第2話 身近なNPC達
ドーラ・ グレンヴィル(動画卓ではピヨリーヌの一部)
かつて「百発百中」の異名を誇った(実際には百発七、八十中程度であった。彼女のスタイルは必中の一発ではなく、弾数で押し切るというもの)元冒険者。大陸歴312年の時点では髪にだいぶ白いものが混ざってきた四十半ば過ぎの人間の女性で三児の母でもある。冒険者としての現役時代は大酒のみの博打好きで喧嘩は見るのも煽るのもやるのも好きという莫連姐さんであった。冒険者を引退するとほぼ同時期に結婚。以降はだいぶ落ち着きを見せるが、いまでも老舗旅館にはふさわしくない豪快な言動が目立つ。実は生まれは貴族で幼少期に叩き込まれた礼儀作法が不意に出ることが表に顔を出すことも。PC達に冒険者としてのふるまいを叩き込んだ人物でもあり、今でもPC達は彼女に頭が上がらない。
ジョージ・ グレンヴィル(動画卓ではピヨリーヌの一部)
ダーレスブルグ公国で百五十年以上続く高級老舗旅館「旅籠亭」の七代目支配人。ドーラの夫であり、五十近い本物の紳士。自身も優秀な経営者であるがそれに加え不思議な魅力を持ち、有能だが一癖二癖もある旅籠亭のスタッフをまとめられるのは世界でも彼だけであろう。当然、PC達もジョージのことを尊敬しており、彼の頼みは大概最優先で聞くようにしている。
カタリナ・ラスフォルト(動画卓ではイオリ・ラスフォルト)
公国宰相ストーダ・ラスフォルトの娘にして唯一の実子。大陸歴312年の時点で16歳。男尊女卑の公国ではなくルキスラ帝国に留学していたことからダーレスブルグ公国の女性では珍しく政治家としての能力を持つ。生来の旅行好きからか多文化多言語に明るく、外交官としての活躍が期待される。ひょんなことからPC達と友誼を結んでいる。
※ドーラとジョージは実卓設定から流用です。カタリナは実卓でもイオリでしたが、ここではあえてカタリナ、とします。理由は血なまぐさいお話にアイドルマスターのキャラは相応しくないと考えているからです。ほかのメンツは動画卓と同じ名前を使用します。
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