【黒神話】黒神話:悟空、やりたいなー!! 超期待!

 ちょいちょい、中国版西遊記ファンの記者さんとかが堪えきれずに書いてる記事でヒャッホーしていて、それが微笑ましいね。


 そんで日本は堺正章主演で大ヒットした西遊記ドラマを観た人が多いはずだから、黒神話をプレイしても大丈夫な人もそれだけ多いと思うんだわ。旅の後日談ってことになってるらしいんで。懐かしいあのキャラのその後、とか聞けるらしい。


 中国人をターゲットにした作りをしてるゲームだから、色々と説明が端折られているっぽいんだけど、西遊記を見てた人ならだいたい解る作りになってるっぽい。(笑


 どうやら、西遊記本編のお師匠さんとの旅が終わって、天界に召喚された悟空がまたまた反逆して勝手に故郷に帰っちゃった、というシーンを描いていたのがあの「黒神話:悟空」のオープニングイベントだったモヨウ。


 あのバカデカいゾウに乗ってた人(?)は次郎神君と同じく天界のエリートですわな。で、日本人からすると「なんで天界がこんなド汚ねぇことすんの???」という疑問がまず湧いてくると思うんだよね。


 悟空が文句言ってるのがよく解らない、から始まっちゃうと思うんよ。


 六道輪廻で言うとね、天界って実は最高位の世界ではなくて、あんまり人間界と違わんと理解してしまえばあの状況が納得いくと思います。天界の者も滅亡を恐れるし左遷も怖いし、それに伴ういろいろと汚い感情というものが、これは人界と変わらずある、というのが六道輪廻の基本。


 仏の座、と次郎さんが言ってますけども、それでも天界の者は悟りを開いたわけじゃない修行中の身ということになってるんで、つまり悟空も孫行者と言って、三蔵法師の弟子で修行の身なのは変わらんわけです。悟りから解脱に至って、ようやく輪廻を抜けた「アガリ」の境地。六道輪廻はスゴロクみたいな感じ。


 なので、天界と言っても人界とあんま変わらんのが実情なんで、悟空がブチキレるようなことをやって、その理由がなんや理不尽極まるって感じで、それで悟空は呆れ果てて勝手に故郷に帰ろうとしてた、というシーンがあのオープニングですだ。


 オープニングで悟空がブチキレてた、「手下どもをなんで殺した!?」て言ってた、あの手下どもってのが誰を指すのかはまだ不明ですが、ゲーム途中で八戒と合流するらしいから、三蔵法師と一緒に旅をした沙悟浄や猪八戒ではなさそう。てことは花果山のお猿たちのことでは?とかが言われてるようですな。


 あの時、悟空の頭にあった金の輪っか、外してもらったはずだったのに外して貰えてなかったという、騙し討ちで悟空は倒されてしまったんだけど、どうせそんなことだろうと予感してたからコアの魂を6つに分けて逃れた、ということだそう。


 で、天命人(猿?)がその後に生まれて、そのお猿が6つの魂を集めて悟空を復活させようというのが「黒神話:悟空」のストーリーみたいっす。


 その旅の途中で、懐かしい土地を巡り、かつて出会った妖怪とかがその後どうなったとかが語られるという構成になってるそうです。後日談自体も完全な現代の創作ではなく、中華王朝のどこかの時代に編纂されたものをベースにしてるそうで。


 さすが中国四千年。歴史が長いよ。知らんかったわ。(笑

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