第2話 部室にて
「痛!ちょっと、玲奈!顔は乙女の命なんだから、もっと丁重の扱ってよね!」
「はいはい、了解」
そう言うと、脱脂綿に濡らした消毒液を付け直し、ゆっくりと私の顔に付けてくれる。
口も態度も大雑把だが、時折見せる繊細な作業を得意とするのが雷瀬 玲奈(らいせ れいな)。通称ライジンと呼ばれる私の親友。
腰まである自毛の美しい金髪に、少し影を匂わせる整った目。傍目からは細身の美少女である。どうして、足まで隠したスカートを履き、一昔前の学ランに身を包んでヤンキーっぽく見せているのかはわからない。
「この程度、蚊に刺された程度だわ」
この程度はいつものことだ。
私が研修生としてこの学園にきて1年間、兄の新技研究兼特訓に強制的に付き合わされている。
毎日のように嫌味をふんだんに盛り込んだ特訓があるのだ。
あの地獄の日々に比べればこんな傷は大したことはない。
「あんな奴のことなんてどうでもいいわ!せっかく学園の中から消えたんだし、なんか面白いことしましょうよ」
そう、憎き我が兄は今日から1週間の長期不在なのだ。なんでも学園の外にいる犯罪者を討伐するらしく、珍しく上機嫌だった。
やっと人を殺せると。
「具体的に何?大体この部活、兄貴襲う意外なーんにもないでしょ」
「だからよ!今お兄ちゃんが居ないって事はチャンスなんだわ。部員を集めて一気に我が部の地位を逆転し、帰ってきた時にはこの部活が最上位になってなんてのはどう?」
この一年の学生生活で、兄が1週間も居なくなることはなかった。
であれば、鎖で繋がれていた呪縛を解き、駆け抜けるのみと勇んでいたが、玲奈の反応はため息混じりなものだった。
「なってるのはどうってねぇ…1週間かそこいらでできるもんでもないだろ」
「いいえ、やる気次第だわ!」
「へいへい、では軍師殿。その作戦を私めに教えて頂けますでしょうか?」
「よかろう。実はね…」
「ちょい待ち。お客さんだ」
不意にドアをノックする音に私たちは身構えた。
学校の部室であれば、生徒の往来は日常茶飯事で身構える必要などないであろう。
しかし遺憾ながら、現状において私たち2人は他の学園生徒からよく思われてはいない。
大抵は脅迫や部室を明け渡せとせっつく連中ばかりなのだが、ドアから聞こえる声はか細く震えていた。
「あ、あの…すいません」
「はい、何でしょうか?」
私が不用意に応対をするのをみて、玲奈は頭を抱えながらも部室の扉の横に行き、置いてある傘で上段に構える。
私が不用心なところが多いのだが、最近の玲奈の用心深さは度を増していた。
「すいません、お話したいことがありまして」
「分かりました。どうぞ」
またも私の不用意とも取れる言葉に、玲奈は少し苛立ちながらドアの前で傘を振り上げる。
入ってきた瞬間に頭へ傘の一撃を喰らわそうという腹心算なのだろう。
この所の部に対する不信感は玲奈が原因な気がする。
「失礼します」
開いたドアの先にいたのは、両手に紙袋を持ち愛らしく微笑む小さな少女。
中学生でも通用しそうな小さな身長にベリーショートの黒髪。黒髪と笑顔がこんなに似合う人も少ないのではないだろうか。
「入ってもいいですか?」
私の怪訝そうな目に、その女性も何かを感じたのだろう。部室への一歩を躊躇っている様子だった。
「どうぞ!ずずいっと入っちゃって下さいな」
私は立ち上がり、彼女の肩を手をかけ中に案内した。
ドア近くで待機していた玲奈であったが、振りかぶりが私に当たることを覚悟してか、持っている傘を静かにおいた。
「まあ、中は散らかっているし、そこのほら椅子を使ってね」
はい!と元気よく笑顔で椅子に腰掛け辺りを見回している。
「汚いでしょ?」
「そ、そんな。その…」
彼女が口を閉ざすのも無理はない。この部室は6疊しかなく、しかも北側のコンクリート造り。部屋の両脇には魔法関連の書籍とソファーとテレビ。これだけでこの部屋の2疊をとられてしまっている。よく男子が女性の部屋を綺麗と想像するが、気心しれた女性2人が過ごすとなればこうなるのだ。
「で、話ってなんだよ」
玲奈は狭い部屋で行き場を失い、壁に寄りかかりながら彼女の顔を睨みつける。威圧的、ぶっきら棒。いや、もはや喧嘩腰に近い。
「玲奈!違うから!で、何の話かな?」
私はこの少女が、敵意を持ってきたのではないことは解っていた。
