拝読しながらずっと思っていたのが、
「ああ、リュイセンがここにいる……」
でした。
情景の切り取りかた、想いのゆらぎ、ものすごくまっすぐ伝わってきて、彼の苦しさ、優しさ、あまずっぱさ(  ̄▽ ̄)が、心に響きます。
(ミンウェイー、その格好は……!)
リュイセンも、ミンウェイも、「一緒に」幸せになってほしい!
作者からの返信
眞実さん
コメントありがとうございます。
うわぁぁぁ……。
なんて、有り難いお言葉を……!
どうもありがとうございます!
(リュイセンになりきっての一人称で、この幕間を書いていたので……、……ええと……照れます)
バレバレだと思いますが、かなり気合いを入れて書いたエピソードでした。
年上の女性にろくな目に遭わされてこなかったリュイセンが、年上のミンウェイに想いを寄せる理由を今まで、ちゃんと書いていなかったのです。
だから、ここでビシッと、というわけです。
……でも、明確な理由って、結局なかったかも……。
…………そんなもんですよね???
(ミンウェイ、その格好は無防備です。リュイセンが可哀想です)
リュイセン、ミンウェイへの応援、ありがとうございます!
ミンウェイの第一印象は気高い女性といった感じでしたが、その後のルイフォンとの絡みのギャップに驚いたことを思い出しました。リュイセンもやられてたんですね笑
でも最近のエピソードを読んでからだと、その意味を考えてしまいます。
トラウマの場ではおとなしく振る舞い、それ以外でははっちゃける……私はこれで友達から二重人格と言われたことがありました笑
ミンウェイもそれに近いのかなと
作者からの返信
ナマオさん
コメントありがとうございます。
物語の本当に初めのころのミンウェイは、『大人のお姉さん』として登場したあと、ルイフォンとじゃれていたんですよね。(……懐かしい)
覚えていてくださり、ありがとうございます。嬉しいです。
(今はメイシアがいるので、ミンウェイが度を超えて、ルイフォンに絡むことはなくなりました。だから、なおのこと懐かしいです)
ミンウェイから見れば、ルイフォンもリュイセンも『弱くて、小さくて』……そして、たぶん『可愛いもの』『怖くないもの』だったのでした。
(ハオリュウも、ミンウェイにやられていた気がします。そして、今は貴族の当主なので、やはり、以前のようには振る舞えないと思われます)
ミンウェイには二面性がありますよね。
彼女がそうありたいと願った通りの『頼りになるお姉さん』であり、子供のころの心がそのまま残ってしまった『幼い女の子』であり。
どちらも本当の彼女なのですが……このままでいいのかというと……?
人の性格は『こうだ』というほど明確なものではないと思うので、ミンウェイに限らず、誰でも意外な一面というのはあるかと思います。
それが、本人にとって苦しくないのなら、「そんなもんでしょ」でいいかと思うのですが、本人が辛いなら、なんとかしないと参ってしまいますよね。
(ナマオさんも大変だったっぽいので、たくさん苦労されましたよね、きっと)
さて、これから先、ミンウェイはどうする……? ――という状態で、続きます。
(けど、いい加減、主人公の出番がなくて可哀想なので、物語の中心はあくまでもルイフォンで。第四章もまた、主人公不在の期間が結構長くありますが……)
思春期リュイセンが可愛いですね~(*´▽`*)
嫌がられるとわかっていて、なでなでしたいです( *´艸`)
さて、ミンウェイはかつてリュイセンと交わした誓いに、どう応えるのか……。
今から、来週が楽しみです!( *´艸`)
作者からの返信
綾束さん
コメントありがとうございます。
なんかもう、書いていて「若いっ!」と叫びたくなりました。
彼にも、こんな時期がありました。
(内面は、今とそれほど変わっていない気がしないでもないですが)
あ、どうぞ、ナデナデしてあげてください。
嫌そうな顔をしながら、それでも女性に手を上げたりはしませんから。
(たぶん、その顔が可愛いと思います)
さて、ミンウェイは……?
――というわけで、来週です!
いつもありがとうございます!
また、近況ノートへのコメントもありがとうございました。
お暇なときにお越しください。
https://kakuyomu.jp/users/NaN/news/1177354054921316102
うおおおおおお!
もうこんなに更新されているー!(当たり前)
というわけで(どういうわけで)、4-1からいきますよ!
タオロンさん、ちゃんとGPS持ち返ってくれたんですね(笑)。
可愛い娘さんのためにも、是非とも何とかなって欲しい……。
そして、ようやっと王族との関係の証拠を突き止めましたね!
