遂に、第八章です。最終章です。
第一部の終わりということで物淋しさを覚えますが、興奮してもおりますので、一気に読ませて頂きます!
第八章始まりは何ともアダルティ!(笑)
まさかのイーレオさんとシャオリエさんの睦言(違う)!とは!
シャオリエさん、相変わらず良い女です……。
この方が出てくると、ピリッと色々引き締まる気がしますね。
あんなに偉大に見えるイーレオさんが子供に見える……(笑)。
シュアン何かはもう、手の平で転がされる玉の様です。エルファンにも転がされていましたが。あれ?
シュアンの、「一発の弾丸の重さ」というのが、もう先輩との過去を思い出して泣けます……。
彼も、ここから先へ進んでいくのですね。
ミンウェイとの関係も気になりますし、色々応援したいです。
そして、ルイフォンとメイシアのあまっあま!
良いですね、良いですね。青春ですね!このときめき!にやにやします。
ちゃんとルイフォンが理性を総動員させているところもポイント高いです!変態ではなくてホッとします(うちがそうだから……)。
ハオリュウのジレンマが微笑ましい。
彼は、かなり頭の回転も速いし頼もしいんですけど、年齢的にはやはり子供なんですよね。
だからこそ、ミンウェイがようやく認めてくれたこの場面は感慨深いです。
ようやっと、ハオリュウも少しだけ肩の力を抜いたところも感慨深いです。
関係が進んでいるんだな、とよく分かります。
父と息子の間柄も何だかにまにましてしまいました。後日、素直な胸の内が吐露されることを楽しみにしております。
そして、ここは声を大にして叫びたい。
駆け落ちに、きらきらと少女の様に反応するミンウェイさん、最高です。
この二人の関係も好きなので、存分に堪能できました。
色んな組み合わせが素敵というのが、月ノ瀬さんの物語ですね。
あと、ルイフォンのテノール。
この表現が地味に好きです。
本当に、青年と少年の狭間という感じが。大人になったらどんな声になるのだろうか。
そして、親子なのに、緊迫感あふれる駆け引き!
どうなるかとハラハラしましたよ!イーレオさんはでも、相変わらず魅力的なお父様です。
この落とし所で、あ、だから近況ノートに書いてあったプロポーズ……とちょっと納得してしまいました。
しかも、この取引の中にも、お姫様だっこおおおおおおおおおおおっ!
ちょっと、素晴らしいです!お姫様だっこ!素晴らしいです!
私を悶え死にさせるおつもりですか!
最高でした。ありがとうございます。
でも、先行きが不安です……(笑)。
そして案の定なやり取りでした。
ハオリュウとメイシアが焦るあたり、鷹刀一族と繋いできた絆があるなって感動しました。いや、一族としての礼儀もあるのかもしれませんが。
あと、ルイフォンが膝を折った時に、メイシアだけではなくハオリュウも味方したところがもう、本当に嬉しいです。
あれだけぎすぎすしていたのに、こんなに距離が近くになったのだな、と。
第八章の最初の方から、絆が少しずつ出来上がってきているこの描写に感動しっぱなしです。
しかし、不穏!
コウレン!どういうこと!?家族思いっぽい貴方はどこへ!?
流石のシャオリエさんです。
いきなりコウレンがはきはきと事を進めていくことに違和感を覚えましたが、そこを見事に彼女が刺してくれて胸がすきました。
そう、婚約話がありましたよ!
ルイフォンのせっかくのプロポーズが!色々あり過ぎて吹っ飛んでしまいました……(涙)。
タクシー……もはや懐かしい。ど、どれくらい日にち経っていましったっけ(笑)。
そう、あそこからタオレンと色々やりあったんですよねえ。みんなカッコ良かった……。メイシアも素敵だった……。
ルイフォンがハオリュウにきちんと「姉が欲しい」と申し込むの、すっごいカッコ良いです。
ルイフォンの誠実さが滲み出ているし、それにやっぱりこういう挨拶は、結婚前の大事な儀式です。
シュアンとハオリュウ対決。
いや、ハオリュウはエルファンとも良い駆け引きをしていたから、わくわくしますね!
途中ハラハラしましたが、やはりハオリュウでしたね!
