さっき短編を見たので理解がしやすいという謎の追加効果が生じています(お得です)
よくぞやってくれましたシュアンさん!ですが、それは同時にもう先輩はいないってことでもあって……ミンウェイもシュアンさんも心情的にはムスカさんの、いえ、ムスカさん属ムスカさん擬き科さんの説明なんて耳に入ってこないですよね~(その理解でいいのか)ミンウェイさんの気持ちはわかるけど、そのカードは未来永劫切っては駄目です!!とシュアンさんも止めに入ってくれましたね。ここは腹をくくらないといけない……シュアンさんには辛い状況でしたね~……
それにしても(こんな中言うのもあれですが)人間の脳内に介入する技術……これ、色々わかったような気がして熱いですよ……!(遅くなりましたが続きます)
作者からの返信
宿理さん
コメントありがとうございます。
短編もお読みくださり、ありがとうございます。
あちらのじーさんが「俺はソフト屋で、ハードは専門外(でも、なんとか直した)」なんて、言っていましたが、こちらでも「肉体(ハード)に、頭脳(ソフト)が載っている」という考え方が基本となっています。(と、書くと、私がマッドサイエンティストのようですが、ごくごく普通の人です)
そして、先輩の記憶は「上書き」されてしまったので、もう二度と取り戻せない……。
記憶=精神が、先輩に戻らない以上、先輩は「もういない」のです……。
それでも心情的に、先輩の体を撃つことはできない――と、なってもおかしくないのですが、シュアンの選んだ結末は「撃つ」でした。
しかも、自分自身で。
それがケジメですし、ミンウェイを暗殺者に戻す=あの父親といた頃の彼女に戻す、なんてことはあってはあらない、というわけです。
この「不可逆」の選択は、シュアンの人生の転機だったなぁ……と、思います。(シュアンはメインキャラです。登場時は、一瞬で消える雑魚っぽかったですけど)
〉人間の脳内に介入する技術……これ、色々わかったような気がして熱いですよ……!
ありがとうございます!
実は、この技術が、この話のど真ん中にあるようなもので……。
とはいっても、今はまだ「ふぅん」程度に思っていてくだされば充分です。
ああああああ……………先輩が先輩でないままに……ある意味、先輩の尊厳を守ろうとしたのかもしれませんが、シュアン、とても辛い決断をしたと思います。
作者からの返信
有澤さん
コメント、そして、たくさんの♡をありがとうございます。
ここはもう、こうするしか……。
少なくとも、シュアンには、この選択しかできませんでした。
お忙しい中、お読みくださり、ありがとうございます。
ここ(と、この前あたりまで)のエピソードが、一番、その、なんていうか……でした。
ここを乗り越えてくださり、ありがとうございます!
(このへんで、「読めないよ、この話!」になる可能性が高いよなぁ……と鬱々としながら投稿した部分だったのでした)
こんばんは!和泉ユウキです。
また、つらつらと書いて行きますよ!
読んだ傍から書いている感想なので、前後していたらごめんなさい(汗)。
初っ端から斑目ー!まさかの、斑目ー!
お久しぶりです。お元気でしたか!
でも、そんなに日にちは経っていない……(笑)。衝撃過ぎます。
何というか、ムスカに治療をされると、何か細工されたんじゃないかと疑いたくなりますね……(笑)。
って、ルイフォンの作戦が読まれているー!いや、そうですよね(笑)。
まあ、こうでなくては面白くないですよね!リュイセンの技が光りそうです!
あと、タオロンさんは二派に分かれているのは納得です。
どの組織にも、派閥はある……。
が、小男が本当に小物感満載で笑いました。
そして、いやあ、やっぱり!
少年たちって、ルイフォンいると思いましたよー!しかし、キンタンは予想外でした!
しかも、キンタン、カッコ良い……!
少年たちも素敵です!どのキャラもカッコ良くて最高だ……。
人徳がありますよねー、ルイフォンって。
でも。
「俺の出番、ねぇな……」
に爆笑してしまいました。
やっぱりリュイセン強すぎるんですね(笑)。そんな彼らが好きです!
でも、その後のファンルウに対してはルイフォン大活躍!