まだまだこれで収束はしないでしょうが、一歩近づいたことに興奮してしまいます。
でも、それは同時に、ミンウェイの父親(……)との再会が近付いているということでもあって。
シュアンめ……貴様、カッコ良いな(笑)。
だが、リュイセンを応援している身としては、ここでほだされてはいけない……。
ですが、先輩の婚約者とのくだりは本当に良かったです。
真実っていうのは、求める人もいれば、求めたくない人もいる。
その境界線というか判断はとても難しいと思いますが、それでも前に進むためには必要なわけで。
婚約者さんの反応は想像するしか出来ませんが、シュアンが話して良かったと思える人で嬉しいです。
シュアンが尊敬していた先輩が、そういう人なんだと思えます。
ですが、ここでミンウェイが引き留めるんかー!
いや、分かっていますよ。心弱っていますし、かなり今回シュアンが素直に感情を吐露していましたからね!
しかし!……しかし!
……リュイセン、やばいよ!?(笑)
しかも、かなりシュアンカッコ良い……!
く。これは絆されてはいかん。絆されては、……絆され……。
でも、おかげでようやくミンウェイの本音が引きずり出されましたね。
彼女の本質は本当に複雑なようでいて、実は単純、と言うべきでしょうか。いや、やはり複雑でしょうか。
そして、吐き出したからこそ、ミンウェイが思い込んでいる矛盾を指摘してくれる視点が出来た。
シュアンは正直よくやったと思わざるを得ないでしょう。……思わざるを得ませんよ……。
そして、リュイセン!
全部聞いていたんですね!
ミンウェイに銃を突き付けても動かなかったのには拍手を送りたいです!
リュイセンは確かにまだ未熟かもしれませんが、それでもルイフォンと一緒で物凄い速さで成長していますよね。
恋は盲目とシュアンは評していましたが、それだけでは決してないと思うんですよね。
そして、シュアンとリュイセンは在り方が違うので……。
さあ、どんな対応をしてくれるのか楽しみです!
そして、リュイセンがユイランとちゃんと会話を交わしたこと。
ここでもリュイセンの成長が垣間見れますね。
あの解決策は本当に良かった……。
しかも、景色がすっごい綺麗で晴れ渡る風が吹き抜けていくようです。
で!
……正直に言うならば、ミンウェイが父親をっていうのは少し想像したこともありました。
過去が暴かれていく内に嫌な予感がしていたのと、シュアンに向かって本音を吐き出した時も、相当傾いているなあと思いながら読んでいたので。
しかし、リュイセンがそれを指摘するとは。
ちゃんと今まで色々分かった上でミンウェイを好きだったということも、またリュイセンへの好感度がアップする要素になりました。
でも、ムスカは超大嫌い(笑顔)ですけどね!(超笑顔)吐き気がするほど嫌いです。
「俺が、最後の総帥になる」
この言葉が泣けます。
一族の解体を耳にした時とはまるで別人(ではないですが)の様に、静かに確固たる決意を持って宣言する彼が、切なくも眩しい。
ミンウェイに対する言葉の数々は本当に諸刃の剣で、実際ミンウェイが本当の意味で父親をそういう目で見ていたのかは分かりませんが。
それでも、リュイセンの語る事実も事実ではあると思うんですよね。
虐待は本当、恐ろしい……。ある意味究極の檻ですね。
でも、このリュイセンとミンウェイのやり取りを見ていると、やはり彼にはミンウェイしかいないんだなと思います。
それで、ミンウェイにもやはりシュアンも良いけど、リュイセンの様な人がいた方が、傷ときちんと向き合い、前を向けるんじゃないかなあ、と。受け入れてくれるだけじゃなくて、自分と向き合うために敢えて厳しい事実を突き付けていってくれる人っていうのは貴重だと思うんですよね。
ミンウェイの心の変化というか、変化していくリュイセンへの気持ちに変化が見られた気がするので、先を期待します。
このお話、本当に素敵でした。リュイセンが切なくて苦しい……でも、すごいリュイセンらしくて、がっつり心に伝わってきました。
そして、幕間!
……ぐっはっ。
このクズ親父……ミンウェイの純粋な心を弄びおって……!(剣を構える)
やっぱりこのミンウェイ父はろくでもない奴ですな!
ミンウェイ、こんな奴に心を預けることはないよ!
