メイシアの目の前に、癖のある猫っ毛が広がった。
「あら大変、ルイフォン、枝毛が……ほら、ここ。あ、こっちにも。無理なブラッシングは髪を傷めます……と、その女性にお伝え下さいね」
冷たさを秘めたメイシアの微笑みに、ルイフォンは思わず「女はコワイ」と震え上がった。
……あ、思わず二次創作しちゃいました(汗)
リュイセン、強い! しかも「黄金比の美貌」って……最強じゃないですか!
なんだか、ちょっとだけシグリドっぽいかも(笑)
作者からの返信
由海さん
二次創作嬉しいです。
「その女性」って……?(コワイコワイ)
実は、このシーンのルイフォンの髪は、由海さんを意識して書きました!
この部分を書いていたころに、第三章でタオロンを縛るのにルイフォンが髪を解いたシーンを投稿したんですよね(もう、遠い昔のことでお忘れかもしれませんが、ルイフォンは普段は髪を編んでいるのですが、紐が必要だったので解いたのです)。
そのときに、由海さんが「ルイフォンの髪が広がって」みたいなことをおっしゃったんです。
それで、「あ! そのイメージ、いい!!」と、執筆中だったこのシーンに取り入れたのでした。
どうもありがとうございました! このシーンは由海さんのものです!
シグリド、第一部ではギラギラした感じがあったけれど、ラスト付近では包容力のあるいい男になりましたよね。リュイセンもあやからないと。
リュイセンはホントいいところ持って行きますね。
今回はまさに彼のためのエピソードになりました。一歩間違えば混乱・乱戦になりそうな気配の中、ようやくメイシアの出番が整った感じですね。
メイシアを偽物として決めつけたところが意外な展開でした。
作者からの返信
関川さん
コメントありがとうございます。
リュイセン、いいところを持っていきましたか。やっと報われました。今まで、登場回数の割には、ちっとも見せ場がなかったので。
「強い」ので、強さで目立ってもいいはずなのに、どうにも「敵を追い払うための便利キャラ」感が否めなくて不憫に思っていました。
リュイセンが整えてくれた舞台。次回こそ、メイシアのメイン回です!(たぶん)
近況ノートへのコメントもありがとうございました。
お暇な時にお越しください。
https://kakuyomu.jp/users/NaN/news/1177354054884003368#comment-1177354054884005774
そうですよね~……警察さん(本物)はメイシアが鷹刀家に誘拐されてると思ってるわけですからピりつくのが自然ですよね~……
一触即発の状況をぴしゃりと鎮めるメイシアかっこいいですね!
ですが、その後も苦難が!まさか本物の警察さんも買収されていたんですね……しかもシュアンさんの尊敬する先輩……シュアンさんお気を確かに!!
かつては正義を貫いていたとのことですが、何かのきっかけでくじけてしまったんでしょうか……人生何があるかわかりませんからね~(何の話だ宿理)
先輩さんの凶弾がメイシアに!?と思ったらルイフォンに!?と思ったらリュイセンが防いでくれました!
双剣ってかっこいいですよねぇぇぇぇぇ!創る段階で「こいつにはこういう戦術で詰めてもらいたい」って想像の幅が広がります!
リュイセンがかっこよく状況を整えてくれました!
もう邪魔者はいませんのでね(果たしてそうだろうか)メイシアも決めてくれ~!
ということで次です!
作者からの返信
宿理さん
コメントありがとうございます。
警察隊(本物)は、大真面目に貴族の令嬢の心配をしているんですよね。
しかも、ちょっと前まで「死体でもいいから見つけろ」とまで言われていたのが、無事な姿を発見! 助けねば! なのに……?(なんか、警察隊(本物)が可哀想)
メイシアを格好いいと言ってくださり、ありがとうございます!
武器を持って戦うヒロインではないのですが(というよりも、戦闘になったらお荷物にしかならない……)、彼女も、彼女なりに戦うヒロインなのです。
しかし、シュアンの先輩が!?(先輩は、また後ほど出てきます)
シュアンは、昔は正義漢だったのです。(今となっては、ちょっと信じられませんが)
シュアンと先輩については、もうちょっと引っ張るというか、ごにょごにょです。
そして、リュイセンの見せ場です。
彼としては、貴族娘のために動きたくなんかないのですが、やるべきことは、きっちりやる男です。
というわけで、次回予告!
「ヒロインパワー 炸裂!!」
おたのしみに~。
(って、もう、読んでくださっていますね!? ありがとうございます!)