遺跡の単独攻略をさせたのが原因ですよね。

クロトを本国に残したのは国王がタロウ単独での実験の為だったので、魔王化の危険が帝国内戦時に起きたのにリスクを無視させた国王のせいですね。
突入だけ単独でやって、異常時にすぐフォローできるようクロトを外で待機させておけばよかっただけだと思う。

あとはシガルがハクに最初からタロウの支援依頼をしなかったからですね。
特殊な魔人を相手に死んでもおかしくなかったし、魔王化を促進する呪いを仕掛けられたのかもしれない。
ペース配分に失敗していれば、魔人討伐や遺跡破壊後に余力なく敵暗部の洗脳暗殺者に殺されていたかもしれない。

大体、タロウは仕官していないし、シガルが仕官したのは帝国内乱時の遺跡攻略の為だけだった訳だし、なぜ国王に家族をバラバラにされて顎で使われなければいけないのかと思う。
魔人や魔王に関して情報を公開しないのもメリットを感じない。
人類の危機であり、無知から帝国は悲惨な結果になり、今回もそうなりかかった。
タロウの功績が評価されない原因であり、他国への遠征で面倒を被る原因でもある。
非同盟国への派遣には肩書が邪魔だからとせっかく無役にしたタロウに対し、シガルを仕官させたのでは意味がないのではと思う。
いくつあるかもいつまで続くかもわからない遺跡対応を家族を分断されて単身赴任させられ続けるのだろうか？
本来なら黒の逆の存在であるハクやギーナやリンが前面に出るべき問題に思う。
せめてクロトがいないなら夜間や休日には転移で本国に帰ってもいいのではないかと思う。緊急時の通信手段だけ残しておけば。