いやはや、やはりハオリュウはこうでなくては。恐喝で落ちるなら、もうとっくに別のところで落ちていますもんね。
シュアンは少し、人を見る目を養った方が良いです(笑)。
そして、完全に悪人にはなれないんシュアンさん。
良い人じゃないんだけど、く、何だか嫌いじゃない……。
そして、ムスカ。
ああ、ここでまさかそう繋がるのか……とやり切れないです。
ハオリュウの凄味がパワーアップしている気がします。
人は、これだけ短期間で本当に驚くほど成長しますね。
噛み付いてしまったり、色々ボロが出そうにはなっていますが、ハオリュウのこの駆け引きがどう繋がるのか、気になります。
というか、ここまで頑張ったんだから、良い結果に繋がって欲しい。
と、思っていたら。
ハオリュウが悲しすぎます。
ここで『拳銃』を取り出すんですかっ。
ハオリュウがほぼ喋っていましたが、何も知らずに喜ぶ姉やルイフォン達を見て、逆に物悲しくなりました。
いやもう、一人で何でもかんでもやらないで!
イーレオさんの、「ひとりで抱え込みすぎるなよ」がせめてもの救いでしょうか……。
父親のこと、本当にやり切れません……。いくら仲が良くなくたって、悲しいに決まっています。
実は、感想を書いていて、今まで以上に長くなりまして。
申し訳ないんですが、今回三段階です。続きます。
作者からの返信
和泉さん
ついに、ついに、ここまで……。
どうもありがとうございます!
三段階でのコメント! 嬉しいです! どきどきです。興奮しております。
はい。第八章の終わりはなんとも、アダルティ(?)
レーティングタグを付けないですむ範囲内で、ギリギリに挑戦しました(?)
シャオリエは書いていて楽しいです。彼女の武器は、根拠なき威圧感(?)。普通に戦ったら、決して強くないはずなのに、逆らえない何かがあります。
このシーンで、シャオリエに「顔を隠すな」と言われたシュアンは、これ以降、帽子を頭のてっぺんに載せています(結構、素直。笑)。
ルイフォンとメイシアの、あまあまは……ははは(書いていて恥ずかしい)。
ルイフォンが『まったく』恥ずかしがらないので……(こっちが、恥ずかしいわぁ!)。
正々堂々、自信過剰。変態ではない? のでしょうか?(変態よりもタチが悪い気が?)。
このふたりは、まぁ、お似合いということで。ルイフォンがあの性格で、主導権を握っているようですが、実は先に手を出したのはメイシアだという(第五章1-3)……。
ハオリュウのジレンマ、葛藤。
この部分のご感想。嬉しいです。
第八章の最後まで読んでくださった今なら、このシーンは「どうしても、書いておきたいなぁ」と思っていたのが、バレてしまっているでしょうか。主人公のルイフォンやメイシアそっちのけで、力を入れて書いていました。
きらっきらのミンウェイです。彼女もいろいろ抱えていますが、いえ、だからこそ、楽しいこと素敵なことは、大歓迎なのです。
いろんな組み合わせ。好きなのです。(それをするから、なかなか話が進まない。今、物語のはじめから3日めくらいだったはず ← 黙ってりゃいいのに)
ルイフォン、テノールです。(連載開始から、もう何年も経っているけど、作中では……略)
少年体型なので、身長の割に細身で軽いです。(具体的な数値は出していませんが、第五章ラストで、メイシアの前でわざと半裸になったときに細い感じを書いた気がします。あと第七章で身軽に階段を飛び降りたり。今の年齢だからできるんですよね。青年体型になったら無理なはず)
ルイフォンとイーレオの駆け引き。有り難いご感想、嬉しいです!
いろいろ、狙いました。ええ、もう。むちゃくちゃ狙いましたよ。
お姫様抱っこです。世界観的に「お姫様抱っこ」とは書けなかったのですが、分かってくださりありがとうございます!
このへんまでは順調だったんですよね。
そして、ここからが、本題……みたいな。
第二章から、ずっとお休みしていたシャオリエが「せっかく出てきたんだから、活躍させてよ」とばかりに、持っていきました。
タクシー……(『昨日』だっけ?)。
ルイフォンの挨拶、カッコ良いとのお言葉、ありがとうございます。
これは、私としても、きっちり言ってほしかったのでした。タイミング的に、今更な感じだったんですが、礼儀は礼儀だ! と。
ハオリュウは、のちにイーレオに「一番敵に回したくない相手」と言われるとか、言われないとか。だから、シュアンが勝てるわけないのです(?)。
(でも、肉体的にはシュアンに負ける。だって、子供だもん)
シュアンは、真っ直ぐすぎて、ポキっと折れてしまった、もと正義漢なので、どこか悪人になりきれないようです。でも、悪い人ですよ?
