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本日2話目の投稿です
|ω・){黒鳥くんのターン!
|ωΦ*){あいつの知り合いだったのかにゃー
|ω・){え、知らなかった?
|ωΦ*){本編で私がいた時触れてなかったのだー
|ω・){そうだったわー
ーーーーーーーーーーーー
「で、本題だ。お前にこれを渡した時に頼んだよな?」
「あー」
「大丈夫だな?」
問題は無い、ないんだが……
「黒鳥、今自分、特殊クエストを受けているんだわ。しかも弟子入りの」
「……はっ?」
「内弟子なもんだからお前らと今行動できないんd「ちょ、待て待て待て!」」
驚いた顔でこちらを見る黒鳥。何かおかしいことでもあったか?
「特殊、クエスト?」
「あぁ、ヴェイン師匠への弟子入りだ」
「……」
少し考え込む黒鳥。
「た、しかにな。その状態でギルドに入るのは難しいな……」
「済まないな、しかも当分はヴェイン師匠の元だ」
初期職のサモナーを取ってから中級職業に進む気でいるから今の状態で烏のギルドに入ったとしても何も力になれない。
「分かった、じゃあ落ち着いたら入ってくれ」
「おう、もちろんだ」
「あー、まさかお前が特殊クエストに当たるとはなー」
「なんだ、珍しいのか?」
「発生確率不明、今のところ確認されているだけで100もない」
「確か、このゲーム人口って10万はいたよな?」
「あぁ」
少なくねっ!?
「しかも特殊クエストは大抵が超級職に直結している場合が多い」
「そりゃまた」
「超級職持ちはゲームを制すって感じだ」
「……何そのチート」
「まあな……だが超級職にもいろいろあんだよ……」
重いため息が場を満たす。
黒鳥と別れ最初に訪れて手頃な剣を買った武器屋を覗く。あ、あったあった。ひとまずクラスチェンジまではあの鬼と修行だろうから3本くらい買っておこうか。
「ね、ねぇ」
今度は剣だけじゃなく刀も試そう。今あるボーナスポイントで刀の技能をとっておいて……
「ねー、君ー」
「なんだ?」
受付から声をかけてくる美青年。
「イケメンが」
「呪詛言われてもねぇ……この容姿なんか作ったものだし……」
青い髪に青い目。すべてを青で統一した青年は少し困り顔をした。
「魔導師だよねー?何で武器見てるのー?」
「使うからだ」
「え、魔導師……だよね?」
そっちが素か、そう思いながら答える。
「それが何か?」
「え、いや、ケチつけるわけじゃないけど……」
「じゃあ手頃な剣3本と刀2本」
「まいどありー……ってちょっと待ってっ!?買う物がおかしい!」
何なんだこいつは。
「変わった魔導師だね……」
「自覚はしている。で、なんだ?聞きたいことでもあったのか?」
「いや、君が二回目だったから声をかけただけ。それと顧客になりそうな人だったらフレンドになりたいしね」
それに変わっているし、と目の前の青年は言った。
少し失礼して識別をする。
REN Lv.???
プレイヤー ???
レベル差があるとステータスが見えないということを教えてもらったので自分が弱いことを自覚し心が折れたところにフレンド申請がきた。断る理由もないので受ける。
「オーダーメイドも引き受けてるから何かあったら言って欲しいな」
「うーむ……防具は作れるか?」
「防具は完全オーダーメイドだけど素材はそっち持ち」
「分かった」
今手元を確認する
ウルフの召喚石×3
ウルフの皮×16
ポーンアントの甲皮×23
ポーンアントの牙×10
ポーンアントの体液×18
ホークの召喚石×2
ホークの羽×4
お、結構ウルフを狩っていたなぁ。丁度いい。
「ウルフの皮とポーンアントの甲皮で出来るか?」
「問題ないよ」
「じゃあ頼む」
そう言ってウルフの皮10枚とポーンアントの甲皮20枚を渡す。
「……あ、あれ?」
「じゃあ頼んだぞー」
何か後ろで呼び止められた気がするが気の性気の所為
ーーーーーーーーーーーー
|ω・){本来彼のレベルでのあのアイテムは異常です
|ωΦ*){まー、リアルスキルで片付けてる彼もすごいにゃー。烏の顔に魔道書を当てれることもすごいのだー
|ω・){一応超級職だしねー、でも、竜人族って筋力値以外に特殊技能とかがあるから本来ならよけれたはずなんだけどね……
|ωΦ*){あれじゃないかにゃ、リアルで怖いことが起きるからわざと受けといたとか
|ω・){ひ、否定出来ない……
補足
〖超級職業〗は厳しい条件をクリアーした人しかつけない職業。超級職一つにつき上限人数があるとされている(運営情報)。現在確認されているだけで7人。まだ上限ではない模様。
黒鳥(烏)がついている超級職はかなり難しく今のところ黒鳥のみ。(職名はネタバレになるので伏せます)
同じくキャンベラがついている超級職はキャンベラのみ。またキャンベラは他にも隠し玉があったり……(同じくry)
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