東浩紀氏がAIのことで専門的知識の対談やったの観た。

https://www.youtube.com/watch?v=HVS55yAjNKE

『【落合洋一】東浩紀に異変?「最近もう疲れた」――』


 AIのことで、なるほどなーと思う意見が出た。「人間は相手が人間じゃないと許せないのかも知れない」てヤツ。なるほどー、て思った。


 AIが技術的にどんだけ進もうが、AIであるから、いわばAI差別みたいな感じは起こり得るよなぁ、とは思う。SF作品でも昔からあるし。私的には、たぶんさっさと方向転換してヒトガタ禁止にしちゃって終わるだろう、とは予測してるけど。(笑


 だって喩えば、人間のやる仕事をさせるにしてもそれをヒトガタでやる必要性はないもん。動物の森というゲームでだって、喫茶店のマスターはハトポッポだ。(笑


 これを何がなんでもヒトガタでないとダメというのは、恐らくは性産業だけなんで、こんなもんは許したらど真ん中の差別と搾取が発生するの見え見えだから、それに至る前に問題が表面化すると思うし、問題視されたところでストップするだろう、てのも思うんで。地下に潜るよねぇ。で、後は現在ある問題まんまコピーだよね。


 それは見方を変えれば、ヒトガタだから気付ける差別心を見えなくする処置ってだけで本質の問題解決にはなってないけど、それはそもそも差別問題ではなく区別と差別は違うのか問題になって、動物と人間は区別するもん、じゃあどこまで動物だよ喋ってんぞ、てトコでどんどんズレ込んでいく問題だからさ。(笑


 それの答えは、あらゆる問題はクラウド状にぜんぶ繋がってるってコトを実感して諦観に陥るって到達点しかないもんねぇ。回答に辿り着くには時間がねぇ、て。


 ロボットがヒトガタである必要はどこにもない、というトコを認められない人は固定観念に囚われていると思うんよな。飲食店のウェイターウェイトレスは猫の方が合ってたじゃん、て。他の業種もたぶんそうだよ、うん。人間と同等の知能もたぶん必要ではないよ、専門職なんだから人格さえ要らない。


 で、AIが人間を模倣する必要性ってのがさ、そもそもでそんなもん要るのか?てトコの疑問がそのうち出てくるんじゃないかとは思う。AIに自律性を持たせるって言うと固定観念で人格=人間、てなるのがさ。別に猫でもいい、というより猫の方が人間には都合がいいのはもう答えが出ている。人間にする意味がない以上、禁忌にした方が平和そうなら、それは机上の空論から出さない方がいい。


 現在、AI搭載のロボットで成功してんのは動物の意識に近いレベルのもんだけと思う。逆に言えば、それ以上に成熟した精神性を持つ機械が必要となるか、というポイントが議論されてないとも思う。人間に置き換えたいのか、人間の補助なのか、ここのスタンスで変わると思うけど。


 逆に、「何が出来たら人間と言えるのか」のポイントがさ、明確にもされてないんじゃないかなという印象はあるよね。漠然としか解んなくて、不気味の谷現象とかじゃない、人間を研究しないと出てこない答えがないとそれ、比較も出来んでしょ、て。


 人間とは?の答えが出てないのに、それに合わせたAIとかって本末転倒というか…


 逆説的に、人間に近付けていったAIから人間とは?を見いだそうとしてるんだろうけど、それはそれで、人間に近付けていってるつもりでもそれどう証明するんや?て。



 AI実験で言えばさ、私が興味あんのは、AI戦争だ。AIのゴミミーム攻撃に晒された学習型AIはどう対抗するのか?てあたり。絶対起きるからその前に誰かやらんかな、て。

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