やっぱりこの二人って良いコンビですよね。好きなコンビです。あんなに複雑な関係なのに。
ところで、地下には行った方が良いんじゃないかな……。
そして、話がどんどん核心に触れてきましたね……。
タイトルが絡んでいる様な単語が次々出て来て、戦々恐々としております。
イーレオは本当に懐も深いし度量もある。
この人には一生敵わない気がしてきそうな魔力がありますよね。
あのシュアンが幼子の様だ……。
それでもただでは終わらないのもシュアンで、面白いやり取りでした。
そして、ミンウェイの弱さをシュアンが発破をかけて持ち直す。
この二人も良いコンビですよね。
でも、リュイセンが憐れになってくるので、あまり考えない様にします(笑)。
そして、呪いとか色々出てきましたね。
うわ、恐い。
色々ウィルスみたいに潜り込んでいるムスカ。
思っていたら、本当にそんな感じですね……インストールか……。
人を機械みたいに……。
しかも、ムスカって、ミンウェイのこと、……えー!気持ち悪い!
うわ、殴りたい。いや、手が汚れるから蹴り……いや、斬り伏せたいわ!
それはミンウェイも、平常心ではいられないですよね……これは仕方がない。
……オリジナル、今どうなっているんでしょう?
シュアンの先輩に対する言葉が、切なくて苦しいです……っ。
秋には結婚する、という言葉も苦しくて苦しくて泣きそうになりました。
こんな、非道な奴に人生狂わされるなんて……!
自分でけじめをつけたシュアン、カッコ良かったです。本当にカッコ良かった。
最後まで大丈夫か、とはらはらしましたが、この決断を下したシュアンを、誰よりも讃えたいです。
長くなったので、一回ここで切ります。
続きます(笑)。
作者からの返信
和泉さん
まさかの第七章一気読み、どうもありがとうございます!
10万字くらいはあったはずなんですが、大丈夫でしょうか。
読むの速いです……。
私の文章って、読み続けると倒れるんですよ!? 無茶はしないでくださいね。
お久しぶりですが、全然、日にちは経っていません。不思議ですね!
ルイフォンの作戦、読まれています。一番欲しいものがそこにあるんだから、取りに来ますよねぇ。
タオロンはまともなので、嫌われています(笑)
私がモブを書くと何故か大根役者になるので、小物感満載とのお言葉、嬉しいです。かなり頑張って小物にしました。(よく覚えている!)
そして、名前が増えるのが嫌なので、小物には名前がありません。もしも再登場することがあったらつけて上げる予定です(が、彼に再登場の予定はない)。ここ、名前なしで書くの、実は辛かったです。だったら名前つけろ! って感じですが。
あ、「少年たち」の中にルイフォンがいるの、分かりました? 嬉しいです。
キンタンは、予想外という以前に、存在を覚えてらっしゃいました!?
キンタンの登場は20万字ほど前だったので、絶対に忘れられている、という前提で、やたら説明を入れていました。
……だって、まさかの再登場でしょう、彼は……。
悪ガキは、悪ガキらしい戦い方でした!
「俺の出番、ねぇな……」に、爆笑をどうもありがとうございます!
主人公が活躍しない理由を、分かり易く解説した一文でございます(で、いいのか?)。
いいコンビですか。嬉しいです! 書きながら、「リュイセンが、ルイフォンのボディーガードみたいだな……」と、思っていたんですよね、このあたり……。
でも、地下は行かないのです。リュイセン、真面目だから(?)
シュアンとイーレオのやり取りは、書いている最中は上手く書けなくて泣きそうでしたが、書きあがったら、シュアンが格好良くなっていました。転がされても、ただでは起きないようです。
ミンウェイとシュアンは相性が良いのか、悪いのか。
主義とか生き方は、かなり正反対に近いと思うんですよね。けれど、否定し合うわけではなく、たぶん認めている。書いていて、私も不思議な組み合わせだと思います。
あ。
すみません。このへんから凄く怪しくなります。気持ち悪いです。
投稿するのが苦痛でした、このへんのエピソード。
ここまで結構長いわけですが、ここまで付き合っていただいても、ここで「もう、この話ダメ」って言われるかなぁ……それも仕方ない、腹をくくろう、と思って投稿したところです。
緊張でお腹が痛くなったり、前日あまり眠れなかったりしたのでした。
……って、ダメなら、ここでバックでいいですよ……。腹くくったし。
シュアンには辛い目に遭わせてしまいました。
その罪滅ぼしが、第七章のあとの幕間なのですが、かえって、より可哀想になってしまった気がします。
長い感想、嬉しいです!