しかも、こんな純粋に慕ってくれる子を殺すなんて……もう卑屈になるのは仕方がないことですね。
それでも、「誰も傷付かない」ことを望めるミンウェイは凄いです。普通、こうはならない……。
……ところで、うちのケントは、ここまで純粋な子じゃないですよ(笑)。
シュアンの話。
泣いた。
泣ける……っ。こういう話は、本当に弱い……!
そして、先輩が本当に良い人!そして、婚約者さんは本当に強い……っ。更に、母は強し。
これは、シュアンが泣くわけだよ……。
シュアンはここに来て、救われて、また新たに色々前を向けて良い転機になったのではないかと思います。
婚約者さんも、言葉通り、幸せに生きていって欲しいです。
先輩はこれからもずっと、彼らを見守ってくれているのかな。
つくづく、あんな死に方をしなければならなかったのが残念でなりません……。
で、小さい頃のレイウェン。
……リュイセンに、そっくり(笑)。
喋り方が子供ですね!
あれだけ大人な喋り方をしているのが不思議なくらいですよ!
お礼を言われて動揺するキリファさんが可愛い!(笑)
しかも、仏頂面のままのエルファンも可愛い!(大爆笑)
何なのこの可愛い生き物たちは。天使だ!
こんなに幸せな日々もあったということですよね……。
ここから、あんなにねじくれていくんですか、未来が……(遠い目)。
ユイランさんは本当に優しく強い人で、好きです。
で、エルファンさんや。「にやり」以外の満面の笑みを子供達には浮かべていなかったんですね……(笑)。ここ、爆笑しました。
何この幸せ空間。素敵。
だというのに、こんな醜い襲撃のせいで……。
キリファさんの叫びが苦しい。
エルファンも、一体どんな思いで聞いていたのだろうか……。
懸命に死にかけながらも守ったレイウェンさんとシャンリーさんの想いは……。
てか、ちゃんとルイフォンが異母弟だって気付いていたんですね(笑)。
エルファンさん……(笑)。貴方は、どれだけ朴念仁だったのか……。
リュイセンの誕生には、本当に様々な思惑があったのですね。
本人が知らないことが救いでしょうか。
いや、今のリュイセンなら、色々受け止めて進める様な気もしますが。
あと、レイウェンさんの一途さに惚れました。
ああ、本当にこのお兄さんは素敵です。いやあ、惚れます。
そして、流れる様にリュイセンの昔話!
もう彼も本当に大変な幼少期を過ごしていますね……。
この周囲からの目っていうのは想像が付きますが、本人にしてみれば堪ったものではありません。
でも、ルイフォンとの触れ合いがあったからこそ腐らずにいられたのかな、と微笑ましくもなりました。
前の時の話もそうでしたが、ルイフォンとは良い関係を築けていて何よりです。
この二人の関係、本当に好きなんですよね(好きしか言っていない気がしてきましたよ)。
それなのに、レイウェンさんがチャオラウに勝ったという一文に喝采を上げたことをお許しください。
それを信じて疑わなかったシャンリーさんに悶えたのもお許しください。しばらくこの二人に持っていかれておりました(笑)。
って、宵闇に浮かぶ美しきミンウェイさん……!
好きだ。
幻想的なまでに綺麗な光景に見惚れてしまいましたよ!
って、いやいや、ミンウェイ、リュイセンの首を絞めていたんかい!(笑)
それは、凶暴な、って思いますよね……(笑)。
でも、ここではっきりとリュイセンはミンウェイを意識したわけですね。
そして、彼女の中に二人の彼女がいる、と。
二人の彼女、という言い方は変かもしれませんが、お姉さんなミンウェイも、子供のままのミンウェイも、どっちも彼女なわけですよね。
その二人を丸ごと受け止められるリュイセンに、なって欲しい!
ミンウェイの反応がこの日を境に変わったのは、責任が増えたからなのか、それともリュイセンの心意気が伝わったからなのか。
第四章からに期待ですね!大興奮!
キリが良いので、今回はここまでにします!
第四幕も一気に読ませて頂きますよ!
……相変わらず長い感想で申し訳ありませんが、溢れるままに書いてしまいました。
作者からの返信
和泉さん
たくさんお読みくださり、たくさんのコメントありがとうございます!
4-1から……というと…………。
うおおおおおおおお!
こんなに一気読みしてくださったというのに、何故か、ルイフォンとメイシアの出番が、まったくない!?(笑)
あ、あれ………………?(苦笑)
タオロン、GPS持って帰ってくれました!
