少子化の原因は、「性への忌避感」だろう
トルーマンの言葉をこないだ晒したったけど、あれ読んでふと気付いたことがあるんよ。「あれ? これって、少子化と繋がってないか?」て。
セックスを解放して、とトルーマンは言ったけど、ねじれた解放をしてくれたんだよね、あのオッサン。
キリスト教的価値観での、性の忌避を植えつけた上での、性の解放っていう。
もともと日本人には性に対する忌避感って無かったはずなんだわ。すごく大っぴらで、実は女性に対してもあんまり貞操ってのなかった。てか、貞操ってのが今伝わってる意味とかなりズレがあるんじゃね?
あれは「アテクシ、安売りはしませんことよ?」の意味であって、宗教的なタブーだのは結びついてない、原罪だの何だのは無関係の、「超打算的駆け引き」でしかない価値観ってトコがミソよな。
だから、打算と駆け引きでしかないから、性行為自体は「恥ずべきものでも何でもない」ってトコに帰結するわけでしょ?
ところが、これが宗教に根差した原罪だのと結んじゃうと、とたんに汚いものとか恥ずべきなんてオプションがくっつくんだよ。
「自分で決めたことだから、セックスしねーんだよ、ボケが」て自立が、他者の命令に化ける。自分の矜恃で、操を立ててるんだから、これはプライドの問題であるよ?
宗教絡んでのタブーとなると、それは他者の命令に化けるんだ。所有物と成り下がる。「だれそれが決めたことを私は守る」…おかしな話だろが。それも自分の身体の決定権をだ。
これが世界と日本との差というか、世界標準の女性差別と日本の女性差別が、ズレる原因にもなってそうだよね。
仏教も、日本に入ると独自進化しちゃってベツモノになるってくらいに、日本は独自の価値観でガラパゴスだからさ。
んでだ、西洋的宗教密着の原罪からくるタブー感ってのは、性行為に対して忌避感を植えつけるでしょ? 汚いもの、恥ずべきもの、て。日本の古来だとこれは打算とか駆け引きで、宗教はむしろそっちを嫌ってた結果だよね。純粋であれ、みたいなさ。
そんなムチャ振りするから、教義が細かいトコみると破綻する結果になったんだと思うんだけども、たぶん原始宗教のうちにはそんなの無かったと思うんよな。権力者に利用されるようになった時に、それは組み込まれたもんでしょ? だから、権力とは離れた今だと、もう是正した方がいいヤツだよねぇ。
まぁ、なんかグタグタになってきたからもう終わる。イベント始まるし~。
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