しかし、敵意がなくても敵になるのが魔法学園というもので、玲奈の対応もわからなくはない。
「あの、私、この部活に入りたいんです!」
「へ?」
「はあ?」
私と玲奈の間の抜けたリアクションであったが、彼女は「はい!」と気持のよい返事を返してくる。
「この部活に、魔法論理研究会に?」
「え?はい、そうです。だからお願いします!」
彼女は頭を下げ、そして男子を悩殺せんばかりの満面の笑みをこちらに向ける。
「よし。大歓迎!いやー玲奈、これは幸先のいいスタートになりそうですな」
私もつい玲奈に笑顔を見せるが、玲奈の表情は固かった。
「…何でこの部活にしようと思ったんだ?」
「…」
「いいじゃない!部員なんてこの1年間全く期待できなかったのに、お兄ちゃんがいなくなった途端にこの展開。いいわ、部長権限で特別に部員にしてあげるわ!」
「おい!真理!」
玲奈の注意も当然のことながら、この部活は開設して1年、部員は私と玲奈の2人きり。新入部員も入る兆しはない。であれば、これはまさしく天啓であろう。
「大丈夫!わかってるから」
「…じゃあ、いい」
あっさりと玲奈は引き下がり、壁に背を向ける。
「あ、ありがとうございます!私は内春法子1年生です。今日転校したてで右も左もわからないけど、よろしくお願いします!」
「そうなんだ。私は2回生の秋淵真理。隣にいるのはうちの副部長の雷瀬玲奈。これでも超優秀で、一昨日Aランク入りしたんだもんね」
玲奈は照れ臭そうに、顔を反す。
世に言うツンデレなのか知らないが、こういう所をもっと出せば部員も増えるんじゃないだろうか。
「まあ、ね。とにかくよろしく」
「ところで…その袋からいい匂いがするんだけど、何かしら?」
彼女は抱えてる袋を恥ずかしそうに隠した。
「あ、あのこれケーキなんだけど、さっき躓いちゃって、踏んづけて…ぐちゃぐちゃに」
「じゃあ皆で食べちゃってもいいわよね」
「え、でも中身が…」
「いいわよ!口に入れたらぐちゃぐちゃになるんだから。玲奈も食べるわよね?」
頷く玲奈であるが、その表情はまだ固い。
「真理?あたしはあんたの『わかってる』を信じて付き合ってるんだ。まさかケーキで釣られたなんていうじゃないよな?」
「あはは、どうかな…」
そういうと、そそくさと袋からケーキを皿に分けて配った。
ケーキには理由があるが、一時的な効果としては不機嫌そうな玲奈の機嫌を取ることが先決である。
「美味!美味だな!真理。いやスーパーミヤゲヤのケーキとは大違いだ。本当にあんたの手作りなのか?」
ケーキは乙女心を和らげる武器として、効果的である。
予想通り玲奈は、崩れたケーキをうまそうに食べている。
「はい!」
「ああ、あの別にいいから。逆に脅かしたような素振りしてゴメンね。最近じゃ、この部室を狙って襲撃とかもあるからさ」
「ちょっと、玲奈!法子ちゃんを脅かさないでよ」
せっかくの新入部員というのに、歯に着せず真実をぶつけるのが玲奈という女性である。
しかしそんな言葉より、壁に書かれた張り紙に法子の興味は向いていた。
「あの…あそこの紙書いてある〈戒訓 鋼の掟〉ってなんですか?」
「そう!この部員たる者の9つの掟よ!部員になったからには絶対この掟には従うこと、いいわね」
「は、はい。わかりました、先輩!」
ピッと背筋を伸ばす法子の気合いぶりに、私もつい熱が入れて語った。
「特にここ。『第二条 部員たるもの絶対仲間、身内は絶対に守る〈兄以外〉』。例え100人が相手でも仲間のために死んでも守る。例えばね、こう数百人に囲まれてても『玲奈、お前に背中は任せたぜ!』みたいに、バーと走って、周りの奴らなんかふん縛ってね、どう?」
私の大立ち回りのリアクションに法子が苦笑いで返す。
そんな時、バンと強烈な音と共にドアが開く。
「どう?じゃないでしょ!真理ちゃん」
「あ、愛実先輩」
「げ!」
部室の引き戸を壊さんばかりの勢いで、花嫁が乱入した。
正確に言えば花嫁衣装を身に纏った、ただの生徒である。
全身を純白に身を包み、頭には美しい装飾品で飾ったティアラ。うっすらピンクの細く綺麗な髪に、何者も受け付けない透き通った肌。きちっと豊満な胸を強調した花嫁衣装は彼女のオートクチュールであろう。
留めに優しさを秘めた二重の美しい瞳を持つ慈愛の女神、暁愛実(あかつき めぐみ)。
自称、兄の嫁にあたる私の先輩である。
