差別構造は階層であり、被差別者が差別者になりがち
批判的人種理論とかいうのがあるそうだ。トンデモヘリクツ。(笑
『第一に、あらゆる白人は、白人優越主義により有利な立場にあることを認め、自分たちが非難に値することを受け入れなければならない。そうでないとしたら、それは「白人のもろさ」のためだ。つまり、人種差別に加担していたと教えられた時に白人が示すと言われる本能的な自己防衛である。第二に、なかには個人的にこれまで差別をしておらず、人種による区別のない法や施策を支持してきたという白人もいるかもしれないが、そんな言い訳は許されない。なぜなら白人の集団的行動が抑圧的だったからだ。』
日本でも唱えてる人がいるらしい。
『マジョリティの特権を可視化する ~差別を自分ごととして捉えるために~』
だとか言う具合。
んでもさ、この上記の提言、これの「白人」を「黒人」に変えて、相手を「アジア人」に変えたらそっくりそのまま被差別者のはずの黒人に還っていかんか?
なんなら、日本に原爆落とした時の罪も、アメリカルーツの人は全員逃れられないということにならんか? 大量虐殺だぞ? 人体実験だぞ? 加担しましたということになるけど、いいのか、これ?
反省の弁とかぜんぜん黒人さんから聞こえてこねぇけどさ。他人事?
当時、黒人には政治に口を出せるような権利は与えられなかった、とかいう、本当なら真っ当なはずの言い訳すら、この提言では「言い訳をするな!」てことになるんだけど。アメリカ人だというだけで、事実上、その責任を負うとは到底思えない人々までぜんぶ巻き込むんだけど。頭の悪いヘリクツだって解らないのかねぇ。
だいたい、黒人さんらは自分たちが奴隷にされた原因の一端は、同じ国の黒人さんたちじゃん。違う部族だったりで敵対した同国人に売り渡されたのが史実じゃん。
そんで、本国の黒人さんたちは売られた方の黒人さんたちを完全に蔑視してるらしいじゃん。そっちの意識をどうにかするのが何よりも優先するべきじゃないの?
なんで白人ばっか攻撃して、祖国にある蔑視は放置するんだよ。リクツが通らないだろ。オマケに無関係のアジア人はより激しく攻撃するとか、イミが解らんわ。
本当の大元は、祖国の同胞たちの差別意識だよ。だから、このヘリクツはただのヒステリーだ。ガス抜きを正当化するためのヘリクツで、本当に立ち向かうべき相手はアフリカ本土にいるのに、金儲けの活動家たちも知ってるくせに、そっちには行かせずもう一端の「買い手側」である白人ばかり責めさせてる。
「売り手側」であるアフリカ本土にまず言えよ。カネにならんから活動家は別の方向ばっかに顔を向けさせてる。でもそれは八つ当たりでしかないから、根本的な解決になんかならないし、心の奥深くでジクジクと膿んでるモンは治らないよ。
そんで日本のいわゆるオタク趣味界隈の人々の間に、UBI絡みで「フランス人は日本人差別しとる、好意的なフリしてるけど裏は悪意満載。」とかに塗り変わってきてるよね。これは本当にすごい勢いを感じるよ。
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