ハオリュウ。実は第八章の裏の主役でした。そういう役回りでした。
ハオリュウ、ごめん……。と言いながら書いていたのでした。
編集済
ハオリュウ、登場した頃は「イヤミなマセガキだ」と思っていたのですが、ここ最近は主役を食う働きをしてますね。静流さんのハオリュウ愛がダダ漏れのようで(笑)
イーレオ様の『ひとりで抱え込みすぎるなよ』に、何かハオリュウが考えているのとは違う思惑があるような……考えすぎかしら。
父親の許しを得てラブラブ全開のルイフォンとメイシアが見たーい!
作者からの返信
由海さん
コメントありがとうございます。
ハオリュウ愛、ダダ漏れしてますか!?
マズイ、マズイ。ルイフォンの危機です。主役の座を奪われてしまいます。そろそろ、ルイフォンとメイシアに登場してもらわないと。
ハオリュウは立ち位置的に、ひとり特殊なので、つい、いろいろ任せやすいんですよね。
イーレオの『ひとりで抱え込みすぎるなよ』は、イーレオの漠然とした不安、でしょうか。
明確な何か、ではないけれど、どうにも今ひとつなコウレンと、それを支えるハオリュウを見ていると、なんか言ってやらなければならないような、そんな感じです。
イーレオはハオリュウを気に入っているし、高く買っているので心配なようです。
第八章の初めのころの、あのベタベタにラブラブだった展開はいずこへ……。
うわぁぁぁ、すみません。
ふたりは、ラブラブなんです。ただ、周りの状況がぁ……。
……すみません。
すごい展開になってる!?
あわわ、読者にはどうすることもできない、私にはハオリュウを見守ることしか……。(;´Д`)
でも誰か助けてあげてー!って思いました。ハオリュウくん、しょいこみすぎてて心配です。
そして偽物のコウレンが本当に嫌な感じですね(そこはブラックコーヒーぐいっと飲んでほしかった!)
来週が怖いくらいに気になります。どんな展開でも受け入れられる心の準備をしておきます……!(>_<)
作者からの返信
冷世さん
コメントありがとうございます。
ハオリュウを贔屓してくださる冷世さんのお言葉に、ドキドキしておりました!
すごい展開になってしまいました。
出番がたくさんあっても、それが幸せとは限らないハオリュウ……(ハオリュウ、ごめん)。
冷世さんの仰る通り、ひとりで抱え込みすぎです。
偽コウレンは、小物のくせに、変なところで用心深かった……。今までも、いろいろやってきたようなので、きっと命を狙われることに慣れていたのだと思います(?)
心の準備、とまで言わせてしまってすみません。
ネタバレ防止のため、迂闊なことは言えません。困った!
ええと、第八章で、ハオリュウ大活躍。というのは、確かだったと思います……くらいしか、言えない……。
ですが、もう、ハオリュウが主役でいいじゃないか、ってくらい、贔屓しまくりました。私も、ハオリュウはお気に入りなのです。
……読み返しても、中身がなさすぎる↑の文面……。
これで、来週、期待を外したら……? ……外すかも!? なんか、そんな気がしてきました。
更に困った……。
ハオリュウ――っ!Σ( ゚Д゚)
それはダメです、ダメですよ!
……ハオリュウのことですから、自分の手を血で染めるような真似はしないと信じますが!
でも、ハラハラしすぎて……次の土曜日が待ちきれません!(><)
作者からの返信
綾束さん
コメントありがとうございます。
「いかにも」のところで、来週に続く! になりましたっ! すみません。
本人の弁によると、ハオリュウは「守るためなら、僕はなんでもできますよ?」ということだそうです。
それ以上は、なんとも……。
綾束さんに、ご心配いただいているのに、なんか、申し訳ないですっ!