加えて言えば、投げていたはずのブーケをちゃっかり自分で回収している抜け目のなさは、さすがである。
「もう、真理ちゃん!未来の妹がなんてこと言うのよ。全く、アバズレ女といると品性まで落ちるわね」
「どうしてここに?」
私の質問を答える前に、法子の前に勝手に座ると深ぶかと頭を下げた。
「本当にごめんなさい、内春法子さん。先程後輩から、統括部長がした仕打ちを聞きました。安心して、我々アニマはあなたを受け入れ入部を歓迎致します」
アニマとは、この魔法学園最大の部活勢力である。
全生徒の半分以上が参加し、学園の治安を取り仕切っている。
「ちょっと、先輩。もう法子ちゃんは我が部に入部を決定したの!」
私が間髪入れずに反論するも、玲奈は鋭く私の言葉を遮った。
「真理!我がまま言うな。やっぱり他の部活行ってたんだ」
「真理ちゃん。この子は最初アニマに入部を希望したの。でもね、ちょっといざこざがあって入部できなかったのよ」
「そんなの全部わかってるわよ…」
「見てたんですか…ごめんなさい」
私の反応に法子は、少し苦笑いを見せながら下を向いてしまう。
「違うわ!そんな状況なら一年統括部長だろうが誰だろうが、ぶん殴ってやったわ!」
「真理、どういうことだ?」
冷静な対応の玲奈に、私も落ち着き説明することにした。
「よく見ればわかるのよ。まず、法子ちゃんの袖、少しよれた跡があるでしょ。きっとさっきまでトイレで泣いていたんだなって思ってね。あと、お菓子の袋に足跡が付いているでしょ、その足後は汚いし、法子ちゃんじゃ大きすぎるかなって。それに今日転校した少女にそんな仕打ちできるのなんて、あの男以外に居ない。他の男性ならあの男の逆鱗に触れるだけだしね」
玲奈も法子も感心したのか呆れたのか、ポカんとした表情で私を見る。
「さすが、私の旦那の妹だわ。好きよ、そういうの。でもね、真理ちゃん。だったらこの転校初日の彼女が、どちらの部活を選ぶのがいいかはわかるわね」
その言葉を言われると何も言えないのが現実。
この新設された魔法学園では、残念ながら荒事が絶えない。
日本唯一の魔法学園アヴァロン、創設されたのはわずかに3年ばかり。魔法が最初に発現して7年という歴史浅い状況に、4年前の新宿爆発事件。
魔法に対する国民感情の爆発をどうしようかと思案し、政府が作り出したのがこの魔法学園らしい。
場所も首都から遠くては管理できないのでは困るため東京に近く、そしてもっとも切り捨てやすい場所として、この面積が7キロしかない蹴鞠市が魔法政令指定都市とされた。
そんな場所に隔離された魔法使いたちの学園であるから、小競り合い似た紛争は日常茶飯事である。
「法子ちゃん。この学園はお世辞にも平和な学園とは言えないわ。そんな中で一番安全に魔法を探求できるとしたら、この学園の最大組織のアニマ以外に選ぶ部活はないのよ」
「でも…」
私の躊躇を遮り、玲奈は淡々と法子に話かける。
「決めるのは真里じゃない。アニマに入れば安全は保証されるんだ。それに待遇だってうちとは比べものにならない。法子ちゃん、冷静に考えてから結論だしな」
「色気だけの女にしては、まあまあなこと言うじゃない。返事はいつでもいいからね」
玲奈の言葉に悪態をつきながらも、愛実は優しく法子を語る。
それを受けて法子も「はい」と笑顔を見せた。
しかし、法子は笑顔を見せるものの、それ以上は語らず口を閉ざしている。
暫くの沈黙の後、玲奈がポツリと口にする。
「結局、このケーキを強請ったのは、真理が食い意地が張ってるからか」
よほど気に入ったのだろう。
私がケーキにフォークを刺そうとした動作を見て、素早く三つもケーキをたいらげた玲奈が4つ目のケーキにフォークを刺した。
「違うわよ。そんなガサツな女じゃないわよ」
「じゃあ、何でだよ」
「だって、大切な人へのケーキをこんなにされたら、すぐにでも忘れたいじゃない…」
「大切な人?」
その言葉に法子は反応し、言葉の代わりに瞳に涙を浮かべた。
「あの…ゴメンね。つい言っちゃって。別にうちの部活に入らないから意地悪とかじゃなくて、癖なのよ。こういうの…」
「どうして…わかったんですか」
法子の表情は総じて今も笑顔なのだが、私にはその涙を浮かべる笑顔は痛々しく感じる。
魔法を使えるということが、今の時代でどういう弊害をもたらすのか知らないわけではない。
