番外編 作者からお手紙が届きました。
「これを読めって? え〜、何々?
以前、視点がコロコロ変わり読みにくいとのコメントを頂きました。直そうと試行錯誤を繰り返しましたが、作者の力不足により、これからもコロコロと変わっていくと思います……って、ほんとに頑張ったの?? ただ考えるのが面倒になっただけじゃ……」
「あーちゃん、そんなこと言わないの。作者も結構それなりに まぁ頑張ってたみたいだから」
「ひょーちゃん……じゃなかった、雹牙、それフォローになってないと思う」
「あ、まだ続きがあるみたい。えっと……
更新ですが、まだしばらく出来そうにありません。自分勝手な高校生ですいません。…だってよ。何これ、ただの言い訳じゃん」
「まぁまぁ、落ち着いてよ、あーちゃん」
「大体、ボク、別棟の屋上ドア前でそーくんとの会話シーンを放置されてるんだよ? あの最後何なの? 告白モドキみたいなのされて放置プレイって何!? ボク、そんな趣味ないんだけど!」
「あ、新しい手紙が届いたみたい。今度は私が読むね。えっとね、
言い訳をさせてください。
あの、私、今年就職するんです。高卒で就職するつもりなんです。だから、今の時期から学校の活動始まってて忙しいから……ね?」
「柚香、そんな手紙に合わせて “ね?” って首を傾けるんじゃない! そんな姿、そう易々と他のやつに見せるもんじゃない!」
「ははは……香樹はいつ出てきても安定してるよなぁ〜」
「あ、そういえば、俺、次の話ちょっとだけ覗いてきたんだけど、霰ちゃんと宗介くんがお家の問題を話してたよ。なんかね、跡取りがどうのって…」
「え、ちょっ……えっ!? そーくん、結局、跡取りのこと何て言ってた!?」
「あ、こら あーちゃん! 止めなよ! ネタバレ何て面白くないだろ?」
「いーの!! 私はネタバレ推奨派だから!」
「……何か、また俺言っちゃダメなこと言っちゃった? ……てへペロ」
「はぁ。優希の馬鹿。……その口、縫い合わせておこうか? 少しは静かになりそう」
「えっ、かっ、一帆くん!?!? 僕に酷くないかな!? ……はっ。まさか、まだあの時のこと恨んで…」
「あの時?……って何?」
「そう、聞いてよ〜、柚香! 一帆がさ、佐久本くんと話してくるってどっか行ったから、俺がフォロー入れてたら怒られたんだよ! 酷くない!? 理不尽だよね!?」
「え、えと……全然意味が分からなかった…ご、ごめん、優希」
「柚香、その馬鹿の話は聞かなくていいよ。……それより、何でこの話になったんだっけ?」
「あ、えと…作者が、また暫く更新出来ませんってお手紙からじゃないかな?」
「そうそう! この言い訳しか考えてない作者の手紙からだよ!」
「あーちゃん、いい加減にしなって。作者、一時期ガチで大変だったんだから。母親が検査のために病院行ったら、そのまま入院したり。父親は会社辞めたり。弟が引きこもったり……しかも、母親は命が危なかったって言うか、今も危ないっていうか? だからあんまり責めないであげてよ」
「母親が、入院…か……」
「柚香、そんな顔すんなって。……そぉ〜すけくぅ〜ん。お前のせいで柚香が母さんのこと……兎に角、どう落とし前つけてくれるんだ、あぁ?」
「えぇ!? 俺のせい!?」
「んじゃ早速、作者に変わって謝罪だな」
「え? え? 作者じゃなくて俺が?? ……え、えと。色々、言い訳つけて更新しなくてすいません! そして作者の力不足のせいで読みにくい作品となってます……が、それも含めて俺らの生活なので、どうかおお目に見てください……って感じでどう?」
「……俺さぁ、今思ったんだけどよぉ〜。この会話文だけって、これこそ読みづらくねぇか?」
「……今更?」
「…おぅ、今更」
「まぁ、これで読みにくいってコメが来た時に考えればいいでしょ! 面倒臭い!」
「あーちゃん、何でそんなピリピリしてるの」
「だっ、だって……あんな形で待てって……こっちだって色々限界なのに…」
「あーちゃん……今から屋上のドアの前行こう! いつでも始められるようにスタンバっとこう!」
「は? 今から? え、あ、ちょっと、いくら何でも早……あ、離せよ…」
「……2人とも行っちゃったね」
「……まぁ、今後、2人が幸せになれるよう祈っとこう」
「え? これで終わり? 終わり方雑すぎない? ……あ、作者さん! 相談なんだけどさ、俺への皆の態度をもう少し緩く……え、あ、ちょ、どこ行くの!?」
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