もしもの話

もしも

君の名前すら思い出せなくなったら


僕の心は軽くなるんだろうか。



もしも

今の記憶を持ったまま君と出会う前に戻ってしまったら


僕の人生はどう転ぶんだろうか。



実際にそうなってないからわからないけど

きっと僕は泣き叫んで苦しんで思い出そうとするし、


辛いことも苦しい事も繰り返したって、

また君に出会える道を辿っていくのかもしれない。


失ってから気付くのは、何よりも学ぶことは多いけれど

あまりにも苦しくて虚しいから。


失って、学んで、強くなって。

ほしいのはそんな立派な自分じゃなくて


「今」ここにいるあなたの笑顔をずっと守っていけるように


そんな自分になりたいもんだ。

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