大谷選手の通訳水原氏の賭博解雇について…

 いや、ぜんぜん知らんくて、韓国での試合でまったく映らないからヘンだな、くらいに思ってたら、その翌日ですか、ネットニュースで初めて知ったと言うね。(笑


 最初はさ、ドジャースに移って何日目? みたいなコトの方が強くって、いや、ドジャースの本拠地ってどんだけ治安悪いねん、て風に思っちゃった。だって、前のトコではそんなん聞いたこともなかったし。


 だけど、その後に色々と詳細を探してみたらさ、どうも三年前くらいから野球賭博に嵌まっちゃってて、FBIにも目を付けられてるような札付きの胴元と懇意になっちゃってたらしいね。その胴元から辿って、今回の逮捕だってさ。


 これ、日米で微妙に社会常識が違う部分ってのあって、それが、大問題に発展しちゃったらしいよ。


 日本じゃ、借金の肩代わりってのその原因なんか不問なのが当たり前だけど、ほら、親がさ、子供のバクチの借金肩代わりだとか、よく聞く話じゃん。


 だけどアメリカじゃそれやると疑惑が掛かってきちゃうんだってさ。


 最初の水原氏の証言では、大谷選手が借金を肩代わりしたんだかしようとしたんだかで、ここに日米の意識の違いが出てしまってたんだなぁ、て感じよな。


 もう二度とギャンブルしないことを条件に貸そうとしてた、て…




 ほんと、日本だったら涙を誘う感動秘話なのに。

 場所が変わると常識も変わるね。





 実は肩代わりじゃなくて本人がやったんだ、みたいな見方をするらしいよ、アメリカでは。日本じゃ親が肩代わりとかよく聞くもんだから、そんな穿った見方はむしろ「そういう見方もあるか…」て目から鱗なんだけどね。アメリカじゃそっちの見方の方がデフォらしいんで、これも文化素地の違いなんだろな、と思う次第。


 大谷本人が怪しいとかの話も聞くけど、どうなんだろね。私としては、野球人生最優先で優勝しか見てない人間である大谷選手が、賭博に興味あるとは到底思えないけどなぁ。


 違法賭博、違法賭博、いうてるけど、アメリカじゃ同じ野球賭博なのに胴元によって違法だったり合法だったりっていう面倒な状況にあるんだってさ。…二人とも知らんかった、という線が濃厚よな。


 もうさ、ホワイトハウスの掲示板にでも貼っとけってのよな、認可済み業者名簿。


 そんでさ、よくは知らんけど、野球選手は野球賭博禁止なのな。でも通訳だとどうなるの? ていう問題はある。こんなん胴元が唆したってケースまで思い浮かぶわけで、ほんとどうなってんだろねぇ。


「ウチは認可取ってる合法の胴元ですよ、通訳なんだし選手だけだよ、禁止になってるのは。」とか何とか言われりゃ、もともと依存あるんだし、手ぇ出すよねぇ。おまけに、賭博したヤツに賭博の穴埋めでカネ貸したヤツも犯罪、てほんと、どうなってんの? て感じよ。


 娘さんが賭博で借金こさえてさ、親が肩代わりで済む話が身売りしちゃうんか? とか、なんかここのあたりがアメリカ文化すっきり理解できねぇわ。(解らん…


 これ、日本的感覚なら身売りとか破滅させるくらいなら、ていう再度のチャンスを与える的な思考回路だけど、アメリカは違うんかねぇ。日米の感覚の差だろかねぇ。



 日本だとさぁ、賭博した本人の責任以外に、借金肩代わりの責任なんて「なんじゃそりゃ、」な話なんだよなぁ。アメリカはそうなのかぁ…、ていう感想ですわ。


 もし、ホントにカルチャーギャップが原因だったら、流行語になりそう。(笑




 これが法律になってるってのが、アメリカの理解できんトコよな。親しい人間の心情としてはさ、肩代わりしてもそれがまた賭博で溶けるなんて、折り込み済みでさ、だけど一縷の望みに賭けるとか、出来る限りの手は尽くして助けてやる努力ってのの一環と数えるわけよ、だから日本の法律はそんなの作んねーじゃん、個人の自由裁量だ、つって。…そんなトコまで縛るんだぁ、て、すごい驚いたわ。

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