きっと外の世界では辛いこともあり、あの男に会いたくて仕方なかったのではないだろうか。
まあ、どうであれ涙ってやつはどうにも苦手である。
「え、ええとね。このケーキ6つあるけど、どれもカスタード仕立てでしょ。それにケーキを包んだのが茶巾の袋なんて普通知らない人だったら嫌でしょ。だから、これは好みも知っていて、気心の知れた相手に渡すためってことかなって」
場がまたもシンと静まってしまい、私は場を和ますために笑ってみせた。
「まあ。あの忌々しいお兄ちゃんならその理由も全部見抜いた上で、何かいやらしい画策するんだろうけどね」
あははっと笑ってみせると、涙を溜めながらも法子の表情にうっすら安心したかのか微笑みを見せてくれた。
「ああー。もう、泣かないでよ。ごめんなさいって。失恋も立派な経験!法子ちゃんにそんな事するなんて、ろくなもんじゃないよ。ねえ?」
「そうだよ、間違いなくロクなやつじゃない!」
「私もそれは保証するわ」
私の困った表情を察してか、二人はすぐさま相槌を打ってくれた。
愛実も決して根が悪い人ではない。
それどころか、昔は本当に優しく誰よりも人の心の解る人だった。
兄と出会わなければ、学校をドレスで徘徊するような不審者になっていなかったに違いない。
私たちの言葉に、法子は表情明るく答えた。
「私、この部活がいいです」
「いや、私から言うのも、その、変だけど感情的になるのはどうかな?」
「そう、そうだな。学園生活考えたら…ね?」
私自身が法子ちゃんを誘導し、導いてしまったのではないだろうか。
しかし、法子の表情は同じように笑顔だが、赤く腫れてしまった瞳のせいだろうか、その雰囲気は柔らかかった。
「だって、私がこのケーキを捨てるの困っていたから、代わりにぐちゃぐちゃなケーキ食べてくれたんだもん。踏まれて、ぐちゃぐちゃって解ってて…でも私のために食べてくれたんだもん」
「それは…そう、です」
その言葉に、玲奈は私と法子の肩を抱き嬉しそうに「しゃーないな」と笑って見せ、愛実もため息交じりではあるが、久しくみる本当に優しい表情を見せてくれた。
「そう、わかったわ。本人が言うなら仕方ないわね。でも、何かあったらいつでも言いなさい。いい、真理ちゃんの友達は私の友達なんだからね」
「はい!よろしくお願いします!」
愛実は自然に、法子と私の頭を優しく撫でる。
自然過ぎて抵抗する気さえなくなる。
慈愛の女神と言われるのは、その能力とAランク3位以外にもこの優しさに由来するのであろう。
「当然、あんた以外だけど」
由来はするが学園でただ一人、女神の祝福をまったく受けない女性が玲奈である。
「そんなものこっちから願い下げだ」
その瞬間、二人は立ち上がり額がぶつかるぐらい近くで睨みあった。
二人の表情は強いて言うなら親の仇でも見つけたような…高校生の親がこの顔をみたら泣いてしまうような表情である。
「それはそうと、Aランク入りおめでとう。もう少し上がってくればこっちから逆指名してあげるわ」
「あたしはいつでもいい」
「観衆のアリーナでパンツまで燃やして、男たちの夜のオカズにしてあげるから、とっとと上がってきなさいな」
「そっちこそ、今朝の衣装は滑稽だったぜ。葬式の中を歩く花嫁みたいでよ」
「あら、私たちのバージンロード見ていたの。本物の結婚式じゃあなた呼べないし。折角だから、あなたと戦う時には着てあげようかしら。それとも、葬式の方がいい?」
「ふ、女神の言うセリフじゃないわな」
「嫉妬、凄いんだけど~」
「てんめ~」
愛実はすっと体を反し、こちらに視線を戻した時には、その表情は柔和な表情に戻っていた。
「真理ちゃん。くれぐれもお礼参りとかしないように!私が厳しく注意しておくから。あと、私が法子ちゃんの為に動いたことは、しっかりとお兄ちゃんに報告しといてね!」
そう言うと、愛実はあっさり部室から出て行った。
「って、愛実先輩のほうがお兄ちゃんに会ってるでしょうに」
必ず、最終的には兄への好感度へと繋げる逞しさ。
正直恐れ入る。
「でも…本当にいいの、法子ちゃん?」
「うん!だってほら、もう部員だったし」
彼女は立ちあがり、壁の張り紙を指さした。
第九条『部員になったものは辞めることは絶対禁止!(兄以外)』
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