自己解釈
朝早く起きて窓の外を見る
白んだ街並み
目にはまぶしい光
僕は意味を再考する
「幸せってなんだっけ」
熱いシャワーを浴びて
ふと呟いたその言葉
昨日の夜よりも丸みを帯びていて
それだけで僕は満足だった
昼過ぎになってやっと街へでる
アスファルトの道
肌をさす光
頭の中で整理をする
「幸せってなんだっけ」
総菜を手に取って
ふいに浮かんだその言葉
あの日よりかは無彩色な日々も
気が付いたころには慣れていた
日々は変わっていく
そう僕も例外じゃない
だけどそれでも願う
明日もこうやって
平凡な日々が続きますようにと
「幸せってなんだっけ」
街頭の道を取って
ふと浮かんだ疑問も
今は気にならない
どうやったって僕は僕
今を生きるしかないんだ
それだけで十分だった
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