幽霊が出るという廃墟。そして屋敷から流れるピアノの音。曲名はレクイエム。定番です。しかしここからが違う。ひんやりとした後に残るのは、切なさとやるせなさ。ホラーという枠に縛られない結末。是非ともモーツァルトのレクイエムと共に、お読みください。お勧めです!
謎が謎を呼び徐々に物語に惹き込まれていく。どこまで本当でどこまでが現実?なんて気にさせられる、ミステリーホラー。読後感はなんともせつなくてやるせない。ピアノ音楽とともに読むと情景が浮かんできて更にいいかもしれません。