阿部さん殺害の犯人、まだ嘘ついてる…

 前の供述は、行動と言動が一致しなかった。


 今度は、言動と動機が一致していない。まだ嘘をついてる。


 前の供述だと、「教団への恨み」で、「教団を狙っていた」が、「偶然で阿部さんに変更した」というものだった。


 それが、用意周到な準備と武器のチョイスでボロが出た。


 最初から阿部さん狙いだったと判明した。一年前から準備していたと。だが、そうなると今度は動機がチグハグになる。阿部さんを狙うのと教団への恨みが一直線で繋がらない。


 頭のおかしい犯罪者は飛躍したことを考える、などという説に誤魔化されると思うなよ。統一教会は韓国系のトコだ。ここ数年来で急激に悪化した日韓関係で、どうせ教団内部では阿部さんや麻生さんのことを扱き下ろしていたんだろう?


 それを真に受けたんだろうさ。だから慌てて教団員じゃないなんて、釈明会見をして、えらく素早かったんだろ? そして会見内容もどうせ嘘だろう?


 だが、教団が特定個人を誹謗中傷なんてのは、創価学会ですらやってることだから、それが原因だなんて言わないし、遠因ではあるだろうけど処罰対象となるほどのことでもないとも思ってるよ。批判はされるだろうけど、言論の自由の範疇だ。命令したわけではないなら、教唆などの罪にも問えないだろう。


 ヘイトクライムがいけないのだ、と短絡思考では直結してしまうんだろうが、これは逆に悪手になる。教団やセミナーなどの閉鎖空間内でヘイトが醸成された時に、これをバッシングする動きが出ても、規制などを設けてしまえば、逆に批判の空気の方が萎縮してしまうだけで、ヘイト自体は地下へ潜って肥大化するんだから。


 閉鎖空間という安全な場所を作ってやるようなものだから、ヘイト規制は逆効果にしかならないんだ。それは言論の自由を制限するやむなき事情には当たらない。だからヘイト規制だのを反対するんだ。長い目で見れば、効果がないばかりか悪影響だからだ。


 人の話を真に受けて実行に移すヤツの行動を、外部に働きかけて制止するなんて、よく考えてみろ、不可能だぞ。すべての事柄を規制でもすんのか。こんなヤツ、何かの要因さえ出来てしまえばそれが何であろうが必ず実行したんだよ。


 人の要求はエスカレートする。黙らせることに成功したら、今度はその範囲を広げようとするだろう。それに、背後の知れない団体から出た規制案などはよほど吟味しないと裏に何が隠れているか…、昨今の政府官僚に肝に銘じてほしいのは、「人を見れば泥棒と思え」の格言だよなとつくづく思うんよ。






 ぜんぜん別の話だけど、西側諸国と中国ロシア連合みたいなカタチで、世界をブロック化して切り分けようという企みが出てるというのを常から書いてるけど、ふとね、「ああ、これは不良債権を中国に押しつけようってハラか、」と気付いたよ。


 スリランカがロシアに石油とかの援助要請をしたけど、これ、かつてアフリカ大陸を丸ごと世界経済から切り離した時みたいに、不良債権化してる常時破綻国家群とかを、ならず者国家でこれまた世界の問題児である中国ロシアと抱き合わせにして、経済の中枢ブロックから切り離す算段なんじゃね?


 ヨーロッパと、ロシアとを切り離して、中国と日本を切り離して、優良債権である健全国家だけは英米ブロックに組み込んで世界再編を狙ってんだろ?


 焦りがあんまり無いのは、こっちは切られる方の国民じゃないからだね。納得。

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