『綺麗に染められた黒髪は艷つややかに光を跳ね返しはするが、所詮、若作り』
……思わず「ぶはっ」と吹き出してしまいました。イーレオ様も心の中では「無粋な作者だ」と思ってるはずですよ、静流さん!
悪役にも、そこに至るまでにはそれ相応の悲しみや苦しみがある……「群像劇」のタグが光るエピソードでした。
作者からの返信
由海さん
コメントありがとうございます。
うぉ!?
こっそり書き込んでいたのに、由海さんには、ばっちりチェックされていた!?
さすが、由海さん!
いや~~~。ははは……。
イーレオは、言動も容姿も、あまりにも若々しいので、たまに、実年齢が分かる描写を書いておかないと、読者に歳を誤解されてしまうんですよ。
イーレオは「年齢と経験を重ねた」大物なのです!
たぶん、フォローを入れておかないと、息子であるエルファンのほうが上に見えるんじゃないかなぁ。エルファンは髪を染めたりしないので、時々、白髪がキラッと光っています。
はい。〈蝿(ムスカ)〉は悪い人です。それはもう、弁護しようもないほどに。
それでも、そうなった理由はある。
群像劇ですよね。(群像劇が好きなのです)
タグ、光ってましたか!? ありがとうございます!
ムスカがミンウェイにしたことを考えれば、決して許されることではないのですけれど……。簡単には割り切れない人の業ですね(-﹏-。)
このエピソードを知ると、ミンウェイが健康に生まれてきたのが、お母様が起こした奇跡ではないかと思います(*´▽`*)
作者からの返信
綾束さん
コメントありがとうございます。
そうなのです。
〈蝿(ムスカ)〉は悪い人です。ばっちり、がっつり悪人です。
ここでは、良い人のように書かれていますが、彼の所業を忘れてはならないのです。
妻が亡くなるまでは、妻を溺愛する良い人だった――かというと、やはり、いろいろ「実験」していたわけなので、やはり……。
善悪では悪。けれど、サイコパスでも、マッドサイエンティストでもなくて、彼には彼なりの強い想いがあった、と。
落とし所、と言いますか、どんな印象でこのエピソードを終わらせればよいのか、作者的に、かなり困りました。
美談にするというのは、違うよなぁ……と。
――なんと言ったらいいのか分からないようなエピソードですよね……。
そんなエピソードに、コメントありがとうございました!
また近況ノートへのコメントもありがとうございました。
お暇なときにお越しください。
https://kakuyomu.jp/users/NaN/news/1177354054895588862
みんなが深く想っていて、それゆえに引き起こされた現実。
「俺様は人の命をすきなように操って世界征服するぜーがはは」みたいな「キャラ」じゃない。硬質なSFにこまやかでゆたかな感情がおりこまれたエピソードを、ゆっくり咀嚼しています。
作者からの返信
眞実さん
コメントありがとうございます。
はい……。
なんと言えばいいのでしょうか。
〈蝿(ムスカ)〉は、どう考えても、良い人ではないのです。ぶっちゃけ悪い人です。
もう、どうしようもない、と言ってもよいかと思います。
でも、彼には、彼なりの理由がある。それが他人に認められるものではなくても、彼自身にとっては、それが正しい。――そんな感じのエピソードでした。
この、『なんともいえなさ』を読み取ってくださり、ありがとうございます!
「キャラ」じゃない、というお言葉、嬉しいです。
あ、SFになっていました?(なんか照れる)
「生きている肉体に、死者の精神を呼び戻す」みたいな感じなわけですが、私が書くとこうなりました。(なんか、いかにも私らしい気がします)
SFぽくて、ファンタジーぽくて、リアルすぎる現実はちょっと苦手で、だから、現実離れしているんですけれど、やはりヒューマンドラマが根っこになっているのが好きなのです。
ゆっくり咀嚼、ありがとうございます! 嬉しいです!
何日か前の近況ノート拝見しました。
PCを使えなくてコメントを書くのは難しい、とのことだったので、眞実さんからコメントが届きました、という通知に感激しました。
きっと、忙しい合間をぬって読んで、やはり忙しい中、時間を作って、スマホでこっそり(?)コメントを書いてくださったんですよね。嬉しいです。ありがとうございます!
(そして、ちょっと、コメントしづらいエピソードだったような気がします。ごめんなさい~)
今回のお話を読んでますます〈蝿〉(ヘイシャオ)のことが憎めなくなりました。愛する人を救いたいと願う気持ち――ヘイシャオの件を聞かせるべきか悩むイーレオ様と、知ってよかったというミンウェイの台詞が心にじんときました。
あとリュイセンがかなり私の心のうちを代弁してくれてました(!)
「そうだ、それ聞いてくれ~!」と読みながら思っておりました(*´ω`)☆
リュイセン、ストレス指数が半端なさそう……(;´Д`) 頑張ってほしいです!
作者からの返信
冷世さん
お忙しい中、お読みくださり、コメントまでありがとうございます!
お優しい、お言葉、どうもありがとうございます!
本文の通り、〈蝿(ムスカ)〉(=ヘイシャオ)にも、事情、といいますか、強い想いがありました。彼はもう、こう行動するしかなかった。
……とはいえ、やはり、やっていいことと、悪いことがあるわけで……。
だから、事情があっても、「コイツは、悪い奴!」と言われても、仕方ないのです。――が、冷世さん、お優しいです!
そして、リュイセンが大活躍(?)です。
いつも、ひとり、「ええと? どういうこと?」と訊いてくれるリュイセン。
物分りが悪いからこそ、本質を見抜きます!
「事情なんか知らん。やるべきことは、これだろう!」です。
ストレス、溜まりそうです。生真面目なだけに、いつもイライラしていそう……。
ルイフォンとは正反対だからこそ、まったく違うふたりなのに仲が良いような気がします。
(ルイフォンは、我慢しないタイプなので、ストレスを溜めない。主人公としてどうなんだろう?)