【弥助問題】箇条書きで要点整理 長いんで分割②
<中盤戦>
●UBIが海外番組のインタビューで答えた「史実に忠実に作った」「日本人も正しい歴史を勉強できるはずだ」などの文言でザワつき始める。ザワ…ザワ…
●UBIの脚本家が要らんことを言う。ゲーム雑誌のインタビューにて「私たちの目になれる日本人以外の主人公が必要でした」と発言した動画が見つかる。
●日本でも炎上開始。日本人では感情移入出来ないから主人公を黒人にしたのか?とツッコミが入る。その後、雑誌側が気を利かせてサイレント削除する。大炎上へ。
●アサクリシャドウズのPVが公開される度に日本と海外で批判が殺到する。
●「弥助は英雄的な伝説の侍だ!」という擁護がたびたび発生し、疑問を感じた有志によりロックリー氏のトンデモ本が発覚。
●PVのアラ探しも始まり、次々と新たな問題が発生。東大寺の六角灯籠や二条城の重要文化財画像など、使用に許可の必要な素材が発見され、問い合わせにより無断盗用が発覚。
●炎上事変が巻き起こる最中、日本語版Wikipediaで改変合戦が勃発。英語版Wikipediaでも改変が起きているか確認される。最終的にはLockが掛かる。
●時を同じくしてロックリー氏の著作が、鳥取トムによってWikipediaで歴史捏造に利用されていることが発覚。鳥取トムがロックリー氏と同一である疑惑も発生。
●ロックリー氏関連の繋がりに左派系の移民問題NPO関係者が多数連なることも判明。某Colaboなど世間を騒がせた団体などとも繋がりが判明。弱者ビジネス疑惑。
●海外擁護勢主力の言い分:「日本人は批判していない!」「なりすましの白人男が黒人差別をしている!」「弥助が主人公なのを批判するのは黒人差別!」「ゲームはフィクションなのに真実性を求めるな!」「日本もデタラメ設定で創作してるくせに!」
●日本国内外批判勢の言い分:「明らかな日本人蔑視なのにポリコレのダブスタだ!」「署名で示さないと日本人が声を上げていることさえ黙殺するだろ!」「弥助が侍だという史実などないのに捏造歴史で日本叩きをするな!」「捏造歴史で日本人を黒人差別史に巻き込むな、無関係だ!」
●海外の主要SNSに出掛けて、英語で問題の指摘をしていた日本人たちに「白人の成りすましだ、日本人はこのゲームに文句など言っていない!」とニセモノ呼ばわりをされて日本人勢がブチキレ。
●UBIのCEOが要らんことをインタビュー動画で上げる。「人種差別主義者の批判には屈しない!」「日本人差別の言い訳に黒人を盾にするな!」の反論を食らう。
●満を持しての弥助ソング、「弥助やないかい」がリリース。一気に世界へ拡散。
時系列は前後したり抜けていることも多々あると思いますが、中盤戦はここまでで。
弥助が日本で拒否されたのは、アサクリシャドウズのあの弥助が初めてです。
今後も恐らくはタブー視されると思われます。その理由は、「日本人を蔑視することの正当性として弥助に関する捏造された歴史が道具化され、悪用される可能性が可視化された」ことによります。
日本人は言語の壁のため、海外情勢を正しく把握することが難しく、まさか弥助の存在が一部の外国人にとって、日本人を差別する正当な理由として使われるという、道具化が起きているとは思っていなかったのです。
のほほんと、「IF」の歴史として「弥助がヒーローだったら?」という想像を日本人は楽しんでおり、それを黒人コミュニティとも共有できるだろうと愚かにも夢想していました。それが日本の創作における弥助の活躍です。
日本人は甘チャンだったのでしょう。我々日本人は差別される側でした。
目覚めさせてくれてありがとう。(皮肉と解らないかもだから明言しないとね)
双方、冷静に考えて欲しいのは、この問題もまた「電車の痴漢問題」と同じだってことですよ。
問題なのは常に「
本当の差別主義者や扇動者は、物事の本質を「細かく分けて解析していく」ことではなく、「感覚的な大きな括りにザツな新造用語を貼りつける」ことで自身の偏見を正当化するからね。この新造用語は人文科学に多い。
世間の空気だとか時代の常識だとか、それは解析者の感覚や感情に左右されがちで史学というものも同じように、論者の人格は排斥されねばならない分野なんだよね。これは昔の私小説だとかの小説技法でもよく言われた話だから、小説を探求したヤツならピンとくる話だったりします。自分をいかに殺すかからしか始まらないの。
今、アサクリ問題はゲームを離れたところで露骨な日本人叩きに様相を変えた。
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