第32話「わたくしは間違っている!?」あきらめちゃったら負け…!
5月11日
書くまでもない日々。
朝からだるくて寝放題。
猫と一緒に……。
やや、シンクロしてしまったかな?
食事をするためだけに起きだして、鏡も見ない一日だった。
猫の顔をジッと見て、顎の下に手をさしいれてやると、うっすら目を閉じていた。
胸のあたりでちっちゃな心臓がトクトクいってるのがわかったので、耳をあてたら全身でゴロゴロいっていた。
夕方になって三温糖を溶かした水をストローで与えると、少しは飲むのだけど、顔を背けるのであきらめた。
ベッドはしとしと濡れたけど。
自分はなんにもしなかったわけじゃない。
何もしないということは、この子に死ねと言っていることになる。
けれど嫌がることはしないほうがいい、と獣医師が言っていた。
体力を消耗してしまうから、と。
わたくしは……間違って、いる?
新規登録で充実の読書を
- マイページ
- 読書の状況から作品を自動で分類して簡単に管理できる
- 小説の未読話数がひと目でわかり前回の続きから読める
- フォローしたユーザーの活動を追える
- 通知
- 小説の更新や作者の新作の情報を受け取れる
- 閲覧履歴
- 以前読んだ小説が一覧で見つけやすい
新規ユーザー登録(無料)
アカウントをお持ちの方はログイン
ビューワー設定
文字サイズ
背景色
フォント
組み方向
機能をオンにすると、画面の下部をタップする度に自動的にスクロールして読み進められます。
応援すると応援コメントも書けます