続きに行きます!
シュアンの独り舞台でしたね。
心中描写の細やかさ、駆け引きの緊迫感、そこに込めた思い、いろいろと密度の濃い、読み応えのあるエピソードでした。
作者からの返信
関川さん
コメントありがとうございます。
はい。シュアンの舞台でした。
この「眠らない夜の絡繰り人形」の節は、シュアンのものなのでした。
今までになく、暗く、嫌な感じのするエピソードだったのですが、大丈夫だったでしょうか。
読者の期待を裏切るような節で、投稿するときにはかなり気が重かったです。
良い内容ではなく、かなり嫌悪感の出るものと思います。けれど、必要だと思って、大事に書いたエピソードでした。
読み応えがあると言ってくださり、嬉しいです。報われた気分です。
お読みくださり、本当にありがとうございました。
最後の一行に、シュアンの純粋さが哀しいほどにあふれ出ていますね。こうすることでしか先輩を救えなかったと分かっているのに、本当にこうするしかなかったのか……と彼はずっと苦しむことになるような気がします。
が、しかし……「ましてや愛など存在しない」
ううっ、現実は厳しい。弱さを見せるミンウェイをこの場で支えてくれたのはシュアンだから、ほんの少しでも愛が芽生えてくれたら、と期待しちゃうんですけどね。
作者からの返信
由海さん
コメントありがとうございます。
最後の一行。これ、お気に入りです。ありがとうございます!
シュアン、苦しみますよね。この先、ずっと引きずっていくのが分かっていて、それでも引き金を引くことを選んだので、ね……。
(前のエピソードにある、回想での先輩の台詞。
『いいか、緋扇。撃つのは一瞬だが、不可逆だからな。――その一発の弾丸が、無限の可能性を摘み取るんだ。俺たちは常にそれを意識して、引き金を引かなければならない』
これを、シュアンはよく覚えているのです)
「ましてや愛など存在しない」
これは、「この時点では、下心でミンウェイにすがりついているわけではないよ?」というお断りです。「この時点では」です。
ひとりでは耐えられないから、だから支え合う。
「誰と」支え合ったのかに気づくのは、もっと冷静になってから……。
先のことは誰にも分からないのです(思わせぶりに、曖昧に)。
編集済
シュアンの心の動き、彼の心に通った芯が胸に迫ります。
先輩、悲しいし、切ない。
あまりにも苦しい。けれどもそうするしかないのですよね。
無影灯の光のなかにたちのぼる立体的な感情の波に飲み込まれて、一気に拝読しました。(光の下のメスが綺麗でした)
あとで字数のことを思い出しました。
このエピソードは、ここまで必要で、長かった、という感じはありませんでした。
作者からの返信
眞実さん
コメントありがとうございます。
シュアンは、彼なりの正義を通しました。
正しかったのか、間違っていたのか、それは誰にも分からないけれど、彼にはこうすることしかできなかったのだと思います。
立ち位置としては、主役からかなり離れたところにいるシュアンですが、この一連のエピソードだけは彼にしか託せませんでした。
室内は描写するものが少なくて辛かったです。手術室の画像を集めて頑張りました。
でも、なんか、眞実さんのご感想の文章のほうが綺麗です。(「立体的な感情の波」なんて、素敵!)
大サービスの大ボリューム。お忙しいところお読みくださりありがとうございました。
必要だと言ってくださり、嬉しいです。
これは途中で切りたくなかったんです。眞実さんも同じことをおっしゃっていましたね。
そして。
シリアスなシーンでの、まさかの誤字……!(頑張って推敲したら、前に書いた文章の一部が残っちゃったやつ!)
うわぁ……。
教えてくださり、ありがとうございます!
直しました!