彼はもともと、初登場シーンから、味方臭バリバリでしたから。
でも、だからといって、あからさまな行動を取ると、人質になっている娘が……というわけで、こっそりです。
一歩近づきました! 近づきましたよ!
ちゃんと前に進んでいますよー!(何故、そんなに強調する?)
しかし、ミンウェイにとっては……ですね。
――って!? 和泉さんがシュアンに向かって、カッコ良いな(笑 ←ここ、笑がついているところに、諸手を上げていない様子が伺えます)とは!!
(ここで、真面目に切り替えて)
シュアンと先輩と婚約者と。
このあたりは、かなり考えながら書いた部分なので、そう言っていただけると本当に嬉しいです。
先輩の婚約者にわざわざ会いに行くなんて馬鹿げていると思いつつ、そうすべきだとシュアンを突き動かすきっかけとなったのが、先輩の事件のときに一緒だったミンウェイ。
シュアンにとって、ミンウェイは恩人なのです(が、全然、そんな態度を取らないのがシュアン)。
――!? 和泉さんが、またシュアンをカッコ良いと言った!?
いや、シュアンですよ、シュアン。
ミンウェイのウダウダ、グダグダは、鷹刀の人間には言えませんから。
そして、シュアンは、すっかりグレてしまいましたが、もとはマトモなマジメ人間なのです。(嘘っぽい?)
たぶん、先輩が人の話を聞くのがうまかったんでしょう。先輩に憧れていて、その先輩を亡くした今、改めて先輩のような人間になりたいと――で、更生したのかと。
(注:警察隊員であるシュアンは、更生「させる」側であるはずです)
実は、話し相手として、シュアンとミンウェイというのは、決して悪い組み合わせでもないのではないかなーと。(シュアンはあの態度ですが、ミンウェイに言われたことは地味に効いています)
そして、リュイセン! 聞いていました!
しかし、ここでリュイセンを悪く言ってはいけません。(←和泉さんは言ってない)
彼にしてみれば、シュアンとミンウェイを密室(温室)に二人っきりにさせるなど、あり得ません。当然のことをしたまでです。
あれ、銃を突きつけても動かなかったところ、褒めてもらっている!?
リュイセンとしては、シュアンが本気でミンウェイに何かをしようとするのでなければ、やはりノゾキはよくないので黙認してやろう――といったところでした。
〉シュアンとリュイセンは在り方が違うので……。
なんか、すごく鋭い……?
リュイセンは、凄く変わったと思います。
柔軟になった。大きく構えることができるようになったと思います。
(景色についても、ありがとうございます。結構、こだわって書き込みましたー!)
ミンウェイの気持ちは、環境によって強制されたようなものかな……と。
リュイセンは直感で、いろいろ分かってしまう人なので……。
(理屈で攻めるルイフォンにコンプレックスを持っていますが、リュイセンの直感のほうが理屈で説明できない鋭さがあって怖いと思う)
「俺が、最後の総帥になる」
これ、リュイセンに言ってもらおうと、ずっと温めていた台詞でした。
泣けると言ってくださり、ありがとうございます!
リュイセンはいろんな貧乏くじを引きまくっていると思います。
でも、あえて、この道を選ぶと言う。
一族の解体は彼が言い出したことではないけれど、最後を引き受けるというのはリュイセンが自分の意志で決めたことです。
「もしも、兄のレイウェンが総帥になっていたら、一族の解体は難しくなったと思う。優秀で皆に慕われている兄上は、組織を大きくするのには向いているけれど、組織を終わりにするのには向いていない。だが、俺ならできる。俺こそが、最後の総帥にふさわしい」――という気持ちが裏にあります……。
(リュイセン、ほんとごめん……)
リュイセンの心情は、書いていて本当に苦しかったです。
鋭すぎる感覚の持ち主であるリュイセンは、ミンウェイの気持ちを感じ取ってしまうので、彼が言える範囲内のことを精いっぱい告げました……。
(父上と母上のような尊敬しあえる間柄でいい、って、それは、書いているほうが辛いよ……)
たくさんの優しいお言葉をどうもありがとうございます!
