第2話 具体的な初期症状

1話で、頭が悪すぎてこれはおかしいと思ったのが、お医者にかかるきっかけになったって書きましたが、実はその前に体にも不調が現れていました。


まず、食べられない。

お腹は空くし、ご飯は美味しいんだけど、食べられない。

プチトマト3個でお腹いっぱいとか、ゼリー1つ食べきるのに5時間かかるとか。


あと、眠れない。

これはホントに全然眠れなくて、ぼーっとする頭で出勤して、凡ミスを繰り返すって言う、悪循環の始まりでした。

でも、何で眠れないのか判らなかったし、とにかくミスして凹んで泣きそうになって・・・って感じだったので、体が不調を訴えているのに気が付かなかったんだな。


そのうち、朝起きられなくなり。

起きられないというか、そもそも眠れてないんだけど、立ち上がれないの、某ホラー映画の貞○さん並みの這いつくばる移動で精一杯みたいな。

なので、会社に行く行かないの前に、行けなくなり。

毎日、欠勤の連絡を入れるのもホントしんどかったです。

でも、まだこの時点では鬱だの発達障害だのには思い当ってなかったので、出勤できない自分がもどかしく、悔しく、泣いたりしてた。


そのうちに、ホントにこれは頭がどーかしてるに違いないと思って、クリニックを訪れることになるんだけど。

理由も判らず出勤できなかった2週間・・・3週間くらいだったかなー、ホント、辛かったです。

  • Twitterで共有
  • Facebookで共有
  • はてなブックマークでブックマーク

作者を応援しよう!

ハートをクリックで、簡単に応援の気持ちを伝えられます。(ログインが必要です)

応援したユーザー

応援すると応援コメントも書けます

新規登録で充実の読書を

マイページ
読書の状況から作品を自動で分類して簡単に管理できる
小説の未読話数がひと目でわかり前回の続きから読める
フォローしたユーザーの活動を追える
通知
小説の更新や作者の新作の情報を受け取れる
閲覧履歴
以前読んだ小説が一覧で見つけやすい
新規ユーザー登録無料

アカウントをお持ちの方はログイン

カクヨムで可能な読書体験をくわしく知る