仲良く友達になれたようで安心しました。
作者からの返信
花音さん
コメントありがとうございます。
〈蝿《ムスカ》〉は、あちこちに恨まれまくっていましたから、その憎しみが晴れるような、むごたらしい最期を……と、誰もが一度は思っていたと思います。
それが、誰も予想もしなかったような最期となって……。
――そう。おっしゃる通り、死は「不可逆」なんですよね。だから、やり直しがきかなくて、引きずってしまうこともある。
鷹刀一族の人たちとは違って、ハオリュウとシュアンは一族ではないので、〈蝿《ムスカ》〉に対して仲間的な感情はありません。だから、このふたりが、あとまでずっと引きずる可能性は大いにあったと思います。
すべてスッキリとはいかないけれど、「まあいいでしょう」。花音さんのお言葉、まさにぴったり。ありがとうございます。
そして、良かったと言ってくださり、こちらも、ありがとうございます。
ハオリュウとシュアン。
本当は、復讐を果たすまでの関係だったんですよね。
でも、ふたりとも変わったし、ふたりの関係も変わりました。
これからも、仲良く友達です。
ふたりの関係を心配してくださり、それから、安心してくださり、ありがとうございます。
編集済
ここでも、天と地が手を繋ぎあっている!
このふたり、いいですね。雇用関係にしない、というのも、なんだか素敵です。(警察隊にいられるのは、あまり長くなさそうだけど……)
そしてここでも、「あなたが欲しい」がありましたね(メイシアたちと意味が違うけれど)
頭叩かれて涙ぐんでしまったり、時折年相応の脆さが顔をだす(それがお姉さま読者たちの心を射貫くよ!)けれども、シグネットリングの光が落ち着いている、というところで、ハオリュウが確実に当主として成長しているのだな、と感じました。
作者からの返信
李奈さん
コメントありがとうございます。
はい。天と地が手を繋ぎ合いました!
シュアンとしては、さっさと警察隊を辞めたかったのですが(だって、腐っているし、怒られてばっかりだし)、ハオリュウは対等な友人でいたかったのでした。
(主にハオリュウの雑用で、シュアンは警察隊の仕事をしょっちゅうサボっていた → ハオリュウのせいで、シュアンが怒られていた。――と、考えると、ハオリュウは、結構ヒドイ。
でも、ハオリュウが我儘を言うのは珍しいから、と許すシュアンは「これでも、れっきとした大人」)
雇用関係にならないのを素敵と言ってくださり、ありがとうございます!
さて、あとどのくらい、シュアンがクビにならずに済むんでしょうねぇ……。
「俺は、あんたが欲しい」
実は、一度書いてから、「いや、この発言は問題なのでは?」と一度消して、「でも、まぁ、ここはこれでいいのかも?」と、復活させました。
勿論、ルイフォン&メイシアとは違います。
(なかなか出番のないクーティエに恨まれそうです。
あ、クーティエからメッセージが届きました。
「違うのは分かっているわよ! でもね、私より、緋扇シュアンのほうが、よっぽどハオリュウと親密なのは、やっぱり悔しいのよ!」)
ハオリュウ、お姉さまの心を射抜けますか!? 嬉しいです~!
ここまでずっと泣かずに頑張っていたのですが、ついに……シュアンに殴られて……。
……じゃなくて。
このエピソードのラストの部分で、顔を隠していますが、たぶん、泣いています。
辛くても必死に耐えますが(痛みはこらえきれなかったけど)、今回の嬉しさは特別ということで、ちょっともろくなりました。
今回は弱い面を見せてしまいましたが、それでも、ハオリュウの成長を感じてくださり、ありがとうございます!
シュアン、警察も辞める気でいたんですね……っ!Σ( ゚Д゚)
当主となって、周りに弱みを見せられなくなったハオリュウにとって、唯一といっていい弱いところを見せられる相手。シュアンがこれからもハオリュウの友でいてくれて、本当にほっとしています……っ!(*´▽`*)
作者からの返信
綾束さん
コメントありがとうございます。
はい。シュアンは、すっぱりと警察隊を辞める気でおりました!
先輩もいない警察隊に未練はありません。
こんな腐ったところにいても胸糞悪いだけ。
今まで、他に行く宛がないから、警察隊にい続けたような感じでもあったので、これを機会に転職しようとしました。
もともと不良隊員だった上に、鷹刀一族やハオリュウと関わるようになってから、無断欠勤やサボりが激しくなり、怒られてばかりで嫌になっていたんですよねぇ。
でも、ハオリュウにああ言われたので、今のところ、まだ警察隊員です。
(シュアンが警察隊を辞めると、「ぼさぼさ頭を抑える制帽」を書けなくなって、私が寂しい――という事情もあります(?))
ハオリュウはツンデレなので(?)、「僕、参っているんです」なんて、ストレートには言いませんが、本心を打ち明けられるというのは甘えられる相手、ってことですよねぇ。
外では善人ぶっていますので、腹黒い台詞(と書いて、「本心」と読む)を言えることは、かなり心の負担を減らしてくれるのではないかと。
ふたりの関係がこのままでホッとしていると言ってくださり、ありがとうございます!
また、近況ノートへのコメントもありがとうございました。
お暇なときにお越しください。
https://kakuyomu.jp/users/NaN/news/16817330648372917531
やっぱりハオリュウ×シュアンは最高!
腹黒いけど真っ直ぐでお茶目な若き当主と、本当に悪い警察官(もはや警察官と言えるのか?)が、この先どのように未来を切り開いていくのか見ものですぅ~。
ーーー ここ削除します ーーー
>シュアンに発表許可を、と言い出したイーレオは、
→「発表」ではなく、「発砲」であろうかと。
作者からの返信
すなさとさん
コメントありがとうございます。
ハオリュウ×シュアンを推してくださり、ありがとうございます!
ふたりともクセのある奴ですが、このふたりが組むと、また特別な感じになる気がします。
「〈蝿《ムスカ》〉への復讐を果たしたら、解消される間柄」だったのですが、誰もが、このふたりは、ずっとつるんでいくに違いない、と思っていたと思われます。
そして、実際、そうなりました。
(この前、第三部開始のために、「第十章のあらすじ」をまとめたのですが、2話も掛けたこのエピソードが、ほんの数行で終わりました。本人たちはそれなりに考えがあったかもしれないけれど、傍目には「そうなるよね」ってだけだったので……)
そして、なんていう誤字を! 恥ずかしい!
(イーレオ、いったい、なんの発表の許可を求めたの!?)
教えてくださり、ありがとうございます! 直しました!