神代文字はどこへ消えたのか?

 少なくとも江戸中期あたりまでは割と知ってて使える人が多かったんじゃないかという気がするこの謎の文字なんだけどさ。


 だって神代文字で書かれたお札とかフツーに各地の神社に奉納されとるやん。紙漉きの技法がない時代には紙に書いた神代文字は残ってないはずやぞ、て。


 これさ、例えば戦国武将とかは花押っての文末に付けたりするじゃん、あの特殊な文字はそれ専用じゃん。それに仮名文字とかでも平仮名とかカタカナとか、今でこそその独特のルールは忘れられてるけど、本当はさ、ちゃんと使用用途が決まってたんじゃない? 適当に混ぜていいモンじゃなかったけど、二千年もしたらルールなんかテキトーになっちゃって、一番特別なモン以外は杜撰な扱いになったんじゃない?


 つまりさ、最上級に大事な文字とされたのが神代文字で、特別な時にしか書いちゃいけないとされてたとかじゃ? 神との契約時にしか使っちゃいけない文字だった、とかでさ。だから書ける人とか、教えてもらえる人も決まってて、身分制の上位者とかではない特殊なルールで伝授される人が決まっているとかっていうのがあったんじゃないかと思うんだよね。神社に多々残ってるってそれしかねーやろ、普通に考えて。


 だいたい、秘伝のナンチャラとかにしたヤツほど、喪失してくんだよね…

 皮肉だよね。


 んで、取って代わるように漢字が広まってるけど、日本人の性質なんか今とさほど変わらんのだから、そんなもん、バイリンガル気取りのエエ格好しいが流行っただけやろ。何より仏教が大きかったと思うんだよね、向こうの書物を読む必要性で、習わなきゃ始まんないじゃん。必要性にかられて以上の理由なんかないよ、その扱いについてをよくよく考えてみたら。崩したり読み替えたり、アレンジがしがし入れてかなりゾンザイに使ってんじゃん。一子相伝扱いの神代文字とのこの差、てヤツよ。


 でも皮肉なことに、そういう普段使いに耐えるモノほど普及すんのよな。(笑




 今流行ってるお絵かきAIだってさ、アレ、AIが描いてくれたって何の価値もねぇんだよ、人間サマが描きたいと思ってる線を予測してサポートする思考にだけ特化すりゃいいのに、なに余計なこと考えてやがんだよ、この役立たず、て状態だからあんま普及しないんだよ。お前が考えたお前の絵なんか要らねぇんだよ、て人が大半なんだよね、需要的には。(笑


 AIにまず求めることなんざ、創造的なコトじゃなくてサポートだからさ。


『このひょろひょろのライン…マスターは、本来こういうラインを引きたかったのでは?』という推察をする思考を求めてんのにさ。


 AIさん、この先進化するならぜひそっちの方向性でおねがいしやす!(笑


 まずは手軽なトコで「誰でも達筆AIくん」とか。なぞるだけで印字のような美しい文字に修正してくれるサポートAIくん。しかもアナタの個性は残します!(笑



 ところで、

『殷元これ倭国なり』の記述って、ガチの話なのかなぁ。

 喜界島大噴火はアカホヤの大噴火とも言うんだってね。縄文文明が2万年前からなら、余裕で全文明の祖だけどなぁ。いや、事実は小説より奇なり、か?(笑


 いや、四大文明って言ってる文明より先に他の文明の痕跡があるんだっけ。

 真実の古代史、なかなか楽しそう。

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