今回はすごくカッコいいストーリーで、そんな書き方でしたね。
序盤の丁寧な描写からの、それぞれの見せ場のひかるアクションシーンへの移行が見事でした。
こういうの大事ですよね、すごくキャラクターが印象付けられて。
これまでちょっと大人びていた彼らが、年相応な雰囲気になっている感じがまた面白かったです。
作者からの返信
関川さん
コメントありがとうございます。
新章は、珍しく敵方の様子からスタートでした。
不穏な空気を出そうと思ったのですが、どうだったでしょうか。
敵側は歩調が合っていませんが、主人公側はノリノリです。
それぞれの特技を活かした活躍をしてもらいました。
年相応になっていたでしょうか!? 嬉しいです。
完全無欠のヒーローも格好いいですが、こんな等身大の格好良さもありじゃないかな、と思うのです。「頑張っている」格好良さ、とい感じです。
炎を吐くキンタン、リュイセンもかっこいい!
暗い森に星空の風景が重なり、その中で花火の明かりがちらつくのが、実際に目に浮かぶようでした。
作戦がいよいよ始まる気配、わくわくします!(蠅のことも気になるけど、リュイセンがいてくれるなら大丈夫かな……!?)
冒頭のタオロンがとても冷静で、ひと筋縄ではいかなそうですね。
メイシアのためにも、ルイフォンには頑張ってもらいたいけど……続きをハラハラしながら待ってます!
作者からの返信
冷世さん
コメントありがとうございます。
前の章では、ほとんど会議をしていたので、久々にアクション全開です。
室内のテーブルとお茶ばかり書いていた反動で、暗さと光と、風! 音と温度も! なんか、ワンパターンのような気もしますが、屋外は気持ちいいです。書き甲斐があります。
久しぶりのタオロンに、ご注目ありがとうございます!(久しぶりすぎて、忘れられているのではないかと心配していました。冒頭が、なんとなく、自己紹介と前回登場時のあらすじっぽい気が……)
今までとは違う新章です。どこが違うかと言うと、ルイフォンとメイシアが一緒に居ない。
……当然といえば、当然なんですけど。
ここから緩やかに曲がっていきます。期待外れにならなければいいのですが……(かなり、物凄く! 心配です)。
ターンと花火が広がる感じで始まって、そのまま明の調子が続き、でも気づけばシリアス然としたお話になっていて、でもどこか飄々とした雰囲気が。
何だか前章までと感じが違うなと感じ、新章への期待がさらに高まりました。
作者からの返信
佐月さん
コメントありがとうございます。
「飄々」出ていました!? やった、嬉しいです!
シリアスな話ではあると思うんです。でも、実はあまり真面目でも暗くもないはず……(と思って書いている)。
大笑いするような作品ではないですが、目指せ「ニヤリ」なのです。
嬉しいなぁ! どうもありがとうございます!
溢れんばかりの星空の下、少年達が行く……(BGMはもちろん、中島みゆきの「地上の星」)
ルイフォンったら、メイシアも見てないのにカッコイイところ見せつけちゃって♡ あ、編み込んだ髪が乱れてるわ、編み直すついでにブラッシングもしちゃいましょうね~、うふっ♡
静流さんって「静かに始まる前半部分から、一気に見せ場をつくる」のが本当にお上手だなぁ、と感心させられました。救出作戦が無事に成功することを祈ってます……でも、そう上手くはいかないのが、小説の面白いところなんだろうなぁ、と勝手に予想してます(笑)
作者からの返信
由海さん
コメントありがとうございます。
そう、少年たちはやる気満々で挑んでいくのです。
前章のラストがああだったので、ルイフォンの気合は充実しまくっています。
メイシアがいなくても、格好つけまくっています。今の彼は無敵です(たぶん)。
そして、さらっと、由海さんにハードル上げられましたっ……!
救出作戦、うまくいくのか、いかないのか。
そこは、うにゃうにゃうにゃ……(笑)。
いよいよ救出ですね!
美しい春の夜、映像や息遣いがくっきりと立ち上がってきて、一気に世界に入っていく感覚。
そして……
リュイセンさん、かっけー!
