質疑応答と第二部「作品講評会」
質疑応答では5名の方が質問されました。
● 質問1:質問者は若い青年さん。「ランキング上位の作品を取るのかと思いましたが、中身も重視ということで安心しました。質問じゃなくてすみません」
回答:作品は名刺。自分の好きなものを把握し、書くことから逃げないようにとアドバイス。
● 質問2:質問者はお兄さん。「ミーティングに選ばれたユーザーの選考基準を教えて」
回答:倍率は6倍だった。参加表明した時点で応募者の意欲は高いと判断。したがってランダムで選んだ、中身も見ていない、との事。
● 質問3:質問者はお兄さん。「ラノベの売れ行きは右肩下がり、その中心購買層は20、30代。10代の読者層はどうなる」
回答:確かに2010年、2011年あたりをピークに減っている。しかし、売れるものは売れるはずだし、面白いものはこれからも出てくるはず。との事。
● 質問4:質問者はお兄さん。「次に来る売れ筋ジャンルは何か?」
回答:それがわかれば苦労はしない。レーベル毎に得意とするジャンルは違う。全員が同じ方向を向く時代は終わり、細分化の時だと思う。との事。
● 質問5:質問者はお兄さん。「どうしても自分のコンテンツを貫きたい時、編集者は作家とどう折り合いをつける?」
回答:趣味で書くのか、書籍を目指すのかで話は違ってくる。趣味で書くのであれば編集者は要らない。レーベルの得手不得手もあるし客層も違う。この作品のこーゆー所をこーゆー風にすればこのレーベルに落とし込めるよ、というアドバイスをするのが編集者。作品を商品にするのが編集のお仕事。客層を選ぶという点ではどの投稿サイトに投稿するかも重要だと思う。との事。
質問は全て男性でした。女性の質問も聞きたかったですね。
以上で第一部は終了。時刻は1時40分頃。二部を充実をさせるために早目に切り上げた様です。
第二部は「作品講評会」これは個別に行われました。
部屋を取り囲むように机と椅子を並べてAからGまでのブース(ただし間仕切りはなし。話は筒抜け)を作ります。
そして最初に渡された番号札の順番に呼び出され、ブースにいる編集者から講評をいただきます。
私の番号札は「F-1」でした。Fのブースの1番目です。Fのブースは萩原編集長でした。みっちり絞られて断筆宣言したくなりました(嘘です。和気藹々でした)詳しくは作品ベージの付録をどうぞ。
私の作品は紙に印字されていました。もっとも編集者用でこちらには見せてもらえませんけどね。
各ブース5名(Gだけ6名)だったと記憶しています。ですから講評を受けたのは36名ほどでしょうか。
※5/30追記:運営のブログや他の参加者様の書き込みを見ますと、単純に各ブース6名ずつの計42名だったようです。私の記憶ミスですね。申し訳ありません。
※6/8追記:近況ノートにお寄せいただいた情報によりますと、36名説もあながち間違いではなさそうです。人数に関しては保留ということでお願い致します。
この時間は講評を受けている7名以外は暇を持て余すため、特別に設けられた「はてな」のブースへ行ってカクヨムサイトの改善点を言上したり、要望を書いた付箋をホワイトボードに貼ったり、スタッフの方々とお話したり、ユーザー同士で親交を深めたりと、非常に賑やかなひと時になりました。
もっとも何もせずにノートに「へのへのもへじ」を書いて遊んでいる方もいました。私ですけどね。
講評が済めば帰ってもらってもよいとのアナウンスもありました。実際に4時前に帰った方がおられたのかどうかは不明です。
こんな感じで実に和やかに時は過ぎ、4時になり、司会の赤縁メガネのお姉さんの終了の挨拶でミーティングを終わりました。お姉さんの連絡先を訊けなかったのが唯一の心残りでした。まあ、訊いても教えてくれるはずがないので、どうでもいいですね。
メディアの取材があるかもと事前に言われていましたが、それらしいものはなかったです。ただSTAFFと書かれた名札の他にGUESTと書かれた名札を下げた方がおられたので、もしかしたらそれがメディアだったのかもしれません。
私はとても楽しかったです。次回開催されることがあれば是非申し込んでみてください。きっと新しい何かを得られることでしょう。
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