「トランス女性は女ですか?」→「NO、病名です。」

「トランス女性は女性だと思いますか?」という質問をぶつけてくるヤツらがいる。


 これに対してまっとうに「肉体的性別は明確だ、」と回答すると、


「それはトランス女性は女性ではないと言っているんですね?」と、こうくる。


 バカなの?(嘲


 差別に対して差別反対の活動をしている者がその差別における最高レベルの差別者である、てのはそろそろ白日になりつつあるけどさ。



 トランスの人というのは、「肉体の性別と内面の性別が一致しない人」という意味じゃないか。「トランス=肉体の性別と内面の性別が一致しない人」だよ。それが定義だ。


 だったら「女」というのは「肉体の性別と内面の性別が一致した人」になるんだ。


 これを覆したいなら、まず「トランス」の定義を変えてから来い、てことだ。「トランス」を前提に出した時点でトランスの定義の対が「女性」の定義に確定するんだからさ。前提条件で変わる事例をわざわざ出してきてさぁ。




 ……呼び名を変えても同じことだよ? 結局のところ、「肉体精神一致タイプ」との差別化からトランスの人々への定義化の思考が始まっているんだから。


 つまりそもそも「トランス」というのは病名を示すんだ、てことだよ。


 その根源を変えるトコから始めないでズボラをするから混乱したままなんだよ。


「ジェンダー」というのがそもそもは「否定すべき定義」なんだよね。根絶すべき定義の名前であって、なのにそれを広めて定着してるわけだよ。矛盾してる。


『ジェンダーとは社会的、文化的に作られる性別のことを指し、いわゆる男性らしさ、女性らしさと表される性差のことを言います。』て、この書き方からして、悪しきことだから否定しないといけません、と言いたげなのにね。


 だからトランス女性は、トランスもジェンダーも取り払ったただの「女性」と表されるのが正しいのだ、という思考から来てる運動なんだろうけどさ。


 定義の中に「肉体と一致」することが含まれているじゃないか。ここを取っ払いたい、ということならもはや性別そのものの定義がなし崩しになる。


 だけど、そうしたら残るは「生物学的定義」だけになるんだよ?


 これは消えようがないもん。


(ノンバイナリーとか名称付けてるけど、それが「女」の対であり、それを名乗る人は「ノンバイナリ-」であって「女」とは定義上では区別されるんだよなぁ。どこまで行ってもその繰り返しにしかなりえないのにさ。心体一致かそうでないかを軸にしてたら堂々巡りしかしないよ)




 結論ありきで意見を述べたり、対話をしたりしてたら、思考停止に陥るよ?(笑


 欧米の討論番組とか見てるとさ、インタビューのカタチを取りつつ結論ありきで誘導しようとするのよくあるけどさ、インタビュアーが思考停止でインテリジェンスにおいて頭打ちの状態に陥ってる姿を晒してるの、年代を追うごとにだんだん悪化してるよね。イデオロギーをマニュアル化して指示待ち人間みたいになってる。自分で進展させる能力を失っているのかとか疑えて、なかなか興味深いもんがあるね。


 知性が成長を止めてる姿がとても興味深い。人間、足踏みするんだよ。うん。



 陰謀論的にはさ、新しいタイプの愚民化計画が進行してるのかも知れないと思う。

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