【弥助問題】UBIにいったい何が起きたのかを解説
まず、欧米に数年前からWoke運動というものが流行っていた。これを推進していたのが左派で、アメリカで言うなら民主党内の意識高い系区域、という感じ。ニューヨークとか。
背景には移民問題と人種差別問題があり、解決すべき問題ではあるものの、キレイゴトでポーズだけの賛同州に対し、直接被害を受けている州は難色を示していた。
(テキサス州知事が、カリフォルニアにバスで不法移民を大量に送りつけたという事件が起きたことなども有名)
Woke勢は不法移民もウェルカムな姿勢を取っている民主党支持基盤の州が多く、しかし実際の窓口となってしまうのはテキサスなど共和党支持基盤の州が多い。
Woke運動が実質では白人差別の黒人優遇運動、しかも欧米在住の黒人系欧米人限定のものでアフリカなどからの移民には適用されていないことなどが発覚するに至り、この運動への批判が高まる。(他、ジェンダーを未成年に持ち込むことへの是非でも大炎上、批判殺到で、イーロンマスクも反Wokeを表明している)
反動が高まると主義者というものは反対勢力にレッテル貼りを行うのが常だが、通例に漏れず、「差別主義者」だの「極右」だの言い出すが、上にあげた通りで批判しているのはWoke勢以外のすべての層からである。
そこに起きたのがUBIのアサクリシャドウズの問題と、パリオリンピックの惨状だった。現状のフランスはWokeを推進、移民の大量受け入れで崩壊寸前、治安悪化と経済逼迫、医療も警察も崩壊寸前の惨状。他のWoke推進諸国も同様。
UBIに関しては、その数年前からトラブル続きで、セクハラパワハラ問題で有力な社員が大量流出しており、Wokeなコンサル会社と提携、下駄履かせたDEI雇用を推進したせいで更に社員の質低下を招いたと見られている。
二本の新作ゲームを発表するも、先に発売された「無法者達」はスターウォーズの看板を掲げているにも関わらず、ヒットとは言えない微妙な売り上げに留まる。幾重のバグ発覚、過去作使い回し疑惑、アップデートによるセーブデータの削除依頼をユーザーに送るなど問題多発。
これに先駆けて、ディズニーが推していた新作スターウォーズドラマ「アコライト」は打ち切り決定で、スターウォーズ人気の低迷を露呈させていた。(そりゃ売れんわな)
「目覚めたら破滅する」のジンクスは着実に証明され続ける。
韓国発の美尻ゲー「ステラーブレイド」が大ヒット、中国発の「黒神話:悟空」が極大ヒット。時を同じくして大手企業のDEI離脱が発表される。
つまり、UBIは頼みにしていたWoke運動が下火になっていく最中に、そうとは知らずに「アサシンクリードシャドウズ」にポリコレをたっぷりねじ込んでしまった。
後押しになったものはもう一つあった。
「最強の黒人侍弥助伝説」である。
しかし、この弥助もまた捏造された誇張歴史の産物だったというのは、UBIも運が悪すぎる。弥助は侍だったかどうかも解らない、日本人でもほとんどその名を知らない、信長の家来の一人だった。
これは推測だが、UBIが頼った日本文化の専門家はなぜか寺社文化のお稚児さん関連の研究者で、おまけにジェンダー論者だったことから、ポリコレコンサルからの紹介で関わった人物ではないかと思われる。
中心になってゲーム作成に関わっていたのは、カナダのチームで、カナダは世界でもっとも目覚めた国とか言われているらしい。
アサクリシャドウズで使われた設定史料などもそのルートでの入手に限られていたと考えるなら、これまでに発表されたPVでのお粗末な日本文化描写も納得がいく。
日本に在住の、日本人の戦国時代に関する専門家は……一人も居なかったモヨウ。
(なぜ誰一人として日本人の歴史学者がUBIに紹介されなかったのか、疑問が残る)
どこまでも運が悪かったUBI。
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