第24話 経済的負担を減らすためには
ここしばらく、精神論を語ってきたが、今回は俺も使っている具体的な制度のことを。
今無職の俺は、自分の貯金を切り崩して生活している。
勿論、相方にも支えてもらいながらだ。
おもむろに。
自立支援医療制度と言うものがある。
これは、心身の障害を除去・軽減するための医療について、医療費の自己負担額を軽減する公費負担医療制度で、住んでいる役所の福祉課か、かかっているお医者に問い合わせれば簡単に答えてくれるだろう。
これを使うとどうなるかと言うと、精神通院医療に関して、通常3割負担の医療費が、上限額の設定は世帯ごとに異なるが、1割負担に変わるのだ。
1年ごとの更新と、2年ごとには医者の診断書が必要にはなるが、この制度は本当にありがたい。
俺がこの制度を知って、使い始めたのは、うつ診断をされてから5か月後の11月だったのだが、もっと早く申請すれば良かったと思っている。
実際、病院代はともかくとしても、薬代の3割負担と1割負担では全然違う。
今、1割にして2000円くらい(しかもジェネリックにして)かかっているのだから、これは大きい。
もし、うつ病などの精神疾患にかかってしまったときのために、ちょこっと覚えておいておくと良いかもしれない。
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