pixivから見えてくるコミュニティー化するコンテンツ達

 大勢の人にweb小説と小説の違いを討論したい。そのためにはランキングに乗るためにも連載をし続けるしか無い(これを書いた時点で6位です寸止めすぎる)。泳ぐのをやめると死ぬマグロみたいになってきたこのエッセイ。もうタイトル詐欺もいいところですね。

 というか内容もほとんどないよこれただの雑感とか日記だよ。そろそろ読む価値があるのか自分でも疑問です。


 なおキンドル書籍かに関しましては実際に出来たらそれの収支報告も含めてここでエッセイにし直したいと思います、


 なお星とフォローはほぼ等価のランキングになっていると思われます。でないと今日のランキング説明つかない。


 二人の方に「白百合の吸血鬼」の表紙依頼をしていました。


 そのうち一人は作品がアニメ化された事もあり、コミケで出せば壁は確定の大物イラストレーターに頼みました。


 その方から「スケジュールが埋まってるから無理」(要約)と丁寧なお返事が来ました。返事までほぼ一日かかっておらず、スピーディーでさすがプロだなと感心させられました。前からファンでしたが今後もファンであり続けようと思います。


 もう一人の方は同人作家の方でアンソロ等の仕事もしている方です。その方からtwitterで連絡を取った所、仕事の依頼はtwitterでは無くてメールでお願いします。と言われメールで詳細について語りましたが、今のところ返事がありません。


 twitterでアニメの考察を連投していましたので、やるか、やらないかの返事をする時間ぐらいはあったと思います。たぶん夏コミなどとかぶるのでお断りされるか、そのまま無視されると思います。


 この記事を呼んでいるイラストレーターや絵師の方はいないと思いますが、依頼する側としては、やるやらない問わずに意向だけは早めに伝えて欲しいです。それだけで好感度があがります。俺 マジ チョロイン。


 イラストレーターなどpixivに掃いて捨てるほどいる。むしろ無料で描けってソシャゲ屋が言ってたし余裕だろうと思っていましたが、思った以上に難航しています。


 うまいけど作品のイメージと合わないと言うのは当然ありますし、自分のイラストレーターの探し方が下手なだけというのもあるでしょう。


 久しぶりにpixivで絵を見ていましたが全体のレベルの底上げが尋常じゃありません。うまいイラストの書き方講座などで技術の共有化が行われた結果だと思いますが、こと小説に関して言えば劣化している扱いばかり。


 脚本技術の共有化が進まないのは不思議でしょうがありません。

 ただ、カクヨムのエッセイや創作論の中には用語に関する物などもありますので、そこら辺の描写は今後良くなっていくかと思っています。



 久々に見てきたpixivで思った事が想像以上にSNSであると言う点です。


 pixivにもランキングがあり、よく人気のある作品の二次創作が上位にきてしまいます。pixiv側も一極集中は良くないだろうからとタグによるマイナス補正がかかっていると言う話は聞いていました。


 もちろんイラストの描けない私にはpixivも大変だなーぐらいにしか思っていませんでした。


 しかし作品にあいそうなイラストを根気よく探していると、pixivがかなりの村社会であることが見えてきました。


 ものすごくうまく見えるイラストが点数もブックマークも全然入っていません。もちろん人気作品の二次創作では無いという点もあるのでしょう。


 しかし彼らには9割ほど共通点がありました。


 母国語が日本語ではないということです。(もちろん海外在住で無茶苦茶上手くて大人気の人もいます。今回の話は本当に主観でありデータなんてありません)


 国籍は多種多様でした。中国、韓国、アメリカは当然としてそれ以外の国からの投稿も多かったです。中には日本のソーシャルゲーム用に描いたと思われるイラストを掲載している方もいましたが、ほとんと閲覧されていませんでした。


 これはpixivがイラストを中心にしたSNSであると言う証拠でしょう。言語による壁はとても大きいです。


 またまたMTGの話になって申し訳ないと思いますが、MTGの話をしたいと思います。 


 MTGの大型大会になりますと参加者が4000人近くに登ります。大会に参加するために地方から東京へ行くような方もいます。もちろん逆も。


 それどころか海外からも自費で遠征してくる方もいます。

 私はGP東京2016で7回戦ほど試合をして2回海外の方と対戦しました。MTGはいろんな国で発売されており、英語、日本語は当然として11ヶ国語に翻訳されております。


 同じカードを使うゲームなら言語的な問題なんてほとんどないじゃないか? 言語が違ってもイラストが同じならイラストさえ覚えておけばカードの効果なんて解ってるだろうし、わざわざ海外から来るぐらいならMTGについては当然上級者だろ?


 これが問題大有りです。


 細かい挙動を伝える手段が全くありません。

 ゲームのルールを応用したテクニックや、細かい順番を伝えるのにはかなり苦労します。

 唯一の伝達手段はジャッジを呼ぶことです。MTGのジャッジはMTGの共用語は英語であるため、ある一定以上のジャッジは英語を喋れないといけない規定になっています。

 日本での大会の為、英語の使える日本人のジャッジが大勢います。(なお英語がほとんどで日本語がダメなジャッジもいます。インターナショナル!)


 そのジャッジに頼んで、自分がこういうことをしたい! ということを相手に伝えてもらいます。


 韓国人の方と対戦した時もお互いに英語で簡単な会話をしながら(マイターン、コンバットフェイズ スルー 2ライフルーズ マイライフ10 ユアーライフ15 おk?)

 試合をしましたが、日本人同士なら問題にならないようなことでも問題になり、試合時間も長引きました(もちろん試合自体は楽しかったです)


 さてルールをお互いに理解しているゲームでこれです。


 意訳も理解できるジャッジでは無く、機械翻訳でどれほどのコミュニケーションがとれるのでしょうか?


 私はその点をかなり疑問視して、海外の方へはイラストの依頼を出せませんでした。


 たぶん同じことがpixivのコミュニテイーでも起こっているのでしょう。


 言葉が通じないから交流しない。


 その結果イラストは素晴らしいのに閲覧もブックマークもされない投稿者が出てくるのでしょう。


 これをカクヨムに直接当てはめるのは難しいでしょう。pixivはあくまでSNSです。交流が主体のサイトであり、交流する相手を選ぶのは当然でしょう。


 その結果ランキングが歪んだとしてもSNSである以上さほど問題ありません。


 しかしカクヨムは小説投稿サイトであり、SNSとしての機能はほとんどありません。交流機能のほとんどを外部に依存している状態です。


 pixivと同じように交流の大きさがそのままランキングに反映されるでしょう。それはカクヨム初期のフォロー爆撃、星爆撃で証明されていると思います。

 もしもサイトがカクカクでここは書く人たちのSNSだ! とカドガワが舵を切るのでしたら何も問題無いでしょう。


 しかしカクヨムであるとするならヨム側にとっては交流ばかりが反映されたランキングがどの程度魅力的なのでしょうか?


 もちろん前にも述べたように、ある程度流行ってしまえば作品の品質など関係ないでしょう。

 

 しかしそれは本当に魅力的なコンテンツでしょうか?

  

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