夜更けの帰り

日が落ちて



歩くコンクリートの道

漏れた家々の明かり


線路沿いに影は涙する



時計の秒針が僕を急かして


今日も布団に

体をうずめようとするのだが


届かない”消灯”の文字に

手を振って



諦めて

起き上がるわけだ

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