【DEI】トランプ大統領に望むこと

 トランプ大統領に、演説の中でぜひ言ってほしいセリフがあるんだ。


「レイシストというレッテルごときで、私を黙らせられると思うな!」




 このセリフ、今まで多くの市井の人々が叫んできたけど、効果がなかったんだ。


 だけど、アメリカの大統領が全米に向けた演説の中で叫んでくれたら、きっとアメリカが蘇る第一歩になる。


 今、アメリカは弱っちくなってしまった。臆病者になった。


 ぜんぶ、このレッテルの仕業だ。


 レイシストと言われたくなくて、アメリカ人は皆、言いたいことがあっても尻尾を丸めて尻込みするようになったんだ。


 アメリカンコミックのヒーローみたいに、弾丸の雨が降っていたってHAHAHA!って笑って突撃するのがアメリカ人のイメージだったのに、今のアメリカ人は尻尾を丸めて怯える痩せ犬みたいだ。誰もかれもが言葉の鞭を怖がってる。ぜんぜんアメリカらしくない。


 日本が憧れたアメリカってのは、弾丸の雨が降ってたってHAHAHA!と笑って突撃する連中だったんだ。怖いモノ知らずなのかと引くくらい、脳天気にも見えるくらい、陽気で強い連中だった。「Take it easy!」って。


 日本で描かれるアメリカ人のイメージはだいたいHAHAHA!と笑うんだよ。

 それが痩せ我慢でもHAHAHA!と笑って引き攣り笑いを隠して突撃するんだ。


 日本人は悲壮感を全面的に曝け出して突撃するけどアメリカ人はジョークを言う。

 そういうのが日本人だとちょっと似合わないから、アメリカに憧れる。



 レイシストというレッテル貼りが横行してる。批判を黙らせて、安全にワガママを言いたいだけのヤツらが考え出した卑怯な手段に、アメリカが屈している。


 言いたいことがあるなら正々堂々と言えばいいじゃないか。批判を食らっても、それを反論で言い負かせばいいだけだ。自分が正しければ論戦にも勝てるはずだ。


 だけど、卑怯者はレッテル貼りで人々を黙らせる方法を選んだんだ。


 卑怯者。

 


 今、アメリカ人はレイシストと言われはしないかとビクビクしてる。


 だからアメリカの大統領が、そんなレッテルなど怖くも何ともないぞ!と叫んでくれたら、そんなレッテルを恐れる必要などない、言わせておけとアメリカ人の多くが吹っ切れたなら、かつての強いアメリカが戻ってくると思うんだ。


 レイシストというレッテルを、無効化できるのはトランプ大統領だけだ。


 健全な議論の場を取り戻してくれることを願ってる。

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