おぉ、そうなる……と手に汗握り拝読しました。
先輩を殺すとシュアンが決めたのは、正しいことだったと思います。助かる可能性はあっても生かしておけば危険、ミンウェイも惑わされますし。どんなことであれ、成すことの意味を理解し、覚悟を決めて行うことなら、善悪でない尺度で測られるのではと(軽々に批判はできないと思います)……自分が何を言っているのかよくわからないけど、なんかそんな気がしました。
って、先輩、秋に結婚する予定だったんですね……!? 余計にシュアンの辛さが増しそうだけど、そばにミンウェイがいてくれて良かったです。
緊迫感のあるシーン、心理戦があざやかに描かれていて、惹きこまれて読んでしまいました。蠅(ムスカ)の片鱗は見えたけど、いずれ本体が出てくるかもと思うと――うぅ、今からわくわくします!◟(ˊ꒵ˋ∗)◜∗.♪
作者からの返信
冷世さん
コメントありがとうございます。
シュアンは善でも悪でもないのだと思います。
ただ、彼以外の人だったら、この決断をしたかどうか、分かりません。――この決断をしない可能性のほうが高いでしょうか……?
シュアンはこういうふうにしか生きられないのだと思うのです。これが彼なりの正義です。
けど、今回のことで、また変わっていく……かな?
先輩、幸せの絶頂でした……。(自分で書いたんだけど、非道い)
シュアンは辛いですよね。ミンウェイにすがったのは、もう理屈じゃなくて、何かを考えてのことではなくて――だと思います。
心理戦うまくいったでしょうか。ありがとうございます。
この回は、第六章投稿前に書き上げていたのですが、言葉のやり取りが分かりくいと思い、主に心理戦の部分をほぼ全面的に書き換えました。苦労した回なので、喜びもひときわです。
すごい……っ! 自分の語彙が足りないのが、恨めしい!(><)
そう思わずにはいられないほど、息が詰まる回でした。
もー、実際に息を止めて読みふけってしまいました!
作者からの返信
綾束さん
コメントありがとうございます。
もったいない、お言葉を……!
どうもありがとうございます。
この回は、駄目な人は、もう全然、駄目っ!! な、回だと思うんです。
それは当然だよねぇ……と、思っていての投稿なので、綾束さんのお言葉は本当に嬉しいです!
女性を自分の作った作品だなどと言う輩に碌な人はいませんよね。
悪魔の戯言は蜜のように甘く、精神に空いたほころびをじわじわと侵食して行きます。その感触に支配され籠絡してしまうのは決して恥ではないと思うのですが、誇れることでもありません。何を想い何を断ち切り引き金を引いたのか、またどんな決意を新たに起こすのか等、考えだしたら頭がパンクしそうになりました(^_^;
作者からの返信
佐月さん
コメントありがとうございます。
おっしゃる通りです。自分で書いていて「あー、これ投稿したら、まずいやつかも……」と思いました。だって、ね……。
実は、先週の時点では、今週分の中にもっと非道い台詞が入っていました。
が、冷静になって、消しました。あんまりだったんで。
ここ三週間ほど、しんどかったです。書き溜めた分だから、書いていたわけではないのですが、投稿するのにガリガリと精神力が削られました。(だったら、何故書いたと言われそうですが)
新たな決意は……とりあえず放置して、来週は主人公に復活してもらいます。
ううん……重い……。切ない……。
シュアンはそれでも……だからこその選択をしたのですね。
ミンウェイに縋るのも、最後の切々としたモノローグも、胸に迫るものがありました。
いいものを読ませていただきました。
さあ、蠅を追い詰めるのはいつになるのか、またドキドキする注視点が。
また楽しみに読ませてもらいますね!
作者からの返信
式見さん
コメントありがとうございます。
このエピソードは、本作の中でもかなり重いものでした……。
不良警察隊員のシュアンですが、昔は先輩と熱く語り合った正義漢で、たもとを分かった今も、根っこの部分は変わらず、先輩のことは大切で……。
この件がきっかけで、シュアンの今後が大きく変わります。
いいものと言ってくださり、ありがとうございます!
かなり力を入れたエピソードでしたので、とても嬉しいです!
(シュアンと先輩にスポットを当てた幕間が、第七章と第八章の間にあります。お気に入りの話です。
ただ、先輩が亡くなっているので、話自体は普通なのですが、読了感が切ない感じになってしまいます……)
〈蝿〉との決着は……すみません、第一部ではつきません!
ですが、第二部(投稿済み)で、この時点からは想像もできないような形(と感じてくださるといいなぁ)で、決着がつきます。
物凄く先が長く、大変申し訳ないのですが、無理のない範囲でお付き合いくだされば幸いです。
(このエピソードの時点が第一部で、第二部があって、現在、連載中の第三部となります。
第三部で終わりです。第四部には続きません)