また、近況ノートへのコメントもありがとうございました。
お暇なときにお越しください。
https://kakuyomu.jp/users/NaN/news/1177354054887411690
編集済
ハオリュウ、物凄く張りつめていて、精一杯な作戦を繰り広げるのが、切ないです。
お姉さまのためにここまで背負って……。
影の言葉に涙を流すお姉さまの姿に、どんな気持ちでいたでしょう.˚‧º·(´ฅДฅ`)‧º·˚
しかし影の、いやなかんじ、尊大なかんじ、底の浅い、ちょっとあほなかんじ、絶妙にリアルで、ぐおぉo(`ω´*)oというかんじです(語彙力……)
作者からの返信
眞実さん
コメントありがとうございます。
ハオリュウへの気遣いのお言葉、どうもありがとうございます。
彼は賢いですが、大人相手に余裕の顔で戦っていますが、今の状況に心が痛まないわけがないんですよね……。
(そういう状況を作った私が言うのは……なんですが)
ハオリュウ、ごめん。と言いながら書いていました。
コウレン(〈影〉)、リアルでしたか!? 嬉しいです。
そうそう、眞実さんのおっしゃる通りのイメージなんです。底が浅いくせに、「デキる奴」を演出しているという、「絵に描いたような、嫌な感じの貴族」!
伝わって嬉しいです!
なんだか久しぶりにルイフォンとメイシアの二人を見た気がします(気のせいではありません)リアルタイムでもそうなのですが、ここ最近はハオリュウの存在感が凄くて……(すまない。主人公……)
概ねハオリュウのシナリオ通り……二人のことが認められましたね……前話から引き続き切ないです。暗いところからは明るい場所がよく見えますからね……
ルイファンとメイシアにとってすごぉぉぉく重要な瞬間なのはわかってるんだけど!!ハオリュウの気持ちを知ってほしいような、でもやめた方がいいような、そういう類の複雑な気持ちです……
イーレオ様、その慧眼でなんとな~く何かがおかしいことには気がついていそう。もう一歩な気がするのですが、ハオリュウと厳月さん……!二人きりになってしまいましたよ!!
あーーーー!!やっぱりそういうことを考えていたんですねハオリュウ!!
そしてなかなかしぶといじゃないか厳月さん!大根役者のくせに!!!(大声)こういうところは中々に貴族らしいですね!!あ、これは誉め言葉じゃないですよ厳月さん!!
あーーーー!!(また)毒がだめなら銃で来ましたよハオリュウ!!引き金は……引かないよね?ここでやっちゃったらメイシアにばれちゃうかもしれないし……もうちょっと期待値高い手はないかな……
あ、銃でなら脅せるんじゃない……?大根さんならいけそうだよ……?それか、今は脅しで時間稼ぎして、フィジカル強者のシュアンさんに次の手を託s(お巡りさん、いえ、月ノ瀬さんこいつです)
本日も続きが非常に気になるところですが!!夜も遅いので出直してきますね!!ではでは~!!
作者からの返信
宿理さん
コメントありがとうございます。
ルイフォンとメイシア、久しぶりです。……ええ、気の所為ではありません。
実は、この第八章の主役は、ハオリュウ――と、言い切ると、さすがにルイフォン&メイシアの立場がないのですが、この章を書いている最中、ハオリュウのことを「裏の主役」と読んでおりました。
ハオリュウのシナリオ通りに、認められました。でも、ちっとも、めでたくないシーンなのです。(めでたくない、と言い切れるあたり、やはり、主役はハオリュウ……)
イーレオも、別行動を取るハオリュウを気にかけていますが、普段のコウレン・ハオリュウ父子の様子を知っているわけではないので、ハオリュウも気苦労が多いなぁ、と思いつつ、あと一歩、踏み込むことはせず……。
そして、対決(?)です。
はい、ハオリュウ、そういうことを考えていました!(これで十二歳)
しかし、この大根役者、今までにも、スペシャルブレンドなコーヒーを出された経験があるのでしょう。警戒して、手を付けません。
仕方ないので、ハオリュウは次の手に移ります。シュアンから、銃を借りておりました。(そんなものを貸したら駄目です。処罰ものです。でも、シュアンなので貸しちゃいました)
しかし、引き金を引けるのか!?
夜遅くまでお付き合いくださり、ありがとうございました!
ちゃんと、体を休めてくださいねー!