前回のあらすじの段階からぶっとび方がパない

ーーーーー前回のあらすじーーーーー


タランチュラ多良地 由良にお願いされてバカ美空 美琴(主人公)がデスゲーム会場オモムキバトル会場に行くと、美ー美美司会者が喋りまくって組み合わせ美空 美琴VS和島 侘助が決まったよ。地の文が暴れまくってたメタネタよ。

誰かルビのことを褒めて。


ーーーーーよくやった、ルビ。ーーーーー

ーーーーでもごちゃっとしすぎだ。ーーーーごめんなさーい。




「第一試合!美空みそら 美琴みことVS和島わじま 侘助わびすけ!」

「い、いきなり第一試合!?」

そしてあらすじで説明してくれたのにちょっと前から始まった。

ともあれ、ただの助っ人で来て、ルールも何もわからない美琴には、最初の順番なのはかなり大変な状況だ。

「なんとかなるっしょ。」

これだから楽観主義は困る。

「勢いに任せてこんな小説書いてる作者も充分楽観主義だと思うけどね。」

それは言えてる。言えてるけどメタネタぶっこむな。あと地の文と会話するな。


そこに、笠を被り袴を着て、腰に刀を刺した、the・侍みたいな男が声を掛けてきた。

「何を1人でブツブツ言ってるでござる。早く指定された場所へ向かうでござる。」

(うわぁ……絶対この人侘助わびすけだぁ...だって「ござる」って。中国人キャラが○○アルってつけるようなもんだよ。とってつけた感がヤバいよ。)

「申し遅れた。吾輩わがはい和島わじま 侘助わびすけでおじゃる。」

(うっわキャラブッレブレじゃん。吾輩わがはいて。そこは拙者せっしゃでいいんじゃないの。そして語尾どうした。)

「え、えっと……美空m」

「美空 美琴でござるな。名乗らずとも分かってるでござる。」

(しれっと語尾直したな。)

「さぁ、こっちでござる。」




ごほん。それでは移動中に。

ーーーーー地の文による解説!ーーーーー

こういう、○○でござるって喋る武士とか、○○アルって話す中国人とか、カタカナ語のロボットとか、ぶっちゃけ書きやすいんですよ。誰が話してるかすぐ分かるし。ネタ作りやすいし。

ーーーさすが地の文。分かりやすい。ーーー

どうも。ところで何でお前喋るの?ってか何なの?

ーー名前分からないんで今度調べますねーー

ほんと、行き当たりばったりだな、この小説。




「着いたでござる。」

「かかった時間とか移動方法を会話の中にさり気なく紛れ込ませるのが大変なくらい疲れたよ。」

もうメタネタやめにしない?話進まないよ?

「でもこの話で自慢できるの、濃いメタネタくらいじゃん。メタネタから下ネタにする?」

それは正論だけどさぁ……って、だから地の文の話すのやめてってば。

「何を1人でブツブツ言ってるでござる。」

コイツ語彙力無いのか。さっきと全く同じじゃねえか。



「さて、試合の準備が整いました。早速第一試合スタートです!」


私、どうなっちゃうのーーー?






お前も多様性ゼロかよ。

「次から!次から変えるから!」

「何を1人でブツブツ言ってるでござr」

テンプレ?テンプレなの?これ?



つづく。つづくったらつづく。

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