第40話 ドアが開いたから…

(ドアが開いたから…出ようと思ったわけだが…なにゆえこうなった…)

とでも言いたそうな顔である。

チョビさん…ドアに挟まった。


しばらく目と目が合ったので眺めていたが…

どうも一人では抜け出せないようだ。


じっと私を見るチョビさん。


そのチョビさんを踏みつけて、クロさん風除室へ移動する。


クロさんが靴箱の上でゴロンと寝転んでチョビさんを見下ろす。


屈辱であるにゃー!」

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猫 書く語り記 桜雪 @sakurayuki

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