ルイフォンの登場もかっこよくて、鈴の光るかんじも美しかったですが、リュイセンの華麗な活躍とビジュアル、素敵過ぎです♪
さあ、これからどうなるのでしょうか……。
どきどきとお待ちしています。
作者からの返信
眞実さん
コメントありがとうございます。
いよいよ始まりました。
新章の初めなので、雰囲気を盛り上げようと、情景描写を入れまくりました(笑)。
「かっけー!」にご注目ありがとうございます!
ここ、実はこだわりました。「格好いい」じゃなくて、「かっけー」なのです。
主人公の年齢の割に平均年齢が高い作品になってしまったので、ここで若さを取り戻そうとしたのでした!
これから、いろいろあります。いろいろあるはず……。
いろいろ、やっちゃっていますので、私もドキドキしています。
全体的にかっこいいが過ぎる……!!特に地の文!斑目さんちのお使い三人衆が一人、小さい人が剣を抜いた時が宿理に会心の一撃でした!カッケーっす!(小男さんへの流れ弾には目を瞑ってください)
春だったことを一気に思い出し引き込まれた導入。タオロンさんスタートでしたか~そうそう、メイシアに傷を貰って、それをムスカに治療されたと……にしても怪しい治療ですね~いや、本編や本人も医療だと言っているのは承知しているんですが、いきなり新しい皮膚がもりもりと出てきて覆いかぶさるわけでしょう?なんか、黒魔術に似た不気味さを感じます……本人の表現も幽鬼。不気味だな~やっぱり。
そんなムスカさん、これからの展開はばっちり見えていますね~。タオロンをここに配置したのは子猫が来るからと……あの~タオロンさん?ちょっとぉ宿理と一緒に花火ボーイズを調べに行かないかい?とか思ってたら、三人組さんに出動命令が。
この評価がぱっきり分かれるっていうところ、リアルですよね~凶賊ならではの雰囲気が醸される絶妙な表現です……
小男さんが剣を抜いて、少年たちを脅していたら……あらら、やっぱりルイフォンじゃないっぽいけど誰かが火を吹いて挑発して……?と思ってたら背後から来ました!そしてこの子はキンタンでしたか。
それでそれで、吊り目さんのまえに現れたのはリュイセン!ついさっき濡れ衣を着せられてしまったので大男さんの怒りを買ったっぽいですが、居合抜きであっちゅう間にやっつけてしまいました。カッケェ……
救出作戦はこの三人でやっていくのでしょうか?くぅ~続きが気になるところですが……本日はこれにて失礼します!また明日~!!
作者からの返信
宿理さん
コメントありがとうございます。
うわぁぁ、お褒めくださり、ありがとうございます。
確か、このへん、一文を書くのに四時間、悩み続けたような記憶があります。
(なんで、そこまで悩んだんだろう?)
新章開始は、敵方、タオロンからでした。
(ちょっと、分かりにくいかなぁ、と思ったのですが、「隣の敷地がうるせーぞ!」というのをやりたかったのでした。年相応、ごく普通の悪ガキらしいルイフォンを出したくて。なお、二十歳未満の飲酒は禁止されています……今更だって)
〈蝿《ムスカ》〉の治療は、どう考えても怪しいですねぇ。禁断の黒魔術ではありませんが、禁忌の医術ってやつです。
〈蝿《ムスカ》〉は、この先の展開を読んでいます。ルイフォンたちが来ることを予期して、タオロンを配置しました――が、〈蝿《ムスカ》〉は責任者ではないので、どこかでゆっくり休んでおります。責任者は、あくまでもタオロン。かなり頼りない部下三人組を出動させました。
はい、タオロンは苦労人です。
いい奴なので、バカにされるか、崇拝されるかの、どちらかです。リアルとのお言葉、ありがとうございます!
キンタンが火を吹きました。
これ、大学時代の飲み会で、幹事が場を盛り上げようと実際にやったネタです。
化学科だけあって(?)、立派に火吹き男になってくれたのですが、やはり、少々、手に火傷をした模様。良い子は真似してはいけません。
そして、ルイフォンの一撃。これから、救出作戦に入るため、ルイフォンは飲んでおりません。
(そして、アルコールの入っているキンタンは、お留守番(別動隊)となります)
大男は、いい人っぽかったのですが、敵なので倒されてしまいました。仕方がありません。
というわけで、メイシアの父、救出作戦開始です。
無理のない範囲で、よろしくお願いいたします!