ハースストーン考察 疾風シャーマン編
シャーマンのスペル「疾風」には前から可能性を感じていた。
旧神のささやきリリースによりいよいよこのカードが実用的になったように思う。
使い方一例
コントロールと思しきウォリアー相手、展開するミニオンはことごとくやられていく。
1マナのトログ、2マナのゴーレムという黄金連携も斧と血を霊液にで難なく葬られ、
野獣の精霊、地底よりのもの、フレイム・エレメンタルと展開するもどれもほとんど2ターンは生き延びることができず、
迎えたこちらの7ターン目、相手のライフは23点、ミニオンは苦痛の侍祭のみ。
こちらの盤面は空っぽ、ここに今までとっておいた彷徨う無貌の者を召喚。
ヒロパでターンエンド。
相手の返し、除去カードがさすがに尽きたのか、相手は無貌に叩きつけを撃ち1ドロー、不安定なグールを召喚して苦痛の侍祭の効果で1ドロー、狂乱怒涛で2ドロー、ターンエンド。
手札補充に1ターン費やしたおかげで無貌を除去しきることはできなかったが、実はシールドブロックとシールドスラムを引いており、乱闘、強打、ブラッドフーフの勇士を手札に抱え、手札差も大きく広がり、このまま試合が長引けばジリジリとウォーリアが押し勝つのは目に見えている。
ここでシャーマン、残り3枚の手札に1ドローして引いたのは鬼軍曹。
無貌のものに手札から「疾風」を発動、これでただでさえ高いこいつの攻撃力がいわば2倍になったようなものだ。その威力、7の2倍で14。ウォーリアの体力を半分悠々ともっていく。
さらに手札から「鬼軍曹」「岩穿ちの武器」「炎の舌のトーテム」を使用!
これで無貌のものの攻撃力は一気に7点上昇、合計14点の二回攻撃で28点!
そう、相手が手札補充のためにこちらの展開を許したわずか1ターンに、体力を削りきった!
というわけである。
つまりバーストカードとしての採用を提案したい。
対象となるミニオンは、従来ならフレイムエレメンタル、ネプテュロン、ドクター・ブームで総じて重かったが、
今はこれが彷徨う無貌のもの、地底よりのものと入れ替わり、
早期バーストがやりやすくなっている。
ダメージ効率は、対象ミニオンや併用バフとの兼ね合いによるが、
最低でも5点、高ければ15点まで出る。
もしくはリロイ・ジェンキンスという荒業もあり、
リロイ・鬼軍曹・疾風で8マナ3枚16点。
なお疾風バーストコンボのパーツは、
疾風以外はすべて通常のミッドレンジシャーマンの立ち回りに使って行ける。
それが強みである。
今のシャーマンはわりと攻撃力の高いミニオンを展開するし、
同時に固有バフが優秀なので、
コンボ成立までに手札で腐るのは疾風とリロイくんくらいである。
残りのパーツは適当に切って行って、余ったもので十分コンボを狙える。
ちなみに疾風がなくても勝つことがある。
いわばミッドレンジシャーマンにドローという形で継戦能力を補う代わりに、
バーストという形で不利な終盤戦をすっとばす、
そういう形である。
あんまり見かけないしおすすめ。
参考までに自分のいま使っているレシピを上げます。
今日ランク15くらいから無敗で10まできたもので、
しばらくこれで戦っていきます。
トンネル・トログ 2
岩穿ちの武器 2
鬼軍曹 2
トーテム・ゴーレム 2
炎の舌のトーテム 2
祖霊の導き 1
疾風 2
野獣の精霊 2
ライトニングストーム 2
アージェントの騎兵 2
溶岩爆発 1
さまよう無貌のもの 2
サンダー・ブラフの勇士 2
ドゥームハンマー 1
リロイ・ジェンキンス 1
地底よりのもの 2
フレイム・エレメンタル 2
勝利プランは疾風コンボにこだわらなくても構いません。
正直パワーカードを適当に切って行けばシャーマンは勝てるので、
ひとつひとつのカードを丁寧に扱って、
それからフェイスを殴るかミニオンを殴るかの判断をやっていけば、
だいたい勝てると思います。
疾風コンボを起動するタイミングは若干難しいかもしれない。
実はこのデッキには挑発を貫通して殴る手段があんまりない。
普通にミニオンで殴って突破するしかない。
ゆえに「知識の古代樹」とかがくるとわりと厳しいことになる。
まあそのへんは普通にミッドレンジシャーマンの強みで押し切っていくのだ。
具体的には炎の舌のトーテムとサンダー・ブラフの勇士でヒロパトーテムを強化して特攻させる。
あと祖霊の導きは案外強いです。疾風プランにも沿っている。
コントロール相手には、さまよう無貌のものに使えば次ターンまで生き残ってもらえやすいし、
アグロ相手で押されているときには地底よりのものに使って巨大な壁を形成できる。
1枚刺しなのは試験的にです。いらなければ抜いてもいいし強かったら増やす。
それではこのあたりで。
次回はこんどこそハンドレスハンターのレシピを載せたい。
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