第14話 告白成功、直ぐ新ヒロイン(笑)
海は、シャルロッタへの告白がうまくいき、王城をいい気分でスッキプしながら移動していた。王城は、相変わらず無駄に豪華だ、海の今歩いている道も、真っ白の広い通路に、真っ赤なじゅうたんが、敷いてあり、綺麗な中庭が、見渡せる。中庭には、真ん中に池があり、枝切職人たちが、管理しているのだろう、植物たちはきれいに整えられている。
しかし海は、気がついてしまった。シャルロッタと付き合うということは、この国の次期王の夫になるということであった。海は、そのことについては若干のめんどくささを感じていた。だから海は、いつかシャルロッタを連れてここを出ていくことを決めた。
「めんどくさいのは嫌だからな…」
海は、独り言を言いながら王城の廊下を堂々と歩き回っていた。海が、なぜ王城探索をしているかというと、シャルロッタが以前までどんなところに住んでいたのか、気になったので、勝手に王城を探索していたのであった。そして、海が王城の中を探索していると突然声をかけられた。
「キサマが鈴木海だな」
「そうだが、何かね?」
海は楽しく散歩をしていたところを邪魔され不機嫌だったが、海に声をかけた人物を見て、少し警戒した。海に声をかけたのは、長くて黒い艶やかな髪が特徴的な顔の整った騎士風の美少女だった。美少女は鍛えているのか、体はの線はとても美しい、胸は美乳だ、そして、尻はキュッとしまっており、かなり美しい曲線美を描いている。
海は、なめまわすように見た後、その息を飲むような美貌に驚いたが、その美少女は、海に敵意むき出しであったため何事かと思う。
「そうか、キサマが鈴木海かでは、シャルロッタ様をたぶらかしていると言うのはお前だな?」
「そうです、彼女募集中です」
海が、適当に合図地を打っていると、黒髪美少女は腰に着けていた剣を抜き放ち、突然襲いかっかてきた。
「覚悟!」
海は、突然のことで驚いたが、体を全体を収納場所にして、相手の襲ってくる剣を収納する。
「何っ!?」
黒髪美少女は、自分の剣が海の体に吸収されたことに驚いた。海は、挑発するように言う。
「それで終わりかね?」
「キサマ~!」
黒髪美少女は、頭に青筋を立てながら怒りと共に、海めがけて、拳を突き出した。しかし海は、持ち前のレベル差で、その拳を右手で受け止めて、そのまま腕をつかみ、壁目掛けて軽く投げた。海は、二の腕の感触を堪能した。
「うあああ!」
黒髪美少女は、円を描き壁に叩きつけられる。しかし、すぐに立ち上がり、また海に襲いかっかてきた。
そして、黒髪美少女は、片足を軸にして、半回転して、回し蹴りを繰り出した。その攻撃をまたもや海が容易く受け止める。そして
「ほう、黒か...」
海は、受け止めた足を離さず黒髪美少女がスカートだったため、スカートの中身をばっちりと覗いた。
「くっ!変態、放せ!」
「嫌だね」
海は、黒髪の女性の足を持ったままさらに上に上げて、じっくりと観察した。
「う~ん、これはなかなか...」
「ちょ、なにしてる!放せっ!お願い、お願いだから!」
スカートを必死で隠し、お願いしてくる黒髪女性に少し萌えた海であったが、流石に可愛そうになってきたので質問をして放してあげることにした。
「君は、一体だれ?なんなの?答えてくれたら放してあげるよ」
「わ、わかったから、答えるから放して!」
黒髪の女性は、羞恥に悶えながら自分の名を名乗った。
「わ、私は、王宮魔道騎士サカナ・タベタだ!」
「ぶっ!」
海は、思わず吹き出してしまった。
「何がおかしいのだ!」
「いや、何でもない...」
海は、名乗ってくれたサカナ・タベタを放してあげることにした。しかし海は、また噴き出した。
「ぶっ!」
「だから何がおかしいのだ?もしかして私の名前について笑ってるのか?」
「いいい、いや違いまぶっ!」
「やはりか、キサマ覚悟しろよ!」
そうサカナが言うと少し距離を取り、手を突き出したかと思うと、そこから火の玉が放たれた。その火の玉は、野球ボール位の大きさで、速さも大したことはない、海は、その火の玉を普通に収納して、返してあげた。
「どうぞお返しします」
サカナはまさか自分の攻撃が返ってくるとは思わなかったので、火の玉に直撃する。
「うべぶっ!」
サカナは丸焦げになった。
「やれやれだぜ...」
海は、言いたかったやれやれを言って、いろんな意味でかわいそうなサカナに超回復水を振りまいた。
「大丈夫かね~?」
「だ、大丈夫なわけないだろっ!何してくれるんだ!」
「いや、もともと、サカナが、魔法を放ってきたんじゃないか...」
「ぐぐぅぅう」
サカナは、変な唸り声をあげて睨み付けてきた。正直可愛い...そして海は前にシャルロッタが言っていたことを思い出したので質問してみる
「君が唯一魔法を使えるていうカレビ帝国の人間?」
「そ、そうだ!」
「で?今のが君の最大の魔法?」
「ち、違うもっとすごいのがある!」
海は、内心ホントか?と疑いながらも、次の魔法を貰ってあげることにした。
「じゃあ、やってみてよ?」
「いいいい、今はMPがないから無理だ、覚えていろ!」
そう言って、サカナは立ち上がり、走り去っていったのであった...
「何だったんだ?」
海は、走り去っていくサカナを見送って、脳内メモリーにサカナの黒い、ひらひらのパンツを保存して、探索を続けることにした...
新規登録で充実の読書を
- マイページ
- 読書の状況から作品を自動で分類して簡単に管理できる
- 小説の未読話数がひと目でわかり前回の続きから読める
- フォローしたユーザーの活動を追える
- 通知
- 小説の更新や作者の新作の情報を受け取れる
- 閲覧履歴
- 以前読んだ小説が一覧で見つけやすい
アカウントをお持ちの方はログイン
ビューワー設定
文字サイズ
背景色
フォント
組み方向
機能をオンにすると、画面の下部をタップする度に自動的にスクロールして読み進められます。
応援すると応援コメントも書けます