応援コメント

4.神話に秘められし真実-1」への応援コメント

  • 「最高に〈悪魔〉らしく、最高に『鷹刀』らしく。そして、最高に『私』らしい……」

    まさに、という感じです。
    そうすることで約束も守れ、メイシアを呪いから(実質的に)開放し、自らに手を下す人を作らない。
    凄い。
    単なる悪「役」ではない彼の、最高の終幕だ、と自分の心の中で時、ぐわっと胸が熱くなりました。

    いよいよ、ですね。
    次回、楽しみです!

    (そしてリュイセン、今回もありがとうー! ある意味、みんなが彼の「説明してよと言う係」を必要としているのかな)

    作者からの返信

    李奈さん
    コメントありがとうございます。

    「まさに」――とのお言葉、どうもありがとうございます! 嬉しいです!
    『彼』という人物について考えたとき、最後にこの選択をするのが、もっとも彼らしい。これこそが、彼だ! という、決め台詞でした。
    「いつか、これを書く!」と、ずっと思っていたものでした。

    (ルイフォンたちを館に招待するときにも、実は、同じ台詞を言っているのですが、あのときは、ただの変な人でした。意味を説明しないとね……)

    (しかし……。明確な謝罪とかはなくて、あくまでも偉そう。
     ルイフォンと同じく、「自分は頭が良い」と思っているタイプで、自分の考えた『終幕』に酔いしれている。
     でも、きっちり、キメる。そのへんが『彼』)


    そして、リュイセン。
    リュイセンは、分からないときには、ちゃんと「分からない」と言える、偉い子なのです。
    これは、すっごく大事で、彼の美点だと思っております!
    〈蝿《ムスカ》〉=『彼』も、リュイセンのこんなところも評価したと思うのです。
    たぶん、ルイフォンが相手だったら、同族嫌悪で、今のような話し合い(?)の状態にはならなかったと思う……。
    リュイセンは、リュイセンだから良いのです。
    リュイセンを贔屓にしてくださり、本当にありがとうございます。


    いよいよ、次回からは――。
    トンデモ設定を披露す……、……世界の秘密が明かされます!

  • なんということでしょう……ムスカさんの硬い決意と覚悟には感服です。相当な苦しみが襲ってくるはずなのに、こんなことを決意できるなんて、すごいです。
    今まではずっと憎い敵だと思ってましたが、ここ数話でイメージがガラリと変わり始めました。

    とうとうこれから真実が明かされるのですね。更新楽しみにしてます!

    作者からの返信

    花音さん
    コメントありがとうございます。

    〈蝿《ムスカ》〉は、プライドの塊のようなところがあって、しかも、自分は頭がよいと思っていて(←ルイフォンと同じ……)、どう考えても、いいヤツではありません。
    けれど、だからこそ、『最高に頭の良い自分』の思いついた『最高』の終幕のためになら、なんだってやってみせよう……と。

    (根っこの部分では、真面目で気弱なところもあって、そのために、エルファンのほうが『兄貴』分です。エルファンと喋るときだけ、偉そうな感じが減ります)

    彼は、決して、よい性格でも、善人でもありません。
    そんな彼を認めてくださり、ありがとうございます。

    これから、明かされる真実。
    トンデモ展開と思われそうな気がして、ちょっと、びくびくしております。
    どうか、温かい目で……。よろしくお願いいたします。


  • 編集済

    ~蠅ファンによる歴史改変~

    「ここに、王族フェイラの『秘密』のすべてが記されています」
    「じゃあ、それだけくれ!」
    「え?」
    「お前を失いたくはない!」
    「リュイセン……」
    「ふっ」
    「リュイセン、貴様って奴は。いつもいつもルイフォンと間違いそうになってた私を許してくれー」
    額に張りつく前髪を鬱陶しげに払いのけ、〈蝿〉は実に嬉しそうに哄笑を上げた。

    作者からの返信

    悠木さん
    コメントありがとうございます。


    「なっ!? 俺とルイフォンをいつも間違えていた――だと?」
    「ああ。いつも、セットで現れていたからな」
    「俺と父上を間違えたわけじゃなくて、俺とルイフォンを間違えた……」
    「あ……(そういや、リュイセンとエルファンを間違えたこともあったな)」
    「おい、〈蝿《ムスカ》〉! じゃなくて、ヘイシャオ! 俺に背中を向けて、しゃがみこめ!」
    「は?」
    「今から、俺が書く文字を当てるんだ!」
    「は?」

    リュイセンは、〈蝿《ムスカ》〉の広い背中に指を走らせる。
    〈悪魔〉として、潔く果てる姿を見せようとした、その背中に。

    「バ……、カ……? なんだと、私が馬鹿だと!?」
    「みんなして、いつも俺のことを馬鹿呼ばわりしているけど、俺とルイフォンの区別もつかない、お前のほうがよっぽど馬鹿だろう!」

    周りからの評価に、実は密かに傷ついていたリュイセンであった。

  • ついに〈蠅〉が秘密を口に……っ!(><)
    いったい何が語られるのか、どきどきします……っ!(><)

    でも、苦しむ姿を見なくてはいけないミンウェイは、心穏やかではいられないでしょうね……(つ﹏<。)

    作者からの返信

    綾束さん
    コメントありがとうございます。

    はい。ついに、王族《フェイラ》の『秘密』が明らかになります!
    この『秘密』は……トンデモ展開です。
    (世界の設定なので、ここだけは理屈じゃなくて、ぶっ飛んで……)

    ミンウェイへのお気遣い、ありがとうございます。
    でも、そう。これはもう、どうしようもないです。
    覚悟の上での〈蝿《ムスカ》〉の選択なので、ミンウェイは辛くても見守るしかありません……。

    また、近況ノートへのコメントもありがとうございました。
    お暇なときにお越しください。
    https://kakuyomu.jp/users/NaN/news/16817139556700493974