【死の床より捧げた心臓】

あなたの熱い額に凍り付いた星の欠片を置いた。

そして、私はあなたの心臓を取り出す。

ここにある私の心臓と合わせるのだ。


美しい曲線を持つこの刀で、

2つの心臓を縦に半分にして、

お互いのものにあわせよう。

そうして今、私たちは本当に一つになる。

この胸の中で、あなたの半身の鼓動が聞こえる。


あなたの冷たい唇に炎が灯った。

あなたの瞳に名もなき星の光が宿った。

しかし、なぜかあなたは答えない。

死の床より、全てを捧げた私に。

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