頭寒足熱
『頭寒足熱』とは、頭を冷やし、足を温めるのが体にいいという古くからの健康法の一つ。
山形では暖の取り方というとこたつや厚着がまず最初に思い浮かんでいたのですが、北海道のご家庭は暖房器具で部屋ごと温めることが多い気がします。
住宅そのものが断熱材をきちんと使用して、窓も二重になっていることが多いので、そのほうが効率もいいんでしょう。ちなみに私の北海道の実家の窓は三重です。
こたつはなくても、ストーブやパネルヒーターは必ずありますよねぇ。灯油を使うご家庭やアパートでは、庭先に大きな灯油タンクもありますもんね。
部屋の中はぽかぽかしているので、北海道の真冬のアイスの消費量は全国トップクラスみたいですね。
通年でのアイス消費量日本一は石川県だったと思いますが、冬の道産子はあたたまった部屋でアイスを楽しむことが多い気がします。
体はあたためて、アイスで口元から冷やす。これぞ道産子流の『頭寒足熱』なのでしょうか……。美味しいんですよね。真冬のアイス。
でも、かき氷を食べるわけじゃないんだよなぁ、アイスだったなぁと懐かしく思い出します。
そのせいか、私は群馬県に嫁いでからも真冬のアイスを欠かしません。なんだか、ないと寂しいんですよね……。
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