絶賛うつ病患者の俺が奮闘したりダラダラしてたりする話

くらげ

第1話 病院を選ぶ

鬱になったきっかけは、多分そのときの職場だった。

けど、潜在的にはもっといろいろな要因があったと思う。

些細なきっかけで、外にもれ出ちゃう心の病気。

そんなのが鬱です。


自覚したのは、職場であまりにもミスが重なって、いくらなんでも俺無能すぎるだろうと思い。

だけど、昔はそこまで無能じゃなかった(と思いたかったw)ので、これはもしや、噂の鬱病というやつなのでは?と言うか、発達障害と言うやつなのでは?と思い立ち、とあるクリニックを訪れたトコロから始まりました。


訪れたクリニックは、わりと有名なチェーン展開をしているトコロ。

大当たりもないけど大外れもしないという噂を信じて受診したんだけど。

俺の話を一通り聞いたお医者先生いはく。


「話を聞くに、多分発達障害もあると思うんだけど、うちじゃ調べられないんだよね。でも、とりあえず薬出しておくから通ってね(意訳)。」


な ん だ そ れ !?


いやいやいやいや、おかしいだろ。

例えば、お腹が痛いって言って病院行ったのに、うちじゃ検査できないけどとりあえず薬出しておくから通ってね、って言ってるのと同じだろ?

お腹が痛いのは、食あたりかもしれないし、胃がんかもしれないし、風邪かも知れないのに、ロクに調べもしないで何の薬出すつもりだオマエ。


って思ったので。

「嫌です。そんな無責任なこと言う病院かかりたくありません。ちゃんと調べられる別のところ紹介してください。」


って言ったらば。

「そんなこと言われたの初めてですよ(怒)」


って言いつつ、それでも某大学病院宛に紹介状を書いてもらい。

それ持って、大学病院に行って、担当医に上記のいきさつを話したら。


「あなたオモシロいねぇ。でもとりあえず、発達障害がどうのの前に、鬱だよ(意訳)。」

って言われたので、鬱認定されたのが今から2年前。

以来、現時点まで付き合っている次第。

ついでに、鬱病抱えた状態で発達障害のテストしたら、これもばっちりADHDの結果が出たのだけど、それはそれでここでは一旦置いておきます。


そんなわけで、お医者先生からお墨付きをもらった鬱生活が始まるのでした。

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