そして、幕間ひとつめ。
今回は幕間が4つもあって、どの順にしても問題はなかったのですが、まずはこれを一番初めに終わらせておこうと思いました。
はい、そういう話です。
ミンウェイは貴族が嫌いです。それは、このへんのエピソードの影響です。
ちなみに、ミンウェイ父も貴族が嫌いです。だから、何をしてもいいと思っています。たぶん。
ミンウェイ父は〈悪魔〉なので、鷹刀がどんなふうに王族の犠牲になってきたか詳しく知っています。だから、王族と、王族の腰巾着(?)の貴族が嫌いなのです。
(で、専ら、貴族の暗殺を引き受けていた)
ミンウェイは、誰かが傷つくのが嫌なのです。
そして、誰かを傷つける自分も大嫌いです。
……ところで。気づいていくださったんですね! 嬉しいです!
今回の男の子(名前なし)が、ケント(の口調)にそっくりだ、と。
何故か、どんなセリフを言わせても、ケント調になってしまって、「それなら、もうこれでいいや」と開き直ったのでした。
ああ、分かっています。ケントの内面は、彼とは正反対だ、って(言い切る? 言い切っちゃう?)。
ふたつめ。シュアン。
泣いてくださいましたかー! ありがとうございます!
(……あ。シュアンが「泣いた」とは、どこにも、ひとことも書いてないのに、バレてる)
シュアンは救われたと思います。
(だから、ミンウェイにお礼を言いにいったわけです。あんな態度でしたが、めちゃくちゃミンウェイに感謝しています。でも、「泣いた」なんてことを彼女に言えるわけがないので、カッコつけて、詳細は話さなかったのでした(笑)。裏話が出ると、結構カッコ悪い)
はい、転機になったと思います。
初登場時からすると、現在のシュアンはまるで別人じゃないかなぁ、と。
みっつめ。レイウェン。
え、リュイセンに似ていますか!?
それは想定外ですが、嬉しいです!
エルファンは、かなりダメな人です。
息子のレイウェンがあれだけデキる男に育ったのは、父という反面教師がいたからだと思われます。そして、両親のどちらに似ても、同じ顔にしかならなかったと思いますが、レイウェンは母親似です。あ、中身がです、中身。
襲撃がなければ、現状はなかった……のかもしれません。
本編では、第二部 第一章 のユイランの昔話の中で語られているのですが、あのときはセレイエが生粋の〈天使〉であることが秘密だったので、どうしても、あっさり、さらっとしか語ることができず……。
辛くとも、ここはしっかり書くべきところでしたので、書ききりました。
レイウェンは、キリファ本人をよく知っているので、直感でルイフォンが異母弟だと気づいていました。本当は、撫でくりまわして可愛がりたかったように思われます。
そして、第二部 第一章 でルイフォンと再会したときには、内心で狂喜乱舞していました。
いろいろ、気づき、知っていて、それでも黙っているのは、やはり長男ということでしょうか。
(けど、いずれ、「お兄ちゃんだよー!」と言いたいと思っている……らしい)
素敵と言ってくださり、ありがとうございます。
妻と娘と弟妹と。全部、溺愛しております。だから、レイウェンは強いのでした。
ラスト。リュイセン。
兄レイウェンの意図には気づかず、「総帥の後継者を押し付けられちゃった……どうしよう」というリュイセンです。
ルイフォンとリュイセンの関係を好きと言ってくださり、ありがとうございます。
ルイフォンは、いつもリュイセンに対して偉そうですが、真面目な努力家のリュイセンを認めていますし、安心して頼れる相手だと思っております。
レイウェンがチャオラウに勝利して、「お嬢さんをください」と言うのは、子供の頃からの悲願でしたので負けるわけがないのです。(それに加えて、一族を抜けることを認めてもらう、と)
美しきミンウェイ……と、お褒めのお言葉をいただきありがとうございます。
(その直後に、首絞めの件が……)
ミンウェイが変わった理由は、ミンウェイにも分からないのではないかな……と。
でも、少なくとも、リュイセンは、ぬいぐるみではないと、認識しました。
(そして、この当時、まだ、ルイフォンは、ぬいぐるみ扱いです)
本当に、たくさん、どうもありがとうございました。
(そして、お返事も長い……とてつもなく長い。すみません)
第四章は、「〈蝿(ムスカ)〉の居場所は分かった。じゃあ、どうやって奴を捕らえる?(情報を吐かせる都合上、捕まえて、連れてこないといけないのです)」という話です。
途中で、〈蝿(ムスカ)〉が、死んだ〈天使〉ホンシュアを看取る間際のやり取り――という、重要な謎が明かされるエピソードもあります。そんな章です。よろしく!
また、近況ノートへのコメントもありがとうございました。
お暇なときにお越しください。(ここまで長かったし、本当にお暇なときにー)
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