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|ω・){あれ?あの子がいない……
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「やーやー!
声がした瞬間空を覆い尽くす幾千もの魔法が発動した。さながら流れ星に見えるが一撃でも喰らえば一瞬であの世行きのえげつないものだ。すぐさま【英雄王】と呼ばれた少年は守りの体制に入り一つの武技を発動させた。
「
いくつか着弾するがHPは減らない。
「……無敵状態付与とかひどいにゃー」
「即死魔法を打ってくるやつよりかはましだろ……で、何の用だ。
そう呼ばれた少女は可愛らしい顔をにやりと歪めた。
「いやね、面白いおもちゃを手に入れて気分がいいんだ。だから暇つぶしに近くに見えた超級にぶっぱなしてもっと気分を良くしようと思ったけど……防がれちゃったー」
「うわぁ……超級のおもちゃか。そいつはかわいそうだな」
「もしかしたら私を超えると思うよ」
少し真面目に少女は答えた。ピリッと空気が少し張り詰める。
「なんで、そう思った?」
「簡単なこと……私がクリアできなかったクエストに挑んでいる、それだけで十分可能性があると思うの」
「……そんなクエストがあったのか?お前がクリアできないなんて」
「さぁねーどーでしょーか……ま、ゆっくりと見ることにする」
「あっそうかい……じゃあ俺は帰るよ。仲間が待っているんでね」
「【英雄王】さん主導で作られた35人体制の
「今回は最後の一人の回収のつもりだったんだが、用事があってできなかったんだ」
少し悔しそうに肩をすくめる少年。いつの間にか
「じゃ、
「ちょまっ」
かくして邂逅は終了した。彼らが話をした跡地は幾多ものクレーターが残されており、彼らに巻き込まれたプレイヤーはその時、その区域にいたすべてのプレイヤー、約300人ほどを全滅させた。
ーーーーー
そんな話があったとはつゆ知らず、ファクラは他の召喚石を確保すべく南西のフィールドに来ていた。
「召喚術師である以上召喚石は必須だからできることなら一種族につき5個はほしいよな」
召喚術師が初めて召喚するとき、モンスターを倒した時に極稀にドロップする召喚石というものが必要になる。結構な数を狩ってはいるものの、今自分の手元にはウルフとホークしかない。西のフィールドではこの二つしか手に入れれないようなので他の召喚獣がほしいとなると狩場を移動しなければならない。
「できることなら馬かな……移動が楽になるし」
一番の目的は馬、そして二番目の目的は召喚術師のカンストである。魔導師をカンストしているためかなり上がりにくくなっていたが西ばかりで鍛えていてもと思い本日は隣のフィールドに来ていたのだが。
「……山だな、これは」
南西フィールドは山だった。
「登山用品持ってないし、グレアやオボロには不利だな」
しぶしぶ引き返しそのまま南のフィールドへ入った。
ーーーーーーーーーーーー
|ω・){サモナーは結構不遇職です。初期でとる人はよほどの変人ですが召喚石を手に入れてとるというのがサモナーです
|ωΦ*){まー使えにゃいことはにゃいんだけど難しいにゃ
|ω・){あ、戻ってきた
|ωΦ*){やっと正体ばれしたかにゃ?
|ω・){たぶんほとんどの人分かってたのでは……ってここで締めちゃだめだ。なななんとぉ!この駄作をフォローしてくださった人たちがいたのです!皆さんありがとうございます
|ωΦ*){作者のその場のノリで作られたこの作品が合計400pvもいっていたとは……
|ω・){たいていの場合、携帯で更新しているのでアクセス数とか放置してたらこうなってたんだって
|ωΦ*){これからもよろしくお願いするにゃ。次回はファクラが馬を手に入れる(物理)の予定にゃ
|ω・){……まさかのちょうky(ry
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