誰かが貴方の感情を操作して貴方を差別者に仕立てている

 欧米に住む黒人の中にはかなりの数、日本人が嫌いだという人がいるという話を、ここ数週間のアサクリ問題で知った。


 この黒人さんたちに限らず、誰か、あるいはどこかの集団が嫌いだと思っていたら、よくよく考えてみることをお薦めする。


 その誰かや集団のことを、なぜ嫌いなのか。ちゃんと理由があるだろうか。


 明白に害を及ぼされているのか、実際に会ってみての感想なのか、それとも漠然としたイメージだけで、実際には会ったことも伝聞の真偽も解らないことなのか。


 誰かに悪感情を抱いている時、その理由が漠然としていたり、伝聞からだったりした時は、その感情が操作されたものだということに注意しないといけない。


 テレビ報道で、YouTuberの言動で、雑誌で、新聞記事で、教科書で、…これらは「伝聞」だ。真偽を確かめないと、誰かが貴方の感情を操作しようとしていることがある。


 伝聞には気を付けないといけない。


 知らず知らず、貴方を謂われのないことで誰かを差別する、差別主義者に仕立て上げることがある。


 伝聞メディアが誰かについて報じている時は、そこには意図がある。




 誰かの悪事を伝えようとしているか、自らが悪事を企んでいるかだ。


 その悪事に唆されるマヌケになるほど腹立たしいことはないんだから、真贋はよくよく見